2001 サンセール
同じ品種のブドウを違う場所で造るとまったく違った味わいになることがあります。ロワールで造ると大体の品種が酸のしっかりした軽やかなタイプに仕上がります。地域独特の品種がありますが、あっちこっちで造られている品種もあります。例えばシャルドネ!ブルゴーニュで昔から多く造られてきましたが、醸造で色々と変化させることができるので、世界中に広がっています。フランスだけでなくイタリア、スペイン、オーストラリア、アメリカ、アルゼンチン、チリなどなど、最近は日本でも。まさに引っ張りだこの品種です。
この赤のサンセールもブルゴーニュのほとんどの赤ワインに使われているピノノワールで造られています。世界中で造られているこのピノノワールもロワールでは、色もあまり濃くはなく重くもなくエレガントに仕上がっています。夏場の赤にはとてもいいですねぇ!でも7年を経て少し熟成した雰囲気もあり、造り手の良さも手伝って、熟成したブルゴーニュに近いイメージがあります。これで手ごろな価格だと嬉しいのですが・・・
« 2001 アンジュ ヴィラージュ | トップページ | 1987 ボンヌゾー »
「VinBlanc」カテゴリの記事
- 2014 コルトン シャルルマーニュ(2020.12.11)
- 2011 バタールモンラッシェ(2020.02.26)
- 2013 コルトンシャルルマーニュ(2019.10.28)
- 2011 コトー・ヴァロア・アン・プロヴァンス クララ・ルア(2019.05.10)
- 2016 ソアヴェ クラシッコ(2019.02.15)
コメント