1988 ディアマン ロゼ
日本人にとっての桜のイメージって、散り際が美しいと言いますが、私は開き始めた桜の花が好きです。咲き始めた桜の花の芯は結構濃い赤色をしているって知っていますか?この色は咲き始めだけです。開くにしたがって色は淡くなり散り始めるころにはなくなってしまいます。皆さんもよく観察してみてくださいね!先日の桜はとっても素敵でした!やっぱり好きな人と見るのがいいですね!TDRのようにアメリカンに管理された美の中にも日本の自然の美がちゃんとあるんですね!
もう一本のロゼのシャンパーニュです。こちらは、アッサンブラージュではなくて、マセラシオンで、造られているようです。マセラシオンは果皮を漬け込むことによって色をつけます。赤ワインを造るのと同じです。ただ、漬け込む時間が長くないので赤くならずにロゼになります。時間が長いほど色が濃くなります。このシャンパーニュは、マセラシオンで色をつけたロゼでしょうね、マセラシオンで造るのは、手間が掛かるので造り手はあまりやりたがりません。1988年すでに20年経った熟成で、色はオレンジ色、泡もしなやかで落ち着いた細かい泡がチャーミングです。味わいは、柔らかく広がりを持って穏やかに心にしみてきます。昔、ある有名なソムリエと某ワインバーで飲んだ熟成したロゼ・シャンパーニュが、あまりにもすばらしかったので・・・熟成したロゼ・シャンパーニュの魅力ってなんて素敵なんでしょうか・・・
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