NV エリックロデス ノンドゼ
もう5月ですね!お花の時期が終わりどんどん緑が濃くなっていきます。爽やかな季節・・・素晴らしいですね!シャンパーニュの中でも季節があるように思います。春はマロラクティック醗酵をしていない華やかで爽やかなタイプ。夏は甘味を感じさせないシャープで切れの良いタイプ。秋は豊かな広がりのコクのあるタイプ。冬はほのかに甘味のある気持ちを温かくしてくれるタイプ。季節に合わせて、シチュエーションにあわせて、シャンパーニュを楽しみたいですね!
今私を支えてくれている大切な女性がプレゼントしてくれました。6回に分けて来るそうですが、最初の一本が来たので早速一緒に飲みました。1月27日のブログに書いたものと全く同じエチケットですが・・・中身は少し違います。後ろにこのワインの素性が語られています。後ろには、NonDose:ExtraBrutって書かれています。でも、ちょっといじって表にExtraBrutの表記をコラージュしてみました。通常のブリュットのようにドサージュをしないで、葡萄の持つほとんどの糖分をアルコールに変えた極辛口です。あまり見かけられないタイプでして、造り手は造るのを好みません。なぜかというとコクを出すのがとても難しいからです。糖分を加えると容易にコクと広がりを加えられますからね・・・飲んでみると、華やかな香りもありますが、ミネラルの香りが豊かに感じられます。味わいは、甘味はほとんど感じられなくてシャープですが、程よいコクがあり、余韻も長めです。いつものワインショップで、それぞれの造り手にノンドゼを造ってもらっての6本のセット!(http://www.winegrocery.com/fs/winegrocery/1384/7649)12月まで後5回楽しめそうです。ついでに、澱を抜き取る作業をデゴルジュマンといいますが、2008年の7月に澱抜きをしたと入っていますね!(Degorgement Juillet 2008って入っています。)澱が入っていると酵母に由来する香りが付いたりしますが、澱を抜いた後は穏やかにワインだけの熟成を始めます。とても重要な情報です。時には日にちまで入っていたりもします。よろしかったらシャープなシャンパーニュの逸品を皆さんもいかが?(なんかコマーシャルみたい・・・)
« 1995 シャトー・オーブリオン | トップページ | 1976 シャンボール ミュジニ レザムールズ »
「Mousseux」カテゴリの記事
- 2012 ランスロ ピエンヌ マリー ランスロ(2020.12.10)
- 2013 アンリショーヴェ ミレジム キュヴェ ノワール(2020.12.09)
- 2013 アンリショーヴェ ミレジム キュヴェ ブランシュ(2020.12.08)
- NV メアリー スチュアート キュヴェ ド ラ レーヌ(2020.12.07)
- 2004 シャルルエドシック ブラン デ ミレネール(2020.02.21)
コメント