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2007 アンドリュー リースリング

2007andlauriesling 京都のお寺といえば、随分と昔に行ったお寺に久しぶりに行きました。成人式の日に良くTVに出てくる三十三間堂に30年ぶりにお参りしてきました。成人式の日に通し矢で有名ですね。修学旅行で行った方もおられることと思いますが、まさに壮観と言える1000体を超える仏様が並んでいるのは三十三間堂を置いて他にはないと思います。仏様の中に想う人の顔に似た方が必ず居られるそうで・・・私の想う人に似た仏様も居られたような・・・御本尊は十一面千手千眼観世音菩薩様(略すと千手観音様です)です。他にも二十八部衆に風神雷神など、もう仏様のデパートみたいに品揃え抜群!(なんか罰当たりな表現ですがお許しくださいね!)前回の東寺と同じく、ここでも心が洗われるような空間が存在して、本当に素晴らしいですね。荒んだ現実の中で心が萎えたリ傷ついた時はやっぱり、そうだ京都へ行こう!ですね。

私の大好きなアルザスのワインも、このところの湿度の高い暑い時などは、心を癒してくれる存在の一つです。リースリングは、シャルドネやソーヴィニオン・ブランと共に世界的にも栽培面積が多い白の品種の一つです。最近のオーストラリアでは、しっかりした重みのあるワインに仕立てられていますが、もともとは涼しい地域でも良く実る品種として、ドイツやアルザスで育てられています。アルザス地方でも造り手によって、多彩な味わいにしたてています。マルク・クレイデンヴァイスもしっかりした造り手で、このアンドリュー・リースリングも良いできに仕上がっています。色合いは、緑色の入った淡いレモンイエロー。香りは、柑橘系の爽やかな香りと共にミネラルの香りがしっかりしています。味わいは、爽やかな酸味の中に苦味がしっかりして心地よく感じられました。温度が上がるにしたがって、どんどん華やかで甘い香りが立ち上がり、それと共に味わいも豊かな広がりを見せてくれました。アルザスのワインはやっぱり素敵です!

1993 モエエシャンドン ブリュット アンペリアル ロゼ

1993brutimperialrose 皆さんは京都のお寺へ行ったことがありますか?つい最近になって初めて行ったお寺がありまして、先日京都の南西の方にある東寺に行きました。初めて行ったのは、今年の冬にただ横切っただけですから(一応お参りはしました)、実質初めてでした。東寺と言えば五重塔で有名ですが、他にも素晴らしい建物や仏像がたくさんありました。ちょうど蓮の花がたくさん咲いていて、お庭も素敵でした。この東寺の建物の中では江戸時代の五重塔が最も新しい国宝で、それ以前の桃山時代の金堂や重文で室町時代の講堂があります。仏像のいくつかは平安時代から受け継がれているものもあって、改めて京都は歴史ある都だったんだなぁと思いました。仏像を見るのはもともと好きで、特に十二神将が好きなのですが(一番好きなのは、奈良にある新薬師寺の十二神将です)、ここ東寺にも薬師如来様をお守りして日光様や月光様と共に居られました。古くからある大きなお寺の雰囲気は独特で、心が洗い清められる気がします。特にたくさんの人々から信仰を集められた仏様は、より大きな存在感を持って人々を救ってくれるような気がします。私のことも救ってくださいね!

熟成したシャンパーニュも魅力は素晴らしいですね!このシャンパーニュは、有名なモエ・エ・シャンドンの中でもヴィンテージ入りのロゼでなかなかの物、さらに16年の熟成で素晴らしくなっていました。泡は、淑やかに立ち上り鑑賞に値します。色合いはすでにオレンジ色が支配的で、淡い色合い。味わいは柔らかく、わずかな苦味と共に心を和ませてくれます。こんなシャンパーニュは、愛する人との旅の想い出などなど、人の想い出を優しく紡ぎだしてくれ、優しく幸せな気持ちにしてくれます。

NV シュレイーバー エリック ブリュット

Nvschreibererickbrut 京都でたくさん美味しいものを食べましたが、好きな人と好きなお酒と一緒に食べていればなんでも美味しいですね!で、その中でのベスト3!三嶋亭のオイル焼き、お肉が柔らかくて美味しかった。40年位前に家族でよく行きました。京都では一番有名なすき焼きやさんですが、オイル焼きのほうが好きだったので、お肉はお箸で切れるほどの柔らかさ!ぽん酢で食べました。懐かしさもあって大満足!それと、わらじやの鰻雑炊、暑いけど熱いものもたまには美味しい。ここも小学生の頃に家族でよく行っていまして、懐かしいなぁ・・・骨を取った筒切りの鰻の白焼きと葱と春雨のうなべと鰻の白焼きとお餅の入った雑炊がメインです。といっても他には抹茶と八寸と果物が付くくらい。誰が行っても、いつ行ってもメニューはこれだけ。本当は裏メニューでうまき(鰻の入った出し巻き)がありますけどね。それと、帰りに買った和久傳のお弁当が素晴らしく美味しかった。鯛のちらし寿司におかずがぎっしり!おいしかったぁ・・・純米吟醸酒を飲みながら食べればもっと美味しいかなぁ・・・

このシャンパーニュもハーフで、ごく普通の味わいでした。爽やかさもほどほど、香りには華やかさはあるのですがレベルがあまり高くない・・・味わいは、ほのかな甘味と爽やかな酸味、余韻は短め。ごくごく平凡な味わいでしたが、まぁ、ちょっと飲むには美味しいシャンパーニュでした。昨日のハーフも今日のハーフも両方ともNMでした(このハーフは京都の伊勢丹で買いました。伊勢丹のHPにはRMってなっていましたが、よく見るとエチケットにはNMと表示されています。まぁ、単純なミスでしょうね・・・それにしても伊勢丹のシャンパーニュ売り場はマイナーなシャンパーニュが結構あって楽しかった!)。ハーフボトルの製造は設備や手間で費用もかさばりますから大手のNMがほとんどです。さらに、販売価格も結構高く設定する事になってしまうので生産量はさほど多くありません。私は残してもいいのでフルボトルを買ったほうがいいかなぁ・・・(シャンパーニュは残しても次の日に楽しめますからねぇ・・・)

NV ブルジョワ ブリュット

Nvbourgeoisbrut 祇園祭りの話は終わりのつもりでしたが、もう一つだけお囃子の話を・・・よく祇園祭りのお囃子と言うと、コンコンチキチン コンチキチン!7月にはいるとあちこちで練習しているのを聞く事が出来ます。お囃子の楽器は三つあって、鉦と笛と太鼓で、演奏されています。地元の人達が演奏するのですが、子供は鉦を叩き、中学生くらいになると笛を吹き、ベテランが太鼓を叩きます。何気なく聞いていると、どこの鉾も同じように聞こえてきますが、鉾によって曲が違いますし、場面によっても違います。たとえば動いていない時、動いている時、辻廻しの時とそれぞれいくつかの曲があるので、全部の鉾を合わせると、結構な数のお囃子の曲があるわけです。皆さんも今度聞く機会があったら耳を澄ませて聞き分けてみてください。それも、祇園祭りの楽しみの一つです。ちょっと祇園祭りの話をと思っていたら7回も続いてしまいました。でも、これだけ知っていればあなたも祇園祭り通ですね!

さて、朝一番に飲んだシャンパーニュです。私がよく言う朝シャンですね!ハーフボトルがちょうどいい量なのでこのシャンパーニュもハーフです。結果から言うとこのシャンパーニュは、あまり朝シャンには向かないシャンパーニュでした。とてもミネラルの香りが強くて、特に鉱物のような香りが強くて、爽やかさがあまりないシャンパーニュでした。他は、まぁ果実の香りも感じ取れるし、味わいは少し重くて、ん・・・イマイチかなぁ・・・選択ミスでした。たまにはこんな事もあるか・・・一緒に飲んでいた人も気に入らなかったらしくてちょっと飲んでやめてしまいましたが、後で残りを全部飲みきっていましたが・・・

NV ゴネ シュルコヴァ ブリュット ロゼ

Nvbrutrose 祇園祭りといえば粽!京都の家の玄関には必ずあると言っていいほどメジャーな魔除けです。当然私のところにもありまして、数年前に空き巣に入られそうになったのですが、この粽のお陰か空き巣が途中で断念したという事がありました。この粽は本来、山鉾巡行の際に鉾の上から見物客に撒いていました。でも鉾の上から飛んでくる粽、これがなかなかうまく取れないんですよねぇ・・・最近は、なかなかこの時期に京都へ行けないこともあって誰かに買ってもらっています。この粽は毎年新しいのと取り替えるしきたりなので、毎年新しいのを買って(運がよければキャッチして!でも、巡行が終わると売っていない・・・だから、一応買っておいたほうがいいかもしれないですね・・・)、古い粽は八坂さんに感謝と共に収めに行きます。ここで笑い話のような本当の話を一つ、この粽の中には、お清めのお米が数粒入っているだけの魔除けの飾りのような粽ですから、これを貰った人が、普通の粽のように蒸して食べようとしたら中には何も入っていなかったと苦情が来たという話。皆さんももしこの厄除けの粽をもらっても、玄関に下げて置いてくださいね、決して食べようとしてはいけませんよ!

さて、今回京都へ行って飲んだワインの中で最も美味しかったシャンパーニュです。色はとても濃いピンク系のロゼカラー、もう少し濃ければ淡い色合いの赤といってもいいくらいで、泡まで鮮やかなピンク色!香りは、赤い薔薇のような香りに熟したベリー系の香りでとても華やか。味わいは、ほのかな甘味とわずかな渋味と苦味がアクセントになって爽やかさもありバランスよく感じました。全体的にとてもチャーミングですが、何よりもエチケットのようにとっても華やか!久しぶりに魅力的で素敵なシャンパーニュに出会いました。このシャンパーニュはまた愛する人と記念日なんかに飲みたい!

NV アンフロレッサンス

Nv_inflorescence 祇園祭りの続きで、いよいよメインイヴェントの山鉾巡行です。山鉾巡行での見所は、注連縄切り、くじ改め、辻回しの三つです。長刀鉾だけ本物のお稚児さんが乗って、注連縄を切る役をします。お稚児さんが太刀で注連縄を切るところが最初の見所。うまくポンッと切れればいいのですが、稀にうまく切れずに、後ろにいる介添えの世話人とゴジゴジ切ることがあったりします。そんな年はあんまり良い年にはならないような・・・今年は切れたかなぁ?で、大役が終わったら本物のお稚児さんは降りてしまい、代わりにお人形が乗ります。次の見所はくじ改め、順番通りか引いたくじを確認します。それぞれの山や鉾を代表する人が裃を着けて、扇子を手にくじの入った文箱を独特の所作で開いて、奉行役の市長さんにくじを渡します。それを閉じる時が見せ所!文箱についている紐を扇子で跳ね上げて巻きつけるのですが、うまくいけば先端の房が左右に分かれて拍手喝采になります。めったにならないんですよ!昔は町内の顔役の役目でしたが、最近では子供や外人まで・・・見ていて可愛かったりするので結構人気があります。今年の蟷螂山はフランスの人でした。それで最大の見所は、ダイナミックな辻回し!山は軽いので簡単ですが、鉾は重いのでとっても大変です。舵が取れずにまっすぐしか動かない10トンはある鉾をどう曲がらせるか・・・細く切った竹を敷き水を撒きその上で車輪を滑らせて曲げていきます。このときはお囃子もテンポが速くなり頑張っているなぁって感じます。一気にうまく曲がると感嘆の声が沸きあがります。そんな時は暑いのも忘れて見入ってしまいます。まだ続きますよ!

で、実家には泊まらずにホテルで二連泊です。部屋でシャンパーニュを楽しみます。ちょっと張り込んだシャンパーニュを飲みました。ブランド・ノワールのとってもしっかりしたものです。日本にはあまり入ってこないシャンパーニュです。色合いは、ロゼのような濃い色合いで(ポメリーならロゼだなぁ・・・)、しっかりしたベリー系の香り、味わいは甘くはなくわずかに渋みと苦味を伴って、とてもしっかりした印象でした。美味しいシャンパーニュは心も和ませてくれますよね!高価なシャンパーニュは、味だけでなく価格も美味しくしてくれるような気がします。私がシャンパーニュに凝っている理由の一つがシャンパーニュのプレステージなイメージがあるからかもしれません。なかなかに美味しいシャンパーニュでした。もう一度飲みたいなぁ・・・

2001 サヴィニー オークル

2001savignyauxclous 続きです。祇園祭りの間で子供にとって一番楽しいのは、宵々山と宵山!浴衣を着せてもらって下駄を履いて、親に連れて行ってもらいます。人がとても多いし暑いけど楽しかった・・・色々な出店があって、綿飴とか、ヨーヨー釣りとか、金魚すくいとか、どちらかというとそっちの方が目的だったりして・・・そんな子供の楽しみとは別にもう一つの密かなお祭りとも言える屏風祭りです。宵山の期間中に屏風や鎧や小袖などのその家の秘蔵の品々を飾り、表の格子をはずしてお披露目するのです。飾られているものに屏風が多かったので、屏風祭りと呼ばれていたようです。もし皆さんが行く時は、個人のお家が多いので、十分にマナーを守って見せていただいてくださいね。私の気に入っていたのは、新町と蛸薬師通りの角にあるお宅の髑髏の絵が描かれていた屏風でした。髑髏の絵は縁起が良いとされていたのでお祭りの時にお披露目していたんでしょうね。子供の頃の祇園祭りの思い出はやっぱり宵山でした!そういえば以前にいたお店の壁にかけられていたレプリカの絵画にも隠し絵として髑髏が描かれていました。

で、祇園のワインバーの二本めです。たまには赤をと思ってブルゴーニュの柔らかいものを選びました。サヴィニー・レ・ボーヌは、何度か飲んでいますが、華やかな香りで柔らかくそれほど重くない味わいと記憶していました。このワインも予想通りで、あまり赤を飲まない私にも快適に飲む事が出来ました。菫の花の香り、渋みや苦味は柔らかく溶け込み、爽やかな酸味が心地よく、楽しませてくれました。お陰で、ほろ酔いでお店を出ることが出来ました。その後、蛸焼きを買ってホテルに戻ったのですが・・・結構酔っていたみたいで、たこ焼きの正確な味を覚えていません・・・ちょっともったいない・・・

2007 プイィ フュメ

2007pouillyfume_3 今日は、祇園祭りの巡行の日までの段取り中心のお話です。2日に山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式があります。長刀鉾はいつも一番なので、くじを引く必要がありませんし、他のいくつかの鉾も帰りの段取りがあるので引かないようです。10日頃から鉾建てが始まります。見事に木と縄で組み立てられていきます。それを見るのも面白いんですよ。11日には真木を立てて、12日には一通りの飾り付けが終わり、曳き初めがあります。小学生の頃学校が終わったら、鞄を置いてすぐに曳き初めに走っていきました。曳き初めをすると鉾に登ることができる券をくれるので、友達と何枚持っているかを競ったものでしたが、私はいつもかろうじて1枚くらい・・・タダでさえ体育会系でないのに、私の家は学区の中でもっとも鉾から遠いというハンデがあったから・・・子供心にちょっと悔しかった・・・今年は曳き初めを間近で見ることができました。まぁ、参加しようと思えば参加できたのですが、画像を撮るだけで満足しました。子供の頃の暑い夏の日に思いを馳せながら・・・で、15日の宵々山、16日の宵山、17日の巡行!続く・・・

行きつけのワインバーに行きました。いつものように二人でワインを二本!最初は白で、ロワールのプイィフュメです。ソーヴィニオンブラン100%のロワールではしっかりしたワインを造る場所です。フュメとは燻したという意味です。よく出来たときには燻したような香りがするというのが由来です。まぁ、よほどでない限りは探さないと見つかりませんのでご安心を。緑色の見える淡いイエローカラー、レモンやライムの皮のような香りと切ったばかりの芝生のような香り、味わいは爽やかでわずかな苦味と共に、夏にはとてもすがすがしい飲み心地でした。

NV 夏の梅わいん

Nv で、昨日の祇園祭りの続きです。応仁の乱でお祭りはいったん途絶えてしまいますが、1500年に京都の町衆の手によって再興されました。それ以降、中国やペルシャやベルギーなどから贈られたりしたタペストリーなどを山や鉾に飾るようになりました。それはそれは美しい飾りなんですよ!段通やペルシャ絨緞など昔からの素晴らしい織物です。そんな織物で飾り付けられる鉾と山は釘などを一切使わず、縄で絞めるなどによって造られています。これも先人の素晴らしい技術です!私も11日に20mもある中心の大切な柱の真木を立てる場面に出会うことが出来ました。これは私も初めての経験でした。ずっと住んでいたのに知らない事ばかりです。昔、外国から調査に来た人たちは、この鉾や山のことを動く美術館と言ったそうです。京の都の歴史を感じられますね!江戸時代にも火災にあったそうですが、今も鉾9基、山23基が京の夏の始まりを彩っています。つづく

で、梅ワインです。世界的には、葡萄を醸造して造られたものをワインと言いますが、日本の法律では、果実だけを使用して醸造されたものをワインとします。世界でも珍しい法律で、聞くところ日本だけだそうで・・・そのために、日本にはキウイワインやメロンワインなどが存在するようです。まだまだ日本にはワインが定着していない現れでしょうね。この夏の梅わいんも梅酒ではなくて梅で造ったワインです。(ん・・・やっぱりワインと言うのには、抵抗がある・・・)造っているのは京都の結構ワイナリーとしては大きい丹波ワインです。収穫した梅をワイン酵母と共に低温発酵させて梅の風味豊かに仕上げたそうです。よく冷やしてオンザロックで楽しみました。甘い熟した梅の香りが、飲んで!って誘います。微発泡していて、爽やかな酸味とほのかで柔らかく優しい甘味が飲み心地よかった!たまにはこんな感じの飲み物も良いですね!

NV シードル ブリュット

Nvcidrebouchebrut 今日は、日本の三大祭りの一つ(京都の三大祭は、祇園祭り、葵祭り、時代祭りです。)、京都の祇園祭の山鉾巡行の日です。今年は何年ぶりかで祇園祭を見てきました。そこで、この祇園祭りの事を思い出と共に、連載してみようかと・・・ところが最初から躓き・・・祇園祭の祇の本当の字が変換できません・・・本当の祇の字は、祗の字の下の一本のない字なんですよ・・・まぁそんな事は置いといて、祇園祭りの話です。私の実家は、京都市中京区にあります。鉾のある場所までは、歩いて5分くらいです。子供の頃から、最も身近なお祭りでした。ですから思い出もいっぱい!さて、祇園祭りのお話です。平安時代前期の西暦869年、京の都で疫病が流行しました。当時(今では二条城が出来たお陰で小さくなってしまいましたが・・・)広大な庭園を所有していた神泉苑(私の実家から近いんですよ!)に当時の国の数にちなんで66基の鉾を立て、祇園の神様を迎えて災厄が取り除かれるようにと祈ったのが始まりだそうです。つづく・・・

京都旅行での最初の一本!私が結構好きなシードルからです。ノルマンディー地方のブルターニュでは寒くて葡萄がうまく実らないところなので、葡萄の代わりに林檎でお酒を造ってきました。他にはカルヴァドスが有名ですね。このシードルは、林檎を醗酵させて造る、発泡するお酒で、シャンパーニュと同じように甘いものから甘くないものまであります。で、これはブリュットで、甘くないタイプです。まぁ、これからスタートなので250mlでアルコール度数も5%と軽くて爽やかなのでちょうどいいかもしれません。クロックムッシュなんかにぴったりです。ただ林檎が原料なので、鉄分が多い分味わいが鉄っぽい味わいです。大きなティーカップのようなシードルカップで飲みます。まぁ、人によっては好き嫌いがありそうで・・・

2006 シャトー ヴェルヴュー ルジエール

2006chateaubellevuerougier 東京ディズニーランドホテルに行ってきました。ちょうど一周年で、素敵なお友達に誘われたので、恥ずかしながらパーティーに参加させていただきました。ミッキーやミニーにドナルド!キャラクター達も出演で盛り上がりました。東京ディズニーリゾートの中のホテル、アンバサダー、ミラコスタなど、結構料理も美味しいです。ワインの品揃えは・・・まぁそこはそっとしておきましょう。ワインは二種類でした。昨日のブログに書いた白はとっても美味しかった!で・・・

ボルドーの赤です。昨日のボルドーの白に続いて典型的なボルドーの赤です。でも、あまり高級な赤じゃない方・・・セパージュはカベルネソーヴィニオンとカベルネフラン(推定ですが・・・)色は結構濃い色合いです。香りはベリー系の果実の香りと切った芝のような香り、味わいは色の割には軽い味わいで、余韻は普通かなぁ・・・機械で茎や葉ごと収穫して、大樽で、醸造したんだろうなぁと思う出来でした。まぁまぁかなぁ・・・でも、この時期の割には温度が高い・・・もう少し冷やして出した方が、ぼやけた味にならずにしまった味わいになって、もう少し美味しく感じる事が出来たと思うのですが・・・

2007 ボルドー グランクゥール

2007bordeauxgrandcoeur 昨日の朝、びっくりしました・・・1時30分頃にここからでも見える、直線距離30mくらいのところにあるアパートから出火しました。夜中に花火のような臭いがして、ガシャンと何かが割れる音・・・なんだろうとお思って、外を見ると、煙で何も見えない・・・しばらくして、風向きが変わって・・・なんとすぐそこ!から炎が見えるではないですか!一応119しましたが・・・運悪く誰もしてないと困るので・・・まぁ、電話が終わる頃には消防車が到着!その後、10分ほどで消火・・・なんとすばやい事!消防士さんありがとう!少し見ていたので、今朝はのどが痛かったけど、幸い私の部屋は何にも影響なしでした。

で、ボルドーの白です。見事に教科書的な、セパージュはボルドーのソーヴィニオンブランとセミヨンで、ステンレスタンクで醸造した、典型的な味わいでした。レモンやライムの皮のような爽やかな香り、ほのかに甘味を感じ後味に苦味が少し、余韻もほどほど・・・よく冷えていたので、爽やかで快適な飲み心地でした。夏には、軽めのボルドーも良いですね!

2006 ブルゴーニュ アリゴテ

2006bourgognealigote 暑くなると白ワインも美味しいですね!もともとシャンパーニュと白ばかり飲んでいる私は、ほとんど赤を飲まなくなります。食べるものも軽めのものが多くなりますからねぇ。私はこの時期になると、シャルドネさえも避けるようになります。そろそろアルザスが恋しい季節ですから・・・待っていてねアルザス!

で、ブルゴーニュでシャルドネじゃないアリゴテです。酸味の強い品種ですから夏場でも飲み心地の良いワインが多いです。たまには気合を入れすぎている造り手のアリゴテが重くて飲み応えがありますが、大体において酸味のしっかりした爽やかタイプが多いので、私は割りと飲んでいます。このアリゴテも申し分なく美味しくいただけました。ちょっと冷やし気味が美味しいと思います!

NV デリックブール

Nvdericbourg さてさて、今年も七夕が来ましたが、皆さんは星を見ることができましたか?ここで少し星の薀蓄を・・・牽牛星は鷲座のアルタイルで、織姫星は琴座のベガ、白鳥座のデネブと3星で夏の大三角形です。2星は天の川を挟んで対岸に位置しています。地球から見ると近そうですが、実際には、14.8光年離れています。とんでもなく遠くてワープでもしないと行けませんねぇ・・・もしも、周りが明るすぎる東京から星空を見上げることができたら、この3星だけしか見ることができないでしょうね・・・昔、北海道の白老町で見た星空は、本当に全天が星で埋め尽くされていましたから、東京の空は寂しい限りです。その時にミルキーウェイという言葉の意味を初めて体験を持って認識しました。で、七夕のお話は、夫婦の(恋人みたいに思われていますが、本当は夫婦だったって知ってました?)織姫と彦星(彦星のお仕事は牽牛・・・牛飼いですよ!)が、あまりに仲が良すぎて彦星が働かなくなってしまいました。それに怒った織姫のお父さんが、天の川の対岸に彦星を追いやって、引き離してしまいました。でも、織姫がとっても悲しんでいるのを見て可哀想に思い、年に一度だけ、たくさんのカササギを(なんでカササギなんでしょう?)並ばせて、天の川に橋をかけて二人を逢わせてあげたそうです。でも、本当に可哀想と思うなら一緒に居させてやればいいのに!いくらなんでもひどい話ですね・・・

で、このシャンパーニュもシャルドネ50%ピノノワール25%ピノムニエ25%の夏向きの爽やかなセパージュで、スカッと爽やか!よく冷やして飲むと暑さも和らぎますね!ところで、このシャンパーニュは、年間2万本だそうです。儲かるんでしょうかねぇ・・・シャンパーニュは、最近もてはやされて価格が上がり気味ですが、手間を考えるとしょうがないのかなぁなんて思いました。でも、今夜はそんな事はどこかに置いといて、愛し合う織姫と彦星に想いを馳せて乾杯をしましょう。二人の永遠の愛に乾杯!

NV ダニエルコラン

Nvdanielcollin お久しぶりです。暑くなりましたねぇ・・・私は暑いのが嫌いですから・・・生きているだけで暑い!全部脱いだ上で皮まで剥ぎたい・・・気分です。でも、そんな事はしませんけどねぇ・・・暑くなるとビールという方も多いようですが、私はほとんど飲みません。発泡酒も飲まないですねぇ。皆さんはどんなものを飲んでいますか?私の先生でもある某有名ソムリエは、レモンサワーが好きだそうです。最近はハイボールも時々飲みますが、これも氷とスパークリング・ウォーターの質で結構味わいが変わります。いろいろ試してみるのも楽しみの一つです。

このシャンパーニュは、ブラン・ド・ノワールで、黒葡萄だけで造られています。ですから、結構しっかりしたコクのあるタイプかと思いきや、コクも感じ取れますが意外と爽やかですっきりした味わいでした。ん・・・ちゃんと造ればもっとコクが出てくるはずですが、この爽やかさはどうしてなんでしょうね。価格を考えると葡萄の収穫量が畑の面積当りで多いのかもしれません。造り手が意図して造っているのかどうかは解りませんが、まぁ、暑い時に飲むのにはありがたい味わいでした。

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