NV アンフロレッサンス
祇園祭りの続きで、いよいよメインイヴェントの山鉾巡行です。山鉾巡行での見所は、注連縄切り、くじ改め、辻回しの三つです。長刀鉾だけ本物のお稚児さんが乗って、注連縄を切る役をします。お稚児さんが太刀で注連縄を切るところが最初の見所。うまくポンッと切れればいいのですが、稀にうまく切れずに、後ろにいる介添えの世話人とゴジゴジ切ることがあったりします。そんな年はあんまり良い年にはならないような・・・今年は切れたかなぁ?で、大役が終わったら本物のお稚児さんは降りてしまい、代わりにお人形が乗ります。次の見所はくじ改め、順番通りか引いたくじを確認します。それぞれの山や鉾を代表する人が裃を着けて、扇子を手にくじの入った文箱を独特の所作で開いて、奉行役の市長さんにくじを渡します。それを閉じる時が見せ所!文箱についている紐を扇子で跳ね上げて巻きつけるのですが、うまくいけば先端の房が左右に分かれて拍手喝采になります。めったにならないんですよ!昔は町内の顔役の役目でしたが、最近では子供や外人まで・・・見ていて可愛かったりするので結構人気があります。今年の蟷螂山はフランスの人でした。それで最大の見所は、ダイナミックな辻回し!山は軽いので簡単ですが、鉾は重いのでとっても大変です。舵が取れずにまっすぐしか動かない10トンはある鉾をどう曲がらせるか・・・細く切った竹を敷き水を撒きその上で車輪を滑らせて曲げていきます。このときはお囃子もテンポが速くなり頑張っているなぁって感じます。一気にうまく曲がると感嘆の声が沸きあがります。そんな時は暑いのも忘れて見入ってしまいます。まだ続きますよ!
で、実家には泊まらずにホテルで二連泊です。部屋でシャンパーニュを楽しみます。ちょっと張り込んだシャンパーニュを飲みました。ブランド・ノワールのとってもしっかりしたものです。日本にはあまり入ってこないシャンパーニュです。色合いは、ロゼのような濃い色合いで(ポメリーならロゼだなぁ・・・)、しっかりしたベリー系の香り、味わいは甘くはなくわずかに渋みと苦味を伴って、とてもしっかりした印象でした。美味しいシャンパーニュは心も和ませてくれますよね!高価なシャンパーニュは、味だけでなく価格も美味しくしてくれるような気がします。私がシャンパーニュに凝っている理由の一つがシャンパーニュのプレステージなイメージがあるからかもしれません。なかなかに美味しいシャンパーニュでした。もう一度飲みたいなぁ・・・
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