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NV フルール ド ロープ

Nvfleurdeleurope 今日は、ハロウィンですね。赤皮栗南瓜を買ってきて、ちょっとだけ悪戯してジャック風にしてから、二通りの方法でいただきました。ここで、美味しい西洋南瓜のおいしい食べ方をご紹介します。南瓜を大き目の一口大に切って、お砂糖を満遍なくまぶして一晩寝かします。すると南瓜から水分が出ますから、お酒を少したして弱火で煮始めます。南瓜が柔らかくなったらお醤油を入れて味を整えます。コツは、焦がさないように水分がなくなるまで頑張る事。もうひとつ、7~8mmに薄く切った南瓜は電子レンジで竹串が通るくらいに加熱しておきます。薄切りの玉葱とベーコンをオリーブオイルで炒めて、火が通ったら南瓜を加えます。後は塩と胡椒で味を整えて出来上がり!コツは、少し焦がすことで香ばしい香りも楽しみましょう。どちらも簡単でしょう、是非やってみてください!

昔よく飲んだシャンパーニュです。ノーベル賞の受賞記念パーティーで飲まれたシャンパーニュです。爽やかで繊細で華やかなシャンパーニュでした。でも、今回はその頃買ったものを寝かせておいた(どちらかというと忘れていた・・・)ので、印象がまったく違いました。色合いは輝くゴールドカラー、香りは干した果実のような香りと乳酸菌飲料のような香り、味わいは、穏やかな酸味とふくらみを持って熟成した味わいでした。でも、どちらかというと早く飲んだほうが美味しいシャンパーニュだったと思います。ちょっと残念でした。

NV アンリオ ロゼ

Nvhenriotrose 少し前ですが、特別な試飲会に行ってきました。ワインショップのお得意様を呼んでのワイン会ですから、試飲も五大シャトーなど結構いいワインが出ていました。朝早くに行って、アウトレットのシャンパーニュを手に入れられたので、ちょっと気分が良かったような・・・円高の割には、あまり安くなっていないように思いますが、全体的に少し安くなってきたように思います。もっと安くなるといいのですがねぇ・・・

で、エチケットに少し傷の入っただけでちょっと安くなっていたシャンパーニュです。そんな簡単に中身が傷むことはないですからお得ですね!フランス人に言わせると、エチケットの状態には日本人がもっともうるさいそうです。私は、安い方がいいのですがねぇ。アンリオは大手のメゾンの中でも200年を超える歴史があり、大量のリザーブワインを保有しています。評価がとても高いメゾンですからこのシャンパーニュもなかなかのものでした。色合いはオレンジ色の見えるロゼカラー、泡立ちは優しく細やか、香りはしっかりした赤いベリーの香りと薔薇の香り、味わいはふくよかで繊細でエレガント。夕食にぴったりの美味しさでした。

NV バロン ド ロートシルト

Nvbaronsderothchild シャンパーニュのエチケットって、とっても剥がしにくいんですよ。最近のエチケットはスティルワインでもシールや強力な糊や薄い和紙で剥がしにくいのです。シャンパーニュは、ソー(フランス語でバケツ、水と氷で冷やしておくもの)に浸けるので、剥がれ難いにくくなっています。さらに最近は豪華に見せるために箔を多用しています。箔押しした部分は接着力が弱くなるので剥がれなくて苦労します。それで、お客様にお願いされたソムリエは、四苦八苦することになるのです。私がソムリエの能力で秀でているものがあるとすれば、経験と化学の知識がものをいう、このエチケットを剥がす能力です。今では、ほぼ完璧ですよ!

このエチケットは、透明なシールなので比較的楽に剥がすことができました。でも、知らなければ・・・相当難しいタイプです。さて、ボルドーのメジャーなシャトーのオーナー達も赤ばかりではなく、時には白やシャンパーニュも飲みたいんでしょうね。ロートシルト家の人たちもやっぱりシャンパーニュを飲みたいのか、シャンパーニュに進出してきました。財力がありますからねぇ・・・金に物を言わせて?なかなかにちゃんとしたシャンパーニュを造りました。香りは華やかなだけでなくミネラル感もしっかり、泡立ちは力強く賑やか、味わいはミネラル感がありがっしりしています。バランスがよく飲み心地のよいシャンパーニュでした。これからのシャトーでは来客用として振舞われるのでしょうね。今回のものがファーストヴィンテージですが、まだまだよくなるんでしょうねぇ、将来が楽しみです。

2001 シャトー カプベルン ガスクトン

2001chateaucapberngasqueton 私の気に入っているボルドーのシャトーのひとつ、シャトー・カロン・セギュールがあります。セギュール侯爵がわが心カロンにありと言った、ハートのエチケットで有名なワインで、ボルドーのサンテステフの少し硬さを持ったなかなかにチャーミングなワインです。でも、そのオーナーのマダムが惚れ込んだのは、すぐ近くのシャトー・カプベルン・ガスクトンです。実際にお住まいになっているそうです。セギュール侯爵はカロン・セギュールに心がありましたが、そのマダムの心はカプベルン・ガスクトンにあったんですね・・・ちょっと複雑ですね。

さて、マダムが心を奪われたワインを見つけたので早速試してみました。カロン・セギュールはとっても気に入っているので、生まれ年のものも含めて14本持っていますし、随分と飲みました。畑も隣ですからイメージ的には良く似ています。サンテステフの硬さも少し見えますが、全体的に柔らかく優しい感じがします。色はそれほど濃い印象はなく、香りはすでに熟成したイメージもあります。味わいはチョコレートのような苦味がほのかに、バランスのよくまとまっています。カロン・セギュールと違うところは、ヴィンテージの割りにまとまっているところです。カロン・セギュールよりは、早く熟成して楽しめるように思いました。マダムはこんな感じが好きだったんですね!

NV フランソワ スコンデ クラヴィエール

Nvclavier 皆さんは何か楽器を演奏することが出来ますか?私は、マリンバ(木琴の大きいの)とハーモニカを少々、小学校ではスター・レベルでしたけど・・・妹がピアノをやっていました。最近の新しい曲は良くわかりませんが、クラシックな曲は結構好きです。ハンガリー舞曲や胡桃割り人形なんかがいいですね。今でも、フルートを習ってみたいと思っていますが、なかなかチャンスがないんですよね。

このエチケットは、見ての通りピアノの形をしています。なかなかに細かいところまで再現されていて、素敵で、見た目だけでも興味がわきますね。クラヴィエールとは、鍵盤とか音階とか言う意味で、ピアノの音域のように広がりのあるシャンパーニュという意味なんでしょうかねぇ!?味わいは、エチケットのインパクトに比べて、ちゃんとクラシックな味わいです。畑仕事をしっかりとしていて、伝統的な醸造方法で造られています。さらに、マロラクティック醗酵を丁寧にして豊かな味わいを生み出しています。アダージョ(ゆるやかに)に立ち昇る泡。香りはフォルティッシモ(力強く)。味わいはレガート(滑らかに)余韻はデクレッシェンド(だんだん弱く)。なんて、音楽用語で説明するのもたまにはいいですね!

2000 アンドレ ロベール

2000andrerobert 京都のおまけです。京都に戻るたびに思うのは、京都は昔から大切に守られた地だということ。京都人は、新し物好きで先進的な考え方を持っているのに、古いものを大切にします。京都の街中には、1000年以上昔のものがゴロゴロありますからねぇ。1000年以上も立ったままの仏さんなんか大変そうですねぇ・・・京都に帰ると、なんだか大きな温かい手に抱かれているような感覚さえ受けます。京都が観光地としても世界的に有名で人気のある地なのもうなずけます。たくさんのいにしえの仏様がたに守られているんですね!ありがたいことです。

さて、シャンパーニュの地にもお酒の神様が微笑みかけているんでしょうねぇ。素晴らしいシャンパーニュが星のように輝いていますからね!このシャンパーニュも出来の良い年だけに、グランクリュの畑の中でも最良の区画で、樹齢30年以上の葡萄の樹から一番搾りだけを使って造られていますから、高い次元でのバランスが保たれていました。泡立ちが柔らかく、ミネラルの香りがしっかりしていて華やか、味わいはほのかなミネラルの硬さがキレになり、広がりと余韻もあって、豊かな気持ちになるシャンパーニュでした。こんなシャンパーニュはゆっくりと時間をかけて楽しみたいですね!

2000 ヴーヴ エレオノール

Nvveuveeleonore_3 楽しかった京都旅行も帰らないといけません。帰るのは寂しいですね!最終日は、表向き今回の目的である八坂神社へ祇園祭の粽を返しに行きました。(神様のことが大切ですからね!本当は遊びに行っているのでも、お参りが表向きの目的ですから)それ以外は、三十三間堂へも行きました。いつもながら素敵な場所ですね!心が引き締まり、魂が開放されるように思います。後はのぞみで帰るだけ・・・ではなくて最後のイヴェント!帰りの新幹線ののぞみの中でお弁当!朝、伊勢丹でシャンパーニュを買って冷やしておいて貰ってからお出かけ!で、最後にシャンパーニュとお弁当をピックアップしてのぞみに乗り込みます。お弁当は、和久傳の二段弁当です。京都の有名料亭が造るお弁当で、鯛ちらしのご飯にたっぷりのおかず。蛸の柔らか煮、出し巻き、里芋の含め煮、鴨ロース、生麩などなど、どれもこれも絶妙で柔らかで優しい味付けで、極上の味わいで、究極のお弁当でした。で、往路で食べた極附弁当とどちらが美味しかったかというと・・・知りたい方は、直接私にお問い合わせください。

で、この豪華ではなく極上のお弁当にあわせたシャンパーニュは、ヴーヴ・エレオノールとてもしっかりしたボディを持ったシャンパーニュでした。検索しても引っかからないので、ほとんど日本にないんでしょうね。色合いは淡いイエローカラー、少し賑やかに弾ける泡、香りはミネラルの香りと柑橘系の香り、味わいは酸味が爽やかでわずかに渋味も感じ、京料理の出汁の味わいと調和して満足できました。美味しい料理は、シャンパーニュをも引き立ててくれたように思います。

今回の京都は、最初から最後までシャンパーニュと美味しいもの三昧!シャンパーニュにも、美味しいものを造ってくれた人達にも、そして、一緒に歩いてくれた人にも感謝をこめて!

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2002 ギィ シャルルマーニュ ブランドブラン

2002guycharlemagne ミシュランガイドの京都・大阪編が出ました。京都に良いお店って沢山ありますね、大阪より京都のほうが多いくらいですから。私が行ったことのあるお店がほとんど見当たりませんでした。私が好きなお店が入っていなくて良かったと思う反面、よいお店に行っていないなぁ、ちょっと複雑です。前回の京料理のお店が出ていなくて良かった!お店が混んで予約が取れなくなったら困りますからね!そうそう、そのお店で最後に、鱧を焼いてご飯に混ぜて、山椒をかけて(私は山椒などの日本のスパイスも大好きですが、この山椒が素晴らしく美味しかった!!)出してくれたのが美味しかったんですが、食べ切れなかった分を竹の皮に包んでいただいてきました。それをおつまみに朝シャンを・・・

京都での最終日の朝のシャンパーニュです。朝に飲むのには少し違うタイプのように思っていましたが・・・色合いは輝くイエローカラー、泡立ちは細かな泡が豊かに立ち昇り、香りはレモンやライムの香りと共にミネラルの香りがしっかり、味わいは爽やかな酸味がしっかりとあって、コクだけではなく豊かな広がりと複雑さを兼ね備えています。シャルドネだけで造られて、マロラクティック醗酵をしていない爽やかさと5年間の瓶熟成による複雑な味わい。素晴らしいシャンパーニュでした。でも、生産量が少ない上に、どこかの誰かさんが93点をつけたそうで、手に入りにくくなり残念ですねぇ。

NV エグリウーリエ エクストラブリュット

Nveglyourietvp 京都二日目の夜は、行きつけの(2度目ですが・・・)高瀬川近くにある京料理のお店で、楽しませていただきました。料理はこだわりのある、まさに京料理でした。時期的に中途半端な時期で、松茸には早く鮎には遅い時期でしたが、吟味された素材にしっかりと手が加えられていて、美味しいのではなく旨いんですよ!事前に量は抑えて質のいいものをお願いしてあったので、その通りに良い物をいただきました。記憶に残っているのは、葡萄の中に芥子を入れて凍らせたもの、不思議な感覚で勉強になりました。後は、デザート代わりのフルーツのマスカット系の緑の葡萄が桃のようなハートの形をしている桃太郎ぶどう!かわいい形の甘い葡萄でした。とっても満足できるお店でした。なぜだか、料理の内容が思い出せないくらいの調和が取れて満足できたのでしょうね、また行きたいなぁ・・・

お店に無理言って、シャンパーニュを一本持参して楽しませていただきました。料理に合うものをと思いこのエグリウーリエを開けました。やはり、料理の邪魔をしない素敵な味わいでした。ピノノワール60%シャルドネ40%で、5年間の破格な長期瓶内熟成にノン・ドサージュと贅沢に造られていますから、もちろんすばらしい味わいです。細かく柔らかい泡立ち、輝くゴールドカラー、香りは焼いたトーストの香りとグレープフルーツやオレンジの皮の香り、味わいは旨味とコクがあふれ、その中でも爽やかさを失わずに高い次元でのバランスを保っています。京料理とエグリウーリエのシャンパーニュとのマリアージュは本当に素敵ですよ!

NV フィリップ ゴネ グランクリュ

Nvphilippegonetgrandcru_2 京都での二日目は、今回の唯一?の観光です。比叡山に行くかどうか迷って行ったのは、大阪の海遊館でした。大好きな水族館の中でも行った中では最もすばらしい水族館です。なにしろ大きいですからね!というわけで、朝から大阪へ、JRと地下鉄を乗り継いで大阪南港へ。何度か行っているので迷わず着きました。水族館は楽しいですねぇ、なんといってもお魚が泳いでいますから、当たり前のことですが、泳いでいる魚を横から見るには水槽で見るか潜るかしかないですからね。さて、一度最上階に昇って始まり始まりです。お出迎えはカワウソ君たちです。かたまってお休み中なので何匹いるのやら?それから、ペンギンとかアザラシなどの海獣がいっぱい!ペンギンの子供もちょっとだけ見ることができました。そして、お魚!小さいのから大きいの、おなじみの魚からめったに見られない魚まで、飽きませんでした。好きなのはジンベイザメとオニイトマキエイ(マンタ)ですねぇ、大きいのもさることながら神様が趣味で創ったような色とシルエットがすばらしいです。あとは、深海に棲む甲殻類のタカアシガニも不思議な存在ですよねぇ。陸の上にも奇想天外な昆虫や動物がいますけど、海の中にも不思議な生物がいっぱいいます。これからもいろんなお魚に会いたいなぁ・・・付け加えますと食べられるお魚を見るのが好きです。築地にいるような魚が泳いでいるのもいいですねぇ。こうやって、随分と日が経つのに、考えただけで水族館はテンションがあがります。

お泊りをすると、いつも朝からシャンパーニュです。朝シャンはいいですねぇ・・・リッチな気分です。この造り手はまじめでいいものを造っています。グランクリュの畑から採れた葡萄でのシャンパーニュはとても素敵です。色合いは淡いゴールドカラー、香りはオレンジやグレープフルーツの香りで爽やか、味わいは柔らかくてコクがありますが、爽やかさもあり良い気分にしてくれました。やっぱり朝シャンって最高!

2003 ヴォーヴェルサン

2003vauversin_2 京都編の続きです。夜はいつものワインバーへ行きました。お昼から飲んでいたので、お腹はいっぱいでおつまみも少しだけで、シャンパーニュも一本だけです。いつもの一番奥の席で楽しませてもらいました。夜の京都のワインバーでシャンパーニュは、気分が良いので余分に美味しいですね!その後はいつものたこ焼やさんでたこ焼を買ってホテルへ戻りました。このたこ焼やさんの屋号は蛸じんで、そのたこ焼きはソースをかけないタイプ、外がカリカリしていて美味しいんです。京都のたこ焼といえば、有名なチェーン店の揚げたようなたこ焼が流行っているようですが、私はこの揚げたようなたこ焼きが苦手です。(年齢的に揚げ物が苦手になってしまいました)この蛸じんのたこ焼はほとんど油を感じないので、油でごまかされずに美味しいと思うのですが・・・ちなみに近くのバーなどにも配達してくれるそうです。たこ焼のお好きな方は、私のお勧めなので、ぜひどうぞ!

行きつけの祇園のワインバーで飲んだシャンパーニュです。いつも予約をしておいていきます。今回は、私が飲んだことのないシャンパーニュを用意しておいてね!ってお願いしておきました。母体でもあるワインショップのシャンパーニュは、ほとんど飲み尽くしてしまったので 難しいお題でしたが、見事に探し出しておいてくれました。このシャンパーニュは、本当に生産本数が少なくて、年間生産量が1000本だそうでとってもレアなシャンパーニュです。もともと4haもない葡萄畑で採れた葡萄で造っていますから総生産量もしれています。ほとんど一人で生産しているそうなので、オーナーの思いのままの味に仕上がっているんでしょうね!色合いは少し濃い目のイエローカラー、泡立ちはとてもクリーミーな泡で豊かです。香りはブリオッシュのような酵母の香りとジャムにしたフルーツのような香り。味わいは少し苦味があり柔らかな酸味と共に長い余韻で、祇園の夜にふさわしい落ち着いたすばらしいシャンパーニュでした。

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2002 ヴーヴフルニ

2002veuvefourny 京都に二泊三日で二人で行ってきました。一日二本!三日間で計六本のシャンパーニュ三昧でしたので、ブログも連続でシャンパーニュです。今回は、行きも帰りも新幹線の中で駅弁とシャンパーニュで楽しみました。駅弁といっても究極の駅弁の東京vs京都です。まずは、行きの新幹線の中での駅弁から・・・限定品なので予約をして受け取ってからのぞみに乗り込みます。まずはキンキンに冷えたシャンパーニュを開けて!ちゃんとガラスのフルートグラスを持参で、良い旅でありますようにと乾杯!では、お弁当を、日本橋大増が造る名づけて極附弁当!なんと紫色の紬の風呂敷に包まれています。吉野杉のお箸が添えられています。二段ある杉の折りを開けると見事なほど賑やかで豪華絢爛です。おかずは、日本各地から良い素材を集めて丁寧に造られています。日向地鶏柚香焼、瀬戸内床節旨煮、甘鯛若狭焼、棒鱈旨煮、霧島豚味噌漬、車海老艶煮などなど・・・見事に日本中から集めた素材が踊っています。ご飯は富士山麓の天然水で炊き上げた宮城県のお米だそうです。どれもなかなかに美味しいおかずばかりです。でも、私には味付けが、どれも濃い目なのが少し残念でした。名古屋辺りまで二人で楽しくおしゃべりしながら戴きました。

シャンパーニュも負けないくらいに美味しいものをと思い、2002年のヴーヴフルニ・ブランドブランを良く冷やして、ちゃんとフルートグラスで戴きます。このシャンパーニュの製法は、通常のシャンパーニュとは少し違った方法で造られています。通常は、新しい葡萄で造ったワインに毎年残してあるリザーヴワインを足して、味を調整しています。でもこのメゾンでは、スペインアンダルシア地方特産のシェリーの造り方であるソレラシステムに似た造り方をしています。毎年使うワインの減った分だけ新しいワインを足していき、均一化を図る方法です。一風変わった方法ですが、なかなかに調和の取れたコクのあるシャンパーニュになっています。色合いは濃い目のイエローカラー、香りは豊かでミネラルや樽のヴァニラっぽい香り、味わいは爽やかというよりも、とってもしっかりした味わいで余韻がとても長く深い味わいでした。極附弁当のしっかりした味付けにも負けない美味しさでした。

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1999 キュヴェ タサキ

1999cuveetasaki 私がワインを勉強するきっかけになったのは、ソムリエ世界一になった田崎真也さんとの出会いでした。田崎さんはとても凄い方で、日本におけるワインの神様のような方です。ある、素人向けのセミナーで講師をされていたのを受講しました。その後、銀座の田崎真也ワインサロンでワインの勉強をすることになるのですが・・・ワインの知識は当然凄いです、でもそれよりも凄いと思ったのは、人との接し方が実に上手いんです。カリスマ性と言いますか、人の心をひきつける能力が高いんです。声も素敵ですから女性だといちころなんでしょうねぇ、男の私でも素敵だなぁと思います。私も田崎さんのような人との接し方が出来るようになりたいと思います。できるでしょうかねぇ・・・

このワインは、以前に貰ったものですが、一般に売りに出されているワインではありません。サントリーの頒布会を一年続けたご褒美のワインです。ちょっとした自慢ですが、10年分持っています。何度か飲んでいますが、新潟の岩の原葡萄園で、マスカット・ベイリーAを使い田崎さんがプロデュースして造ったワインです。最初の年のワインは、なぜだか焼き芋の香りがする結構笑える香りでしたよ。今回飲んだワインは、1999年の少し熟成した香りが増えて焼き芋の香りはあまり感じられません。ごく普通に赤いベリー系の果物を少し煮たような香りです。味わいは甘味はなくタンニンも柔らかくなり酸味も穏やかで調和の取れたまとまりのある味わいでした。めったに飲めないとてもレアなワインでした!

1999 カリュアド ド ラフィット

1999carruadesdelafite_2 ボルドーワインの中で、メドック地区のワインには古くから格付けがあります。61のシャトーを5段階のクラスに分けています。その中の第一級は、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ムートン・ロートシルトとシャトー・オーブリオンの五つのシャトーです。どのシャトーも第一級のすばらしいワインをリリースしていますが、良いワインを造る上で全ての収穫された葡萄が良いワインになるわけではないんです。若い葡萄の木から取れた果実では、最高のワインは出来ません。ですから、どのシャトーでもセカンドワインを造っています。それも出来そうにない葡萄の果実は、ネゴシアンに売ってしまいます。(最近はサードワインも造っているようですが・・・)どこのシャトーも頑張っているんですね!

このワインは、シャトー・ラフィット・ロートシルトのセカンドワインです。昔は結構安くて、一流のワインの片鱗を楽しめたのですが、最近はセカンドワインもとっても高価になってしまって・・・手が届きにくくなってしまいました。色合いはしっかりとしたルビーカラー、少し熟成したイメージが見え始めた感じです。香りはとても高レベルにあって、黒いベリーのコンフィのような香りと深紅のバラのような香り。味わいはとても凝縮した感じが出ていてすばらしい!もう少し熟成してもいいかもしれません。さすがに5大シャトーのセカンドです。赤はあまり飲みませんが、とっても美味しいワインでした。

NV にごり生葡萄酒 凛 赤

Nv 私は生まれてから現在までずっと京都人ですからお好み焼きが好きです。関西人の数だけお好み焼きの種類もあるというくらい、皆さんこだわりがあってバラエティ豊かです。私の造るお好み焼きは、ジャガイモをすりおろして加えています。他には、揚げ玉、マヨネーズ、紅生姜など・・・キャベツの代わりに九条ねぎを沢山入れたりします。お肉はやっぱり豚ですね!焼肉用のばら肉をフライパンの上に並べて、油が出始めたら種を上に流して焼き始めます。やわらかくてふわふわに仕上がります。お好み焼きに赤ワインは良く合うんですよ!少し種にも赤ワインを入れたりしてね。では、今夜はお好み焼きを食べますか!

にごり生葡萄酒の赤です。何度か登場している滋賀県のワイナリーのワインです。色合いは、中庸のガーネットカラー、香りは澱ごとなので酵母の香りが少しとキャンベルやコンコードのような葡萄ジュースのような香り、味わいは、意外と普通な甘くない赤ワインっぽい味わい、渋味が少しとほのかな甘味もあり余韻は短いながらも国産としてはまぁまぁなできでした。このワインもお好み焼きに合わせたら美味しいかもしれませんね!

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1986 シャトー クーサン

1986chateaucoussin 今回のワイン会の料理は、和食でした。最初に梅酒の梅を裏漉しして加えた梅酒寒天とお抹茶。その後、茸の炊き込みご飯、自分で干した鮎の干物、冬瓜の水晶煮、小松菜と油揚げの煮びたしなどなど。鮎の干物は、なかなかに良く出来て骨まで食べられて美味しかった!後日、虹鱒の干物も造ってみましたが、結構美味しかったので、また何か造ってみようと思っています。居酒屋などの飲み屋ではほっけの干物がヴォリュームもあって安い割には美味しくて大好きです。わりと干物好きかも知れませんね!居酒屋のいい加減なワインでも(ちゃんとしたワインを出している居酒屋さんごめんなさい・・)美味しいんですよ。

以前にソムリエの友人に貰った赤ワインです。23年の熟成を経てやわらかくなった、プロヴァンスのワインです。プロヴァンスのワインはなかなかに良い出来のワインがあって、このワインもそうです。色合いはすでに淡いルビーカラー、香りは枯葉の香りとマーマーレードのような柑橘系のジャムの香り、味わいは滑らかなタンニンと柔らかな酸味でうまく熟成したなぁ・・・ていう感じでした。プロヴァンスのワインもなかなかですよ!

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NV マゼンタ ブリュット

Nvmagentabrut ソムリエの友人たちが4人来てワイン会をしました。4人で10本・・・ソムリエってやっぱり酒豪の集まり?前回のムーラナヴァンを含めて、シャンパーニュから甘い貴腐ワインまで、いろいろな種類のワインを飲みつくしました・・・つまみは私が造って、とっても楽しかったですよ!でもやっぱりワインの評価と輸入業者の確認は必ずする妙な集団でした。

私が昔よく飲んでいたシャンパーニュです。昔はもっと感動していたような気がしますが、今ではごくスタンダードな味わいで、まぁ乾杯用かなぁ・・・自分のレベルが上がったと素直に喜んでおきましょう。色合いは淡いイエローカラー、泡立ちはわりと賑やかな感じ、香りはレモンやライムの皮の香りとミネラルの香り、味わいは爽やかな酸味がチャーミングでミネラル感が余韻として残ります。最初の乾杯用としては合格のシャンパーニュでした。

1957 ムーラナヴァン

1957moulinavent ワインって、どうして賞味期限が無いんでしょう・・・チーズって、どうして賞味期限があるんでしょう・・・ワインは、それぞれ地域や品種によって寿命があるようなので、賞味期限があっても良いような気もしますが・・・たとえば、もうすぐ解禁になるボージョレ・ヌーヴォーなんかは、本来がその年の出来の善し悪しを早く知るためのワインですから、その年中が賞味期限といっても良いような気がします。私は、オールドヴィンテージが好きですから賞味期限を過ぎたワインにロマンを感じ、その時間の価値を楽しんでいます。消費期限は、そういった意味で無限かもしれません。チーズの賞味期限は、おかしいように思います。ナチュラルチーズの何割かは熟成して初めて美味しくなるのに、賞味期限の間には熟成しきらないものがほとんどに思います。中まで熟成してトロッとなったシェーブルは捨てがたいものがありますからねぇ・・・ですから、チーズに関しては賞味期限は無視です!

ワインの寿命って、どのくらいあるんでしょうね!私は100年を越えた前々世紀のワインを二度飲んだ事がありますが、ちゃんと飲めましたよ!このワインは、ボージョレ地区の中では最も長命といわれているワインです。ボージョレ地区で最も評価の高いムーラナヴァンです。(このワインは発音の表記が難しくて・・・ムーラン・ナ・ヴァンとか、ムーラン・ア・ヴァンとか・・・ムーラン・ナ・ヴァンは明らかに間違っているのにこの表記が最も多いように思います。昔いた某レストランでもムーラン・ア・ヴァンだったので噛みついた記憶が・・・)ボージョレというとヌーヴォーと混同されてよく馬鹿にされますが、良いワインもたくさん造っています。その中では、最もしっかりしたふくらみのある香り豊かなワインを造っている村です。随分前にオークションで買った、私よりも年上のワインです。大丈夫とは思っていましたが・・・(内心ちょっと心配していましたけど・・・)なかなかに良い状態で、52年の時刻の流れを感じさせてくれました。エチケットは落ちないようにセロハンテープで留めてありまして、なんだか雰囲気がありますね。色はさすがに枯葉色が支配的で澱もそこそこにあり、香りは紅茶のような熟成を感じさせ柔らかで意外と豊か、味わいは酸味がしっかりはしていても滑らかで優しい味わい・・・なんだか素敵ですね!こういったワインを開けるたびに、自分の人生が走馬灯のように蘇ってきてセンチメンタルな気分になってしまいます。こんなワインには、つまみも言葉も必要はありません。ただその時の流れに乾杯!

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2007 オステルタグ リースリング

2007riesling 秋ですね!あちこちで、金色の金木犀の花が咲いて、甘い香りで秋を感じさせてくれます。普通はオレンジ色の花ですが、若干香りが控えめの白い花の銀木犀もあります。町を歩いているとあちこちで木犀の香りがします。つい、どこにあるのか探してしまいます。秋の香りですね!時には、秋刀魚を焼く香りにかき消されてしまいますが・・・

アルザスの造り手の多くがヴィオディナミを実践しているいるようです。農薬や肥料に厳しい規制をして葡萄の樹を育て、健全な葡萄の果実を作ろうとしています。ヴィオディナミでなくてもいいワインはできるのですが、よりすばらしいものを造るという意欲なんでしょうね。欠点もあって、ヴィオディナミ特有の香りがワインに現れてしまうことです。あまりいい香りとは言えないのが困ったことです。このワインもヴィオディナミで造られています。色合いは、緑色の見えるイエローカラー。香りはヴィオディナミ特有の香りはありますが、あまり気にはなりません。リースリング特有の重油のような香りもおとなしく、果実本来の華やかな香りが支配的です。味わいは、少し苦味はありますが、コクと広がりのある豊かな味わいでした。ヴィオディナミのもうひとつの欠点は価格が高めなこと、これさえなければねぇ・・・

NV ミシェル ロリオ

Nvmichelloriot 炊き込みご飯は、好きですか?アサリ、竹の子などの旬の食材で楽しみたいですね。この時期なら、きのこがおいしいですからねぇ。きのこご飯を炊いてみました。スーパーの安いきのこでいいのです。えのき、しめじ、しいたけ、まいたけ(色が黒くなるので、おしゃれな炊き込みご飯には無いほうがいいですね)でも大切なのは、油揚げです。小さめに刻んで入れましょう。味に深みが出ます。後は調味料を入れてスイッチオン!さらにこの時期だったら、秋刀魚を焼いて乗せたりすると、秋のご飯です。手軽に簡単に楽しみましょう!明日くらいにやってみようかなぁ・・・

シャンパーニュの通常に使われている品種、シャルドネ、ピノノワールこの二つが圧倒的に多いですね。それと意外におざなりにされているピノムニエ。第三の品種、シャンパーニュに深みをもたせるために使われている場合が多いようです。でも、この品種意外と実力があって、十分な能力を持っていますから、ピノムニエだけでシャンパーニュを造ってみたいと思っても不思議はありません。それがこのシャンパーニュです。色合いは、少し濃い目のイエローカラー、泡は細やかでしっかりしています。香りは華やかで力強さを感じます。味わいは広がりがあって、コクを感じさせてくれます。なかなかボディがしっかりしていて、旨味も多くおいしいシャンパーニュで、お肉料理なんかにも合いそうです。普段日のあたらない品種も捨てたもんじゃないですね!

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2004 プイィ ロシェ

2004pouillyloche_2 映画ネタのおまけ!私はシャンパーニュのミュズレと付属の針金で小さな椅子を作ることができます。前のお店では評判だったんですよ!実は、これも映画に出てくるらしいんですよ。フィッシャー・キングという映画の中で、主人公にゴミの中にも美しいものはあるんだと、ゴミ箱から拾ったミュズレで、椅子を作るシーンがあるそうです。(私は観ていないので、聞いた話ですが・・・)慣れれば、誰でも簡単にできますが、針金で指を怪我をしないでくださいね!

ボージョレの少し北のブルゴーニュとしては南に位置するプイィ・フィッセの近くで造られています。品種はシャルドネで、暖かい分よく熟した果実でヴォリュームのあるワインを造っています。色合いは、少し濃い目のイエローカラー、香りはしっかりしたバタースカッチの香り、新樽の比率が高いんでしょうね。味わいは、少しの苦味と甘味を連想させるようなコクがヴォリューム感となって味わいの深さを感じさせます。バターを使った魚介類のソテーなんかにぴったりかもしれません。

2006 ミュスカ

2006muscat ついでに映画ネタをもうひとつ。ローマの休日にもシャンパーニュが出てきます。銘柄はわかりませんが、シャンペン・ブランチを二人で楽しんだのは、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペック。今でも、パンテオン神殿前にあるカフェ・ディ・リエンツォが舞台です。なんだか、素敵ですね!イタリアのローマへ行ったら、シャンペン・ブランチを楽しんでみてはいかがでしょうか?

このワインは、シャンパーニュでなくて、同じくらいの緯度にあるアルザスのワインです。降水量の少なさもあって、シャンパーニュよりもしっかりしたワインを造れる地域です。ミュスカという品種で、とても香りが華やかでしっかりしています。ミュスカ(アルザス)、ミュスカデ(ロワール)、ミュスカデル(ボルドー)、日本でよく見かけるマスカットも、よく似た名前の品種ですが、すべて違う品種です。どれもムスクが語源になっているんでしょうね。というわけでどの品種も香りがふくよかです。味わいはしっかりした酸味が爽やか、しっかりしたボディがあり、余韻が長めでなかなか良いと思います。アルザスは、リースリングが目立っていて、ミュスカは日本ではあまり見かけない品種です。美味しいのですがねぇ・・・

NV ギィ ド サン フラヴィ

Nvguydesaintflavy_2 前回に続いて映画の話を少し。映画の中にもワインやシャンパーニュが良く出てきます。いいところでシャンパーニュが効果的に使われていますねぇ。なんといっても、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン主演のカサブランカが素敵ですね。君の瞳に乾杯!と言う台詞と共にG・H・マムのコルドン・ルージュで乾杯なんてカッコイイですね!リチャード・ギアとジュリア・ロバーツのプリティ・ウーマンに出てきたのは、モエ・エ・シャンドンに苺を入れたりして・・・実際にシャンパーニュに赤い果実は良く合うと思いますから、皆さんもお誕生日なんかにいかがですか?

何年か前のFOODEXで、このシャンパーニュの造り手が日本での売り上げを伸ばしたくて出展していました。しばらく話を聞いて、何杯か戴いた記憶があります。とても話好きなオーナーで通訳の人をはさんで30分くらい話をしました。そのときのエチケットには、メゾンの名前のガルデって入っていたのを覚えています。シャンパーニュ用に名前を考えたんですね。価格やエチケットの地味さに比べて、しっかりした味わいで、とってもお勧めのシャンパーニュです。きめの細かい泡立ちで、華やかな香り。味わいはがっしりした印象のコクがしっかりして余韻の長い上出来のシャンパーニュでした。月日は流れて、日本にも輸入されていますから、見つけたら試してみてくださいね!

2007 ソフィア

2007sofia 私は映画はあまり観ません。最後に観たのは、ザ・マジックアワーでした。三谷幸喜が好きなので、(出会いは、王様のレストランでした。あんなソムリエになりたい!)結構面白い映画でした。ところが、私は周りに気がいって集中できないので映画館で観るのは、あまり好きになれません。ですからDVDを借りてきて観ることが多いです。涙もろいのもあって、自宅で観ているとウルウルしています。ウォーリーでもウルウルですからねぇ・・・期待してつまらなかった映画はドラキュラです。フランシス・コッポラだし相当な内容だと期待して観に行きました。でも、全体的に暗かったのもあって、なんだかつまらなくて、もうどんな内容だったか全く記憶に残っていません。英語という言葉の壁のせいもあるのでしょうね。洋画では、スティーヴン・セガールが好きです。不自然なくらいの不死身で、むちゃくちゃな強さで、すごいおじさんですからねぇ!

で、フランシス・コッポラのワイナリーのスパークリングワインです。昔初のリリースのときに飲んだ記憶がありますが、久しぶりに飲みました。なんだか随分と変わったような気がします。品種も違うような気もします。でも、経済的に余裕のあるワイナリーですから、なかなかの出来といえます。色合いは淡いゴールドカラー、泡は優しい感じ。香りはキウイ・フルーツのジャムのような香りと大輪の百合の花のような香り。味わいは凝縮感にかけますがまとまったイメージでした。伝説では、映画の構想を得るのに、カリフォルニアで一軒家を買ったらワイナリーが付いていたっていうくらいですからねぇ。赤ワインはなかなかのもので、とても有名です。何度か飲んだ記憶がありますが、パワフルでナパ!っていう感じでした。名前のソフィアは、フランシス・コッポラの娘ソフィアの名前をそのままつけています。映画好きの方へのプレゼントにはぴったりですね!

NV ガティノワ ロゼ

Nvgatinoisrose 意外と長くブログを続けています。結構大変なのですが、それはそれで良い事もあります。内容を書くにあたりワインのデータとかを探しての勉強になりますし、画像を処理する上でよく見ますから、新しい発見もあります。いろんなワインに関するネタがほしいのも確かですけど。でも、見てくださっている方々に、少しでもワイン選びや味わいの参考になってほしいので・・・これからも続けていきたいと思います。質問なんかも含めて、良かったらメッセージを残していただければと思っています。

ガティノワは、昔ソムリエ仲間と飲んでとってもおいしかった記憶があります。そのロゼですから、期待できますねぇ。色合いは結構濃いですねぇ、とても淡い赤?というくらいの色合いです。ウーユ・ド・ペルドリ(ロゼの色合いを表現するのに使う言葉で、鶉の目の色という意味です)みたいです。香りのレベルもしっかりしていて、薔薇の花のような香りとマーマレードのような香り、味わいは、色から連想されるようにしっかりしていて、渋味や苦味を感じます。それだけでなくコクや広がりを感じさせ、濃い味付けの料理にも合いそうながっしりしたイメージでした。久しぶりに飲み応えのあるシャンパーニュで楽しめました。

NV ヴーヴ エミーユ ドゥミセック

Nvveuveemilledemisec 今回は、ドゥミセックです。最後のドサージュの量が多いために甘味を感じ取れます。そのためにうまみとして感じ取ることができて、味のヴォリューム感がしっかりしています。最近はドサージュをしないゼロと少し多めのドゥミセックが増えてきました。ブリュットばかりのシャンパーニュの中に選択の余地が増えてきてうれしいですね!あなたはどんなタイプがお好みですか?

で、半辛口という意味のドゥミセックです。現実的には、ちょっと甘いです。これもシャンパーニュの規定に幅があるので、ほのかに甘いから結構甘いまであります。今ではいろいろなメゾンからドゥミセックとしてリリースされていますが、ほとんどがほのかに甘い程度です。このヴーヴエミーユもほのかに甘い感じでした。色合いはごく淡いイエローカラー、香りはブリオッシュのような香りとドライフルーツのような香り、味わいは甘さを感じますが、爽やかさもしっかり感じ取れます。和食は、味醂や砂糖等の甘味を使う料理が多いので良く合うと思います。私はゼロも好きですが、ドゥミセックも結構好きです。

NV にごり生葡萄酒 凛 白

Nv ニフティのブログネタで、家飲みが好き!”おうち居酒屋”のいいところ教えて!に参加してみました。私は外で楽しむのも好きですが、自宅で楽しむのが大好きです。焼き鳥大会とか、お刺身大会とかそれぞれに合わせてシャンパーニュやワインを選んで楽しみます。なんだかんだ言っても好みのシャンパーニュと食べたいものを組み合わせられるお店を探すのは、至難の技ですからね!焼き鳥は、手羽や腿肉、砂肝、レバー、ハツを買ってきて自分で処理して自分で焼いて食べます。ちゃんとつくねも造ります。で、シャンパーニュやワインに合わせてゆっくりと楽しみます。お刺身だと近くの浦安魚市場へ行ってお魚を買ってきてさばいてお刺身にして、ワインと楽しみます。ちょっと贅沢して生の山葵を卸したりして・・・たまりませんね!なによりも移動時間がなくて、酔ったらそのまま眠れますからね!

例の国産ワイナリーの白ワインです。にごっていて澱がそのまま入っています。シュール・リーですね!ロワール地方でワインにコクを与える手法として使われている手段です。色合いは淡いイエローカラー、香りは澱があるのでやっぱりブリオッシュや醗酵バターの香りと柑橘系の皮の香り。味わいは、微発泡を感じると共に、ほのかに甘味を感じ、後味は少し苦味もあります。どれもあまりレベルは高くないので、イメージとしては平坦にまとまっていました。日本のワイナリーとしては上出来だったんではないかなぁ・・・

ブログネタ: 家飲みが好き!”おうち居酒屋”のいいところ教えて!参加数

NV 田舎式にごり発泡 デラウェア

Nv 最後の三冊目は、シャンパンブックで、私の親分の本です。こちらも写真が多くて良いですね!シャンパーニュ地方の景色の画像がたくさんあります。なんだか旅行ガイドみたいです。シャンパーニュへ行くことがあったら持って行きたいなぁ。カタログのパートは、ほとんどがNMです。まぁ、シャンパーニュ好きなら全部飲んだ事がありそうなメジャーなものばかり、前回のどんなもんだい!っていうカタログとは違い、親切というか初心者向きですね。最後は料理のパート、さすがに親分ですから、おいしそうでシャンパーニュに合わせたい料理がいっぱい!なんだか、シャンパーニュと共に暇なときに眺めていたい一冊でした。この本はついでに買ったのですが、一番良かったですかねぇ。後の2冊は・・・やっぱり見てから買うべきですね!

で、例の国産のワイナリーのスパークリングワインです。デラウェアを使ってのスパークリングワイン。色合いは、わずかに濃い目で、澱が結構見られます。ボトルの底に溜まって固まっています。香りは甘いデラウェアの香りがして華やか。味わいは、酸味がしっかりで(種があるはずの所のちょっとゼリーのような部分の酸味)意外とちゃんとしたワインになっています。まぁまぁかなぁ・・・

NV フランチャコルタ ベラヴィスタ

Nvfranciacorta さて、2冊目のシャンパン教科書。今度は写真がいっぱいで、なかなかに見ていて楽しい!最初の2割がシャンパーニュのいろいろな話。あと8割は、カタログ?こういった企画を見るといつも思うのですが、これを買った人がほしいと思ってもなかなか買えないんですよ。お店に出ているものばかりでなくて、レストラン専用みたいなシャンパーニュもあります。ワインの仕事をしている私でも、手に入れるのが難しいシャンパーニュもちらほら、というわけでこういう企画ってどうなんでしょうね?ちなみに、前回のシャンパーニュは出ていませんでした。

イタリアのスパークリングワインのスプマンテ、DOCGのフランチャコルタです。シャンパーニュと同じメトー・ド・トラディショナルで造られています。品種もシャルドネとピノノワールがほとんど(ピノビアンコも少し入っています。)でシャンパーニュに近いセパージュです。ベラヴィスタ、景観ていう意味ですかねぇ、ちょっと景色の良いラウンジで楽しむのが良いですね!そういえばどこかのテーマパーク横のホテルにもそういった名前のラウンジがありましたっけ?このスプマンテは置いてあるのでしょうか?味わいは、爽やかさもありますが、結構熟成したニュアンスがあって、味わいにヴォリューム感があります。ゆっくり愛する人と景色を見ながら楽しみたいですね!でも、これはハーフだったのであっという間におしまいでした。フルボトルにすればよかった・・・

NV ベルナール ブレモン ロゼ

Nvbernardbremontrose 先日、シャンパーニュのことをもっと知りたくて、ネットで3冊の本を買いました。どんなことが書いてあるのか楽しみで、まずは一冊!死ぬまでに飲みたい30本のシャンパーニュを・・・ほとんど字ばっかりだから内容が濃いかも。まずはパラパラと、半分はシャンパーニュに関する昔からのお話が書いてあります。でも、いけどもいけども事細かに書いてあるけど、知っている話ばかりでつまらない。じゃあ、後半の肝心な死ぬまでに飲みたい30本はどうでしょう。飲まずに死ぬと後悔する10本、一生に一度は飲みたい10本、一年に一度は飲みたい10本と分かれていてあわせて30本。でも、30本のうちほとんどは飲んだ事があって(ヴィンテージ違いや少々のランク違いはありますが・・・)、知っているけど試していないのは4本で、そのうち1本だけが知らないメゾンでした。著者の自慢に近い内容で、まぁ、少しだけ資料として役に立つかなぁでした。後は、続く。

このシャンパーニュは、インターネットで探しても見つからないんですよ・・・京都の伊勢丹で売っていたのですが・・・なかなかの味わいでした。ロゼで色合いはオレンジ系、泡は割りとにぎやか、香りは華やかですがレベルはあまり高くありません。味わいは酸味とわずかな渋みが心地よくしてくれます。グランクリュの畑の葡萄でできているだけあって、広がりを感じさせてくれ、豊かな味わいでした。結構な見っけもんでしたよ!

NV プランセス・デ・テュンヌ

Nvpauldethuneprincessedesthune 美味しいワインを買うコツは、美味しいワインを置いているお店を選ぶ事。当たり前の事ですが結構難しいんですよ。商品の管理がしっかりしているだけでなく、お店の人のワインに対する情熱もほどほどに必要です。あまりに情熱的だと偏った品揃えになり、価格も高めになります。私は行きつけのお店が何軒かあります。ワインを買うだけのお店とワインを買うのが楽しめるお店の二種類。お店の人とのコミニュケーションを楽しみながらワイン選びをしたいですね!

このシャンパーニュはいいシャンパーニュでした。全ての葡萄がグランクリュの畑で収穫されます。このメゾンで収穫された葡萄の20%はヴーヴクリコ・グランダムに使われるくらいの質の高さです。そのメゾンのプレステージュのプランセス・デ・テュンヌは、このグランクリュの畑でも最上の区画の古木の葡萄のリザーヴワインを30%使用して、30年物の古樽で熟成させています。色合いは、濃い目のゴールドカラーで泡立ちはシルクのような細やかさ。香りは、トロピカルフルーツのような濃厚な香りと熟成した焼いたパンのような香り。味わいは、コクもあり豊かな広がりで、落ち着いた味わいで幸せな気持ちにしてくれます。久しぶりに心が和むシャンパーニュでした。

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