2006 ミュスカ
ついでに映画ネタをもうひとつ。ローマの休日にもシャンパーニュが出てきます。銘柄はわかりませんが、シャンペン・ブランチを二人で楽しんだのは、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペック。今でも、パンテオン神殿前にあるカフェ・ディ・リエンツォが舞台です。なんだか、素敵ですね!イタリアのローマへ行ったら、シャンペン・ブランチを楽しんでみてはいかがでしょうか?
このワインは、シャンパーニュでなくて、同じくらいの緯度にあるアルザスのワインです。降水量の少なさもあって、シャンパーニュよりもしっかりしたワインを造れる地域です。ミュスカという品種で、とても香りが華やかでしっかりしています。ミュスカ(アルザス)、ミュスカデ(ロワール)、ミュスカデル(ボルドー)、日本でよく見かけるマスカットも、よく似た名前の品種ですが、すべて違う品種です。どれもムスクが語源になっているんでしょうね。というわけでどの品種も香りがふくよかです。味わいはしっかりした酸味が爽やか、しっかりしたボディがあり、余韻が長めでなかなか良いと思います。アルザスは、リースリングが目立っていて、ミュスカは日本ではあまり見かけない品種です。美味しいのですがねぇ・・・
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