2008 ミュスカ ダルザス
蘭科の植物は育てるのがとても難しいそうです。父の友人にセミプロがいましたけれど、ほとんど科学の培養実験のような栽培をしていました。よく開店祝いにプレゼントする胡蝶蘭も花が終わったあとに新しく咲かせるのは、環境だけでなく恐ろしく手間がかかるようです。ただ、例外的に手間のかからない蘭の品種がいくつかあります。この時期咲いているのをよく見かける紫蘭です。この蘭は、恐ろしく丈夫で、夏の暑さや乾燥にも負けずに増殖を続けます。10年位前にもらった、紫蘭のヴァリエーションの一株を街路樹の下に移植したら、年々増えて今では40株くらいになり、今ちょうど花盛りです。地下茎で増えるので、毎年じわじわと勢力範囲を広げて楽しませてくれるようになりました。ほんの少しの花でも、人の心を和ませてくれるんですねぇ・・・
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アルザスのワインは以前から好きなので、よく楽しませてもらっています。造り手の数も結構あるので今回の白ワインも初めて試す造り手の一つです。ミュスカという品種を使い、とても爽やかで、華やかなワインに仕立て上げられていました。アルザスワインって、ヴァラエティに富んでいて、爽やかなものから重厚なものまであって素敵なんですよ!色合いは、緑色の見える輝くイエローカラー。香りは、華やかでフルーティー、切ったキウイのような香り。味わいは、アルコールのヴォリューム感があり、爽やかな酸味がしっかりとあり、香りとは裏腹に甘さはなく広がりがあります。余韻も長くなかなかに飲み応えのある印象でした。アルザスの生産者は、どこもレベルが高くて安心して求めることのできるワインです。
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