1998 ボンヌゾー
長距離列車に乗ったら最大の楽しみは、やっぱり駅弁ですよね!子供の頃に好きだったのが、東海道本線米原駅の“鱒寿し”でした。琵琶湖近くの醒ヶ井の養鱒場の虹鱒を一匹姿のまま開いてお寿司にしたものです。頭まで食べることができて(少し無理があるかもしれませんが)、米原を通るたびに買ってもらって食べるのが楽しみでした(15cm位の虹鱒なので、当時小学生だった私でも少ないくらいの量で、缶詰のパイナップルが一切れ入っていたのを思い出しました)。1967年(昭和42年)には、なんと200円!だったようです。最近は見かけないので、いつの間にか無くなってしまって残念と思っていました。でも、このブログのために下調べ中に見つけました!現在では少し変わって“元祖、面構え鱒寿し”として販売しているそうです(頭がついているから面構えなんでしょうね)。懐かしいなぁ・・・食べたいなぁ・・・って、本題からそれてしまいました。という訳で本題の米沢牛を使った駅弁は次回です!
フランスのロワール地方で、有名な三大貴腐ワインは、コトー・デュ・レイヨン、カール・ド・ショーム、ボンヌゾーです。正確に言えば、コトー・デュ・レイヨンの地域の中に、カール・ド・ショームとボンヌゾーがあります。収穫が大変な貴腐葡萄は、何回にも分けて収穫を行い収穫量は、年により5~80%と変動が激しく、良い年でも収穫量が少ない!だから生産量が少なく高価なワインです。今回は、熟成途中で少し若めなために軽やかな印象です。色合いは、少し濃いめのイエローカラーで、粘度の高さを予感させます。香りは、アカシヤの蜂蜜のような香りに黄色い花の香りに貴腐独特の香りもあります。味わいは、しっかりした舌にまつわりつくような甘味、落ち着いた酸味と貴腐ワイン特有の苦味もあり、甘味には厭味がありません。なかなかにバランスの良い貴腐ワインです。ボルドーのソーテルヌのようなパワフルさは、酸味の豊かさで和らいでいます。たまにはこんなワインもデザート代わりにいかがでしょうか?ちなみに私はロワール三大貴腐ワインに並ぶヴヴレの貴腐ワインであるヴヴレ・モワルーの方も偉大だと思うのですが・・・
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