2007 ゲヴュルツトラミネール
アサリの美味しい食べ方もいろいろあると思いますが、TVで見て以来必ずやっている下処理方法をお教えします。買ってきたアサリ(もちろん潮干狩りで獲ってきたものもOKです。)の砂出しをゆっくりしっかり行います。ちゃんと活きが良いかも検査してくださいね!(互いに打ち付けて高い音がすれば大丈夫、ダメな貝は音が鈍くなります)砂抜きされたアサリの水を切って、新聞紙に包んで一晩冷蔵庫で寝かします。その後、冷凍用の袋に移し変えて冷凍庫で凍らせます。科学的には、水を切って冷蔵している間にアサリがストレスから琥珀酸を造り、冷凍庫で凍らせることによって組織が壊れ旨み成分が出やすくなり、調理した時に旨みたっぷりのアサリになってくれます。使う時は必ず冷凍のままで、少し開きにくくはなっていますが、どんな料理にも活けのアサリと同じように使えます。潮干狩りのアサリもちゃんとこの方法で保存しておきましたよ!ですから、アサリの日本酒蒸しスパゲティもとっても美味しく食べることができました。
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夏に楽しむワインにアルザスワインは必要不可欠です。しっかりした味わいに爽やかさもあり美味しい辛口白ワインばかりです。ただ、良い造り手の特にゲヴュルツトラミネールとピノグリのワインは要注意です。アルザスには甘いタイプのヴァンダンジュ・タルディヴやセレクション・グラン・ノーブルがあり、良い造り手の通常のタイプでも残糖度があって甘い味わいになっていることもあります。それがこの白ワインだったんです。色合いは、輝くイエローカラー。香りは強く、完熟したトロピカルフルーツの香りとミネラルの香り。味わいは、アタックから甘味が豊かに感じられます。他にはミネラルの苦味と熟した果実の柔らかな酸味、しっかりとコクもあり余韻がとても長く本当に良くできている白ワインでした。でも、甘いのを予想していなかったので、別のワインに切り替えました。ところが、寝る前にこのワインだけで楽しめば最高の味わいでした。
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