NV コンチェルト
先日、デパートでの試飲販売会は結構楽しいお仕事でした。11時から18時までの7時間ワイン輸入会社のワインを試飲してもらいながら販売をするというお仕事でした。ちょうどお中元の時期だったので、普段はワインを飲む機会のない方々もお越しいただきました。実際の試飲いただくワインは、普段用のあまり高くないワインばかりでしたが、ワインに親しみのない方々には結構高価だったようです。人気があったのは、暑いこの時期ですから白の爽やかなタイプやシャンパーニュが多かったようです。沢山のお客様と接して感じたのは、日本人の日本酒文化をそのままワインに当てはめて選んでおられること。一度気に入ったらいつも同じものを求めてしまう傾向が強いように思います。せっかく試飲で美味しいと思っても結局いつものワインを買って帰る方が多い。私は一期一会だと思うので、同じワインをリピートすることはほとんどありません。時には冒険も必要だと思うのですが・・・
試飲していただいたワインの中で最も人気があった赤のスパークリングワインです。シャンパーニュの大きな魅力の一つであるグラスの中で泡が立ち昇る美しさは、色合いが濃い赤のためにほとんど見ることができません。その点ではマイナスですけど、ランブルスコでは珍しく甘味のほとんどないタイプで受けは良かったみたいです。色合いは、濃いガーネットカラーで泡立ちはほぼ見えずグラスに付いた気泡と液面に浮かぶ泡でしか確認できません。香りは、黒いベリー系のしっかりした香り。味わいは、渋味がしっかりしているようでも炭酸のお陰で強くは感じず、酸味も豊かで飲み心地は爽やかです。このタイプのワインの中ではバランスも良く、チャーミングなスパークリングワインでした。
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そうですか、絶滅危惧種の呉服屋さんですか・・・
日本人は、自らの民族の歴史に対して無頓着のように思えますねぇ・・・残念なことです。
民族衣装の中では、最も着るのに手間が掛かるのも一因かと思います。
投稿: カオール | 2010年8月23日 (月) 07時48分
こんにちは
面白いですね。気に入ったら同じものを買う傾向にあるのですね。確かに日本酒はそうかも。でも私はワインはいろんなのを飲みたいです!
赤のスパークリングが人気だったのですね。あまり飲まないけれど、ルイ・ピカメロのピノノワール100のが、まずまず美味しかったかな。
ところで、実は私も家系が呉服屋なんですよ。
投稿: Edina | 2010年8月22日 (日) 21時13分
フォッフォッフォッ!
バルタン星人のような顔ですね!
投稿: カオール | 2010年8月22日 (日) 17時09分
セミ~~~~~!!!
よく撮れてるジャーン!!!
セミがいっぱい鳴いてるのを聞くのはスキだけど、
セミ自体はあんまりスキじゃない・・・
だって見た目がなんか怖いんだもん(笑)
投稿: urara | 2010年8月22日 (日) 17時05分