NV シャルル エドシック
今年10月1日にモエ・エ・シャンドンから2002キュヴェ・ドンペリニオン アンディ・ウォーフォール・トリヴュートが発売されました。アンディ・ウォーフォールは、アメリカのポップアートの第一人者で、シルクスクリーンを使った画で一世を風靡したアーティスト。モエ・エ・シャンドン社がセントラル・セントマーチンズ・カレッジ・オブ・アート・デザインにデザインを依頼して、出来上がったのが“ウォーフォールの象徴的な色使いにオマージュを捧げる”と題するボトルデザインのシリーズです。なぜか系統が2種類あって、箱に入った赤、黄、青の三種類(主にデパートなどで販売している)と箱のないパープル、イエロー、ディープミント、コーラルレッド、ターコイズ、ラベンダーの六種類(主に飲食店向けと思われる)。嬉しいことに両系統合わせて9本が手に入りました。エチケットの違いだけで、中に入っているシャンパーニュはどれも2002キュヴェ・ドン・ペリニヨンですから味は同じです。以前から持っていた1985エノテークと合わせて10本のドンペリニヨンを並べると壮観ですよ!ゲストとして、NVコトー・シャンプノワ・サラン(ドンペリニヨンになるはずだった白ワインをスティルワインとしてつめたもので、エチケットはドン・ペリニヨンと同じ形です。)も並べました。見ているだけでも幸せです!
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1785年に設立されたエドシックが、エドシック・モノポール、ピペ・エドシックとこのシャルル・エドシックの三社に分裂して今に至ります。三社ともネゴシアンとして今でも日本で楽しむことができます。その中のシャルル・エドシックのスタンダードなブリュットです。色合いは、輝くイエローカラーで、泡立ちは豊かに立ち上ります。香りは、柑橘系の皮の香りにミネラルの香り、トーストの香りもほのかにあります。味わいは、フレッシュな果実味が豊か、苦味も感じられて爽やかな酸味とあいまって引き締まった印象を受けます。深みと広がりのある味わいで和食などにも合うシャンパーニュだと思います。
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slosof さま
ドンペリニヨンは、プレスティージュの中で最もスタンダードな味わいで、長所を探すというよりも、短所が全く見つからないシャンパーニュです。ヴィンテージによるキャラクターの差があるものの、いつもながらの安定感のある高い次元の味わいを与えてくれます。
RMが主力で、めったに飲まないのですが、小細工のない王道のドンペリニヨンは何時も美味しいシャンパーニュです。クラブなんかでの一気飲みなんてやめてほしいものです。シャンパーニュに失礼ですからね。
投稿: カオール | 2010年11月 9日 (火) 08時52分
6色かと思っていたら+3色で9色なのですね。
妻はクリュグ派ですが、私はドンペリの方が好きです。
投稿: slosof | 2010年11月 8日 (月) 23時09分
urara さま
3色と6色と並べても美しいですねぇ!
そういえば、アンディ・ウォーフォールのシルクスクリーンってこんな色を使った作品が多かったような気がします。
彼はドンペリニヨンを気に入って良く飲んでいたそうです。
中身は一緒なんですが、シチュエーションや時期が違うのでそれぞれ印象も異なって感じると思います。
さっそく私の誕生日に飲もうかなぁ!
投稿: カオール | 2010年11月 8日 (月) 21時44分
うぉぉぉ~~~~♪♪♪
コレは圧巻ですな!!!
しかしドンペリがこんなにカラフルになるなんて、
誰が想像しただろうか…?!
投稿: urara | 2010年11月 8日 (月) 21時27分