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NV ジャック ラサーニュ

Nvjacqueslassaigne_3 今日は、大晦日、一年は早いものです。明日になっても何も変わらないはずですが、年が変わるだけで何か希望が見えてきたりします。来年は、どんな年になるのでしょう。皆さんにとっても、私にとっても素晴らしい一年になりますように。今年もありがとうございました。来年もこのブログをよろしくお願いします。

まだ、暑かった頃に、銀座のスペイン風のバールのようなお店で楽しんだシャンパーニュです。エリゼー宮で使われているそうで、日本ではそんなに流通していないようです。色合いは淡いゴールドカラーで、泡立ちはおとなしい印象です。香りは、柑橘系の爽やかな香りに混じって熟成したニュアンスも感じられます。味わいは、香りと同じように爽やかさと熟成感が混在する少し不思議な味わいでした。苦味があり、酸味も豊かで、甘味はほんのわずか、余韻は短めでスマートに感じました。スペイン風の濃い味付けの料理には少し軽めのシャンパーニュだったので、少ししっかりしたカヴァの方が良かったかなぁ・・・

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NV マッカラン12年

Nvmacallan12 先日一緒にソムリエの資格を取った友人のお店に行ってきました。ショットバーなので、ウイスキーをはじめとしたハードリカーが多く置いてあり、ソムリエールでもあるので少しひねったワインも楽しめそうです。開店までに時間があったので、秋葉原で途中下車してぶらぶら、一昔前の秋葉原とは印象が変わってしまい面喰ってしまいました。途中、最近できたガンダムカフェに寄りました。昔、プラモデルをよく作っていまして(一応プロ?でした)懐かしく一度入ってみたいと思っていました。ガンダムの世界にどっぷりのカフェで、メニューがすべてモビルスーツ(ロボット)やキャラクターの名前がついています。カクテルなんかもあり、つまみと一緒に楽しんできました。普段は並ばないと入れないような人気のあるお店の様で、運よく混んでいないタイミングで入れて良かった。帰りには、ガンプラ焼き(鯛焼きのガンダム版)をお土産に買って帰りました。

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昔は良く飲んだウイスキーもワインの勉強を始めてからはめったに飲まなくなりましたが、昔はいろいろなタイプを楽しんでいました。全てシェリー樽での熟成をしたもの。色合いは、茶色のニュアンスを感じるゴールドカラー。香りは、ヴァニラやバタースカッチの香りにジンジャーなどのスパイスの香りとイチジクなどのドライフルーツの香りもあります。味わいは、軽く炒ったウォールナッツやアーモンド、アルコールの甘味も豊かです。最後の一杯だったので、穏やかな落ち着いた風格さえ感じる味わいでした。

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2008 ブルゴーニュ ルージュ

2008bourgognerouge 前菜代わりに十八番のカルパッチョを造りました。これは簡単ですよ、お刺身用の魚貝を薄めに切って並べ、その上にベビーリーフなどの葉物を乗せて、塩(アドリア海のフルール・ド・セル)とグレープフルーツ・ジュース(絞りたてに限ります!)とオリーブオイル(イタリア産のエクストラ・ヴァージン・オリーブ・オイル)をかけるだけです。ヴァリエーションとしては、鰹、鯛、鰤、平目、平貝、牡丹海老等々の魚貝に、柑橘系の果汁、橙、柚子、夏蜜柑、八朔、レモン、ライム等々を組み合わせることで様々な味が楽しめます。他にクリスマス・ディナーに欠かせないのはローストビーフ!浦安の魚市場にはお肉屋さんも入っていて、黒毛和牛のほどほどに脂ののった塊(今回は500g)をゲットしました。室温に戻しておいて塩と胡椒をしっかり摺り込みます。フライパンで全部の面に焼き目を付けた後、密封できる調理用の袋に入れできるだけ空気を抜きます。炊飯器に70度のお湯を入れ保温状態にしたままお肉を入れます。そのまま30分程(お肉の大きさで違うので加減してくださいね)。その後取り出して室温で冷まして肉汁を落ち着かせます。落ち着いたところで切り分けます。今回のソースは、乾燥セップ(イタリアではポルチーニ)を赤ワインで戻して漬け込んだ赤ワインごと蜂蜜を少し加えて煮詰めます。簡単でローストビーフにはぴったりのソースになります。赤ワインと合わせてとっても美味しかった!

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ヴォーヌ・ロマネでは小さいながらも名声を博しているドメーヌです。クロ・ヴージョの国道を挟んだ斜め向かいの0.34haの畑。とても良いテロワールを持つ、7樽しか生産しない希少な赤ワインです。色合いは、紫色の見える濃いルビーカラー。香りは、とても豊かなフランボワーズやミュールの香りに梅紫蘇の香り、ほのかにヴァニラの香り。味わいは、果実味がとてもしっかりしていて、タンニンがシルキー。酸味も穏やかでわずかな苦味が良いバランスを感じさせます。ACブルゴーニュなのに高いレヴェルのまとまりが飲み心地の良さを演出しています。久しぶりに味わい豊かな赤ワインを楽しめました。ローストビーフにもピッタリで美味しかった!

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NV コラン グランクリュ

Nvcolingrancru 先日かっぱ橋道具屋街で手に入れたタジン鍋、いつ使おうかと思っていましたが、クリスマスのアクアパッツァでようやく使えました。朝5時過ぎに起きて浦安魚市場へ行きアクアパッツァにピッタリの魚を探します。希望はメバルかカサゴですが、タジン鍋に入る大きさの魚は少なくて結局は鯛にしました。ほかの素材に車海老を2本、大きめの蛤を10個、カルパッチョ用にカンパチと帆立貝を手に入れました。それぞれを下処理、鯛は丸々使うので丁寧に鱗と内臓を取り水気を拭き取ってお腹にハーブ(今回はイタリアンパセリとディルとローズマリー)をぎっちり詰めます。車海老は、よく洗い背ワタを取って水気を丁寧に拭き取ります。蛤も良く洗っておきます。タジン鍋にニンニクを潰してオリーブオイルで香りを出し、魚貝を並べます。その上にプチトマト(今回はキャロルセブン)、ハーブ、オリーブの実を乗せます。鍋の温度が上がったところで白ワインを入れるとまさにアクアパッツァ(加えた水が狂ったように跳ねることから狂った水という意味)です。そして、タジン鍋の特徴のある蓋をして15分で出来上がり!櫛切りにしたライムを乗せて食卓へ出します。塩分は蛤から出るので必要なくそれぞれの味が出てきてとってもおいしかったぁ。簡単なのでまた造ってみようと思います。

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2008年のシャンパーニュ生産者コンクールで金賞をもらうくらいの能力を持った造り手のシャンパーニュです。色合いは、輝くゴールドカラーで泡立ちは細かい泡が長く続きます。香りは、熟した白桃のような華やかで優しい香りとわずかなミネラルの香り。味わいは、穏やかな酸味の中に爽やかな酸味があり、ほのかな甘味が広がりを感じさせます。グランクリュだけあって豊かな味わいを楽しませてくれます。小さい造り手でも栽培から手をかけていけば十分に良いシャンパーニュを造ることができるようです。大変な手間がかかるんでしょうけど頑張ってほしいと思いました。

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NV レギュイエット ロムロ

Nvleguilletteromelo クリスマスのディナーには、ターキーやチキンなどの鳥肉が多く登場しますね。その他には鶉、鴨、鴫、雉、鵞鳥、駝鳥(うずら、かも、しぎ、きじ、がちょう、だちょう)と漢字の勉強のようにいろいろな種類が食用にされています。今年は鳩を調理してみました。フランス産の仔鳩が手に入ったので(なぜだか近くのスーパーで売られていた)頑張りました。冷凍の仔鳩を赤ワインに浸して解凍し、中をよく掃除した後ハーブ(今回は、パセリとローリエとローズマリー)を詰められるだけ詰め込みます。フライパンに鴨の油をひいて少し外に焼き目をつけます。180度に温めておいたオーブンにゆでたジャガイモと一緒に入れます。中に詰めたハーブがしんなりするまで加熱して出来上がり(今回は30分位)。ソースには、乾燥フンギを赤ワインで戻して胡椒と蜂蜜を入れて煮詰めます。手間もかからずに美味しく出来上がり、なかなかの一品に満足しました。食べられる部分は少ないですが、それほどパサつくこともなくておもてなしにはいいかもしれません。ただ、駅とかにいる鳩は捕ってはいけませんよ、美味しくないうえにお縄になってしまいますからね!

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リュット・レゾネ(減農薬農法)で、馬で耕したり古代品種を使ったりと意欲的に生産しているメゾンのシャンパーニュです。主にシャルドネを使いアルバンヌを少しだけブレンドしています。ドサージュには、ムー・ド・レザン・コンサントレ(葡萄ジュースを濃縮したもので最近の意欲的な造り手に多い)を使うなど時代の先端を走っているようです。色合いは、わずかに緑色の見える淡いイエローカラー、泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、柑橘類の皮のような香りで華やかさがあります。味わいは、少し固さを感じるくらいのシャープさがあり、ドサージュも少なめなのか甘味は隠し味程度。2007年の葡萄で造られたそうで若さを感じます。ヴィンテージ入りは、法律で瓶熟期間を長くしないといけないので、ヴィンテージ表示ができなくても爽やかさを演出するために瓶熟期間を短くして造っているのかもしれません。香りからすると醗酵温度も低温だったんでしょう。質を上げても爽やかに飲んでもらいたいという想いなんでしょうねぇ。ちゃんと爽やかにいただきましたよ!

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NV ドリアン ヴァランタン

Nvdriantvalentinblancdeblancs メリー・クリスマス!今日はクリスマス、それに土曜日なので街は賑わっていると思います。良い子は素敵なプレゼントをもらえたでしょうか?私は、中学と高校はクリスチャン系の学校だったのでクリスマスのお祈りとかに馴染みがありました。でも家庭では、ケーキがあった記憶がなく、欲しいプレゼントも貰ったことがないように記憶しています。それでも、クリスマスのイヴェントは楽しいものですね!楽しいことは何度あっても嬉しいので、クリスマス・イヴの第二弾です。今回は、リクエストに答えて朝6時に浦安の魚市場まで行ってゲットしたお魚でカルパッチョとアクアパッツァ、それとローストビーフを用意しました。ハートのフルートグラスで黄色いエチケットのドンペリニヨンを楽しみながらゆっくりいただきました。この日は、造りながら食べながら賑やかな時間が過ぎていきます(料理のお話はまた近いうちに)。いつもよりも奮発した材料を使って美味しいディナー、クリスマス・パーティーはとっても楽しい!

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心も気分も晴れやかにしてくれるシャンパーニュ、たくさんのメゾンやそれぞれのキュヴェがあり選ぶのが大変ですね。ゆっくりと大人の時間を楽しむにはブラン・ド・ノワール、晴れやかに乾杯したいときにはブラン・ド・ブラン、ヴィンテージ入りは大切な記念日など選ぶ目安はあります。それでも、飲んでみないとわかりませんよねぇ。ソムリエにとってもシャンパーニュは奥が深く、その分難しくもあり楽しくもあります。今回のシャンパーニュはシャルドネ100%、ドサージュも少ないのでシャープなイメージでした。色合いは、淡いイエローカラーで泡立ちは賑やか盛んです。香りはレモンやライムの皮の香りにミント等の爽快感のある香り、ミネラルの香りもしっかりあります。味わいはフレッシュな酸味とミネラルの苦味、甘味はほとんどなくストイックなニュアンスも感じられます。瓶熟が長い分コクや広がりもあり味わいは深く感じます。味に透明感があるので葡萄の選抜も大変だったんでしょうね。こだわりのある素質の良いシャンパーニュでした。

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NV ジャン イヴ ド カルリーニ

Nvjeanyvesdecarlini 今日はクリスマスイヴですね、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?今宵のアフターファイブの楽しいイヴェントが待ち遠しいかと思います。私は少しフライングでイヴを楽しみました。まずは昼下がりの暖かい陽だまりの中で、ちょっと贅沢にドンペリニヨンを食前酒として乾杯。今回は9色あるうちのピンクのエチケットの文字通りのピンドンを。まぁ、中身は2002ヴィンテージの普通のエチケットの物と同じなんですけどね。近くのケーキ屋さんで大きな苺のショートケーキにクリスマスの飾りをいっぱい乗せてもらって、小さいながらも豪華に見える飾り付けしたツリーも用意して、可愛くキャンドルも点けて気分は聖夜です。料理は、朝から魚市場へ行って仕入れた平貝とシマアジのカルパッチョと前日から丹念に仕込んだ仔鳩のローストを用意しました。上手くできて美味しかったぁ!静かな夜に、愛しい人との楽しい時間はシャンパーニュの泡のように穏やかに長く続きましたとさ。

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クリスマス・イヴには、やっぱり一番大切な人とシャンパーニュで乾杯したいですね!アペリティフとしてもローストしたチキンやビーフといったクリスマス定番の料理にも良く合います。このシャンパーニュは、小さなメゾンのグランクリュ格付けの葡萄だけで造られたシャンパーニュ。セパージュは、ピノノワール50%シャルドネ50%。2007をベースに2006,2005,2004のヴァン・ド・レゼルヴを40%加えてありますからフレッシュさと熟成感の両方を感じ取れます。色合いは、濃いめのイエローカラーで泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、グレープフルーツのジュースや皮のコンフィの香りと乳酸菌飲料のような香り。味わいはフレッシュな酸味と柔らかな酸味が一緒に感じられ、ほのかな甘味と苦味もあり快適な飲み心地でした。クリスマス・イヴのはやる心を抑えながら、アペリティフとしてゆっくり楽しみたいようなシャンパーニュです。

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NV 信州高原ワイン 赤

Nv 昨日は冬至、一年で最も昼の時間が短い日です。でも、昔から冬至十日前なんていって、冬至の半月ほど前が最も夕暮れが早いので感覚的には日が短く感じます。もともとはこの日が一年の始まりと考えられていました。冬至には、南瓜や小豆粥を食べ柚子湯に入ります。南瓜は冬の野菜の栄養不足を補うため、小豆粥は豆に一年を過ごせるように、柚子湯は融通が利くようにと願いがこもった習わしです。ということで、南瓜を炊きました。私の南瓜の調理法は昔八百屋さんに聞いた方法をずっと実践してきました。今回は雪化粧南瓜、皮には粉が吹いたような白っぽく、ホクホクした食感で栄養価も高い美味しい南瓜です。いつものように大きめの一口に切り砂糖をまぶします、しばらくして(3時間以上)水が出てきたら中火にかけます。お酒を少し足して蓋をして煮ていきます。竹串で確かめて火が通ったらお醤油を加えて、今度は蓋をしないで焦げない程度に水分が無くなるまでなったら完成です。失敗もなく簡単で美味しくできます。今回は柚子の皮を乗せて完成!これでこの冬も元気でいられるかなぁ?

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先日いただいた長野県松本市の四賀ワイナリーの赤ワインです。品種はわかりませんでしたがお土産用なのでいろいろ入っているんでしょうね。180mlなのでグラスに2杯程度で飲み切るにはちょうど良いサイズです。色合いは、透明感のある黒味を帯びたルビーカラー。香りはマスカットベリーAやメルロも入っているような感じ、フルーティーで華やかな香り。味わいはほのかな甘味があり控えめな渋味と柔らかい酸味で快適な飲み心地です。お土産用のワインなので、分析するようなテイスティングをするのは野暮というもの、長野の葡萄畑の収穫に思い馳せながら楽しもうではありませんか!

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NV ナイヤガラ

Nv 豪華なお昼ご飯を終わって、いよいよ羽子板市をやっている浅草寺です。つい最近に屋根の架け替えが終わった本堂への参道は大勢の人で賑わっていました。東京には、夏の朝顔市、ほおずき市に冬の酉の市といろいろな市が立ちますね。京都にはあまりない風習で、こういった市に出かけたのは初めてです。昔は歳の市と呼ばれ新年の正月用品や縁起物を売る市が立っていたのも、今では主に縁起物として歌舞伎役者などを型どった羽子板を売る市に変化したようです。人混みの中を歩いて観音様にお参りをして、羽子板を見て回ります。羽子板に似顔絵を描いてくれるお店で一つ造ってもらい、もう一つ開運招福のニコニコ顔の兎がついた小さな羽子板も買って、年の瀬の江戸情緒を楽しんできました。

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先日いただいた長野県松本市の四賀ワイナリーの白ワインです。ナイヤガラという品種は、私が子供のころには食用でキャンベルやコンコードと共に良く売っていたとても香りのよい生食用の品種です。なんだか懐かしい香りがします。色合いは、緑色の見える淡いイエローカラー。香りは、まさにナイヤガラの香り!おそらくは低温で発酵時間を長くとり、葡萄品種そのままの甘い香りが再現されています。味わいは、優しい甘味が豊か、渋味や苦味もあり味の広がりも感じます。ナイヤガラの葡萄ジュースのカクテルの様な味わいと言えばピッタリかもしれません。お土産だったのですが、ちょっと懐かしく楽しい味わいで子供の頃を思い出しました。

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2006 ブルゴーニュ アリゴテ

2006bourgognealigote 猫好きなのに猫にはあまり好かれない私が唯一親交のある猫、ランチをしたカフェバーの看板猫の銀ちゃん(本名銀次)は、お昼の時間帯は寝ていることが多くてあまりお店には出てこないそうですが、ご飯を食べた後二階から降りてきて挨拶をしに来てくれました。夏場に病気のために歯を全部抜かれてしまってから初めてのご対面で嬉しかった!元気そうで機嫌も良く画像に収まってくれました。一通りお客様のいるテーブルを回った後、満足したのか自分の居場所の暖かい毛布の上でお昼寝を・・・普段は甘えてきてもあまり触らせてくれない銀ちゃん、お昼寝中は何をされても起きないそうで、なでなでさせてもらいました。

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ビールだけでは物足りないので、白ワインもいただくことにしてアリゴテを選択。アリゴテは酸味がしっかりしていて爽やかさが命のはずの品種ですが、最近はシャルドネのような樽を使った仕立て方でふくらみのあるワインに出会います。今回のワインもそのタイプだったようでふくよかな味わいでした。色合いは輝くゴールドカラー。香りは、焦がしバターの香りに熟した白桃のような香りとわずかに乾草のような香りもします。味わいは、アリゴテらしからぬ厚みがあるシャルドネに似た味わい。柔らかな酸味が豊か、ほのかな苦味や甘味も感じます。複雑性は少ないものの広がりのある味わいでした。ただ、アリゴテらしいさわやかなワインを期待していたのでちょっと残念でした。

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NV クリスマス・エール

Nvchristmasale 寒くなりましたねぇ、そろそろ年末です。新年の用意も始めようと浅草の羽子板市に行きました。その前にギャラリーでもある行きつけのカフェバー!?に寄ってランチをいただきました。お目当ては、猫の銀ちゃんと期間限定クリスマス・エール。食べ物もなかなかおいしいので長居してしまいました。食べたのは、半熟卵にドライカレーをのせたスパゲッティとオムライスにピッツァ。黄色に紅葉した銀杏並木を見ながら道路に面したテーブルでお昼ご飯、外の喧騒から離れて楽しくゆっくりとした時間が流れていきます。

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今回のクリスマス・エール(厳密にはクリスマスと新年用)は毎年違うレシピで出荷される期間限定のビールです(日本の酒税法では発泡酒に分類されます)。アメリカのサンフランシスコの小さな醸造所で、シナモンやナツメグなどのスパイスで香りづけしてクリスマスっぽいイメージを出しているようです。エチケットは社長自ら毎年デザインを変えて樹を描き、今年は銀杏の樹が描かれ移り変わる季節と冬至の訪れを象徴しているそうです。ちょうど窓から見える紅葉した銀杏を見ながらで気分は最高!色合いは、限界近くにキャラメリゼしたような濃い茶色、泡立ちはクリーミーで豊か。香りは、シナモンやナツメグ等のスパイスの香りと同時にカラメルやローストアーモンドの香りもしっかり感じます。味わいは、柔らかな苦味、甘味や旨味も豊かでクリスマスの暖炉の前で飲んだらより美味しさを楽しめるように思いました。

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2002 シャトー ド サントジェム

2002chateaudesaintegemme 京都編特別編 京都で少し用事があり西陣織会館に行きました。ちょうど観光客向けの着物ショーを見ることができました。以前の私はブログ名の通り呉服屋をしていました。今でも反物を巻くこともできますし、すれ違っただけで大体の値踏みもできたりします。今ではソムリエを生業としているので、着物も遠い存在で時々懐かしく思うことも。京都の基幹産業であった呉服業界も時代の流れと共に衰退の道をたどり絶滅寸前の様を呈しています。最近の日本人は、ナショナリズムが希薄になっているような気がして、和の心も廃れてしまったのかも。外を歩いていても和服を着ている人を見かけなくなり寂しいですね。江戸時代のように皆さんが着てくれれば、私は今も呉服屋だったかもしれません。人生どこでどうなるかわかりませんね!久しぶりに呉服に触れてそんなことを思いました。

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ボルドーの赤ワインを試飲販売をした時のもう一つのアイテムです。リーズナブルなボルドー、オー・メドックのワインです。色合いは底の見えないほどの濃いルビーカラー。香りは、フレッシュなミルティーユやミュールのような赤黒い色の果実の香りとピーマンのような香りとほのかなカラメルの香り。味わいは、8年の熟成で落ち着きを見せ始めたところ。果実味が豊かで、渋味は少し粗くもう少しの熟成を待った方がより大人びた味わいになりそうです。余韻も長めなので、早く抜栓してゆっくりと楽しみたいです。タレをつけた赤身の焼肉なんかと良く合いそうです。

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1998 シャトー・ラサール

1998chateaulassalle ついに最終回京都編その10 旅の楽しみの一つはお弁当ですね!いつぞやみたいに東京の極附弁当に京都の和久傳の二段弁当です。東西の最高クラスのお弁当はそれぞれに美味しく楽しめました。新幹線で美味しいお弁当とシャンパーニュは最高の楽しみです!車窓から富士山を見ながらも良い気分になります。田園風景も関東平野では、田んぼはほとんど見られません。関東ローム層のおかげで水田を造るのが難しいそうです。沼津を通り過ぎると水田が増えていき、愛知県から滋賀県の間は日本の穀倉地帯って感じで水田が広がります。なんだかホッとする景色です。私もやっぱり日本人だからなんですかねぇ・・・京都は、生まれ育った地でありいつまでも大切にしたい場所です。

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先日、ボルドーの赤ワインを試飲販売をした時のアイテムです。シャトー・レオヴィル・ラスカーズやシャトー・ポタンサックのオーナーがペトリュスのオーナーファミリーのために7年間だけ造った赤ワインで、格付けには入っていないながらもクオリティの高いシャトー・ポタンサックと同等レベルで造られています。セパージュは、カベルネソーヴィニオン54%メルロ28%カベルネフラン18%。色合いは、茶色の見え始めた濃いものの透明感のあるガーネットカラー。香りは、ミルティーユやミュールのような熟した赤い色の果実の香りと紅茶のような香りにカラメルの香り。味わいは12年の熟成で全体的に落ち着いたニュアンス。果実味も穏やか、渋味も柔らかくなり突出した部分のない味わいでした。余韻も長いのでゆっくり楽しめます。これからのクリスマスシーズンに鴨のロティなどにも良く合いそうです。

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NV 奥の松純米大吟醸スパークリング

Nv 京都編その9 紅葉で有名な永観堂に初めて行って、少し早い紅葉を楽しんできました。正式には聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺(しょうじゅらいごうさん むりょうじゅいん ぜんりんじ)と言い永観堂は通称です。御本尊は振り返っているので有名な阿弥陀如来様、実際にお会いするととっても素敵なお姿で心が温かくなりました。部分的に紅葉していて池の周りにはススキもあり、鴨も泳いでいてなかなかの秋の景色でした。この時期の鴨はつがいになっているので仲睦まじく泳いでいました。良いですねぇ羨ましい!to be continued

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日本酒の純米大吟醸をスパークリングタイプに仕立てたものを見つけました。福島県ハイテクプラザが開発した通常の日本酒より酸を多く生成する酵母を使用しているようで、クエン酸やリンゴ酸を豊富に含んでいるそうです。さらに低温で瓶内発酵をして炭酸ガスを作っています。色合いは、極淡いイエローカラーで泡立ちは細かく穏やかです。香りは、白ワインのような華やかな吟醸香が溢れます。味わいは、爽やかな酸味が豊か、ほのかな甘味もありコクも感じられます。発泡させることで重くなりがちな大吟醸に炭酸と酸味をプラスして清涼感を演出しています。とっても飲み口の良い日本酒でした。

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NV レフ ブロンド

Nvleffebronde_2 京都編その8 京都の堀川一条に観光地でもないのに参拝者が多い神社に晴明神社があり、陰陽道を極めた安倍晴明が祀ってあります。平成7年にやっと架け替えられた(何度も架け替えようとしたのが鬼女の腕を封じ込めてある力が強くてできなかったらしい)旧一条戻り橋の欄干の親柱が神社内に移設されて、その橋の袂には可愛くデフォルメされた式神が居ます。あちこちに桔梗紋(一般的には五芒星)境内はそんなに広くないのですが、お社の他に安倍晴明像、一条戻り橋、厄除けの桃、御神木などなど盛りだくさんの内容で霊験あらたかで神聖な空気を感じ取れます。私は昔から陰陽道の話が好きで、近い事もあって機会があれば訪れる神社です。to be continued

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先日登場のレフのブラウンに対してブロンドと表記のあるベルギー産ビール(日本の酒税法では発泡酒に分類されます)です。タイプは、アビィと言われる修道院からの委託で造られたものです。色合いは、深い黄金色で泡立ちはきめ細やかで豊か。香りは、ローストしたアーモンドの香りと焦がしたバターのような香り。味わいは、ほのかな甘味があり、苦味も豊か、力強さがありコクも豊かで余韻も長く感じます。寝る前のホッとした時間に冷やしすぎずに楽しみたいビールです。

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NV クリスタル

Nvcristal まだまだ続く京都編その7 毎年恒例の祇園祭の粽を返さなくてはと思い、祇園の八坂神社にも行きました。親しみを込めて祇園さんとか八坂さんと呼ばれる八坂神社。足の悪い母が一緒だったので四条通の正面からではなく本殿に最も近い南楼門から入って、お役目の終わった粽をお返しした後に参拝しました。その後は祇園をぶらぶら、紅葉で賑わう高台寺を横目に見て、八坂の塔の西にある庚申堂(正式には大黒山金剛寺庚申堂で青面金剛が本尊)に寄りました。日光の東照宮で有名な三猿見ざる聞かざる言わざるの元祖と言われる像が門の上に居ます。ここでは願掛けをするための“くくり猿”を授けていただけます。私も願掛けしないと・・・to be continued

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日本では珍しいペルーのピルスナータイプのビールです。ペルーでは最大手のビール会社でアンデスの澄み切った水を使っているそうです。色合いは、透明感のある淡い琥珀色で泡立ちは細かく豊か。香りは、麦芽の甘い香りとホップのハーブのような香り。味わいは、キレが良くドライな飲み口で、コクは控えめの喉越しや飲み心地を重視したようなビールでした。このタイプは仕事上がりのとりあえずの一杯に最適かもしれませんね!

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NV ステラ アルトワ

Nvstellaartois 京都編その6 母の希望で上賀茂へ。久しぶりに行った上賀茂ですが、上賀茂神社の中に参拝したのは初めてです。小学生のころに通っていた塾が近くにあり週に何度も前を通っていました。正確には賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)、その鳥居の前に焼き餅屋さんがあって、焼きもちを焼くところをバスが来るまでずっと見ていた記憶があります。現在拝殿など補修中であまり足場が良くはなく歩きにくかったです。紅葉は?というと、百人一首の中で、藤原家隆の“風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎの夏の しるしなりける”と詠まれる、境内を流れる御手洗川にかかる紅葉はまだまだ緑色で気配もありませんでした。その後、有名な漬物屋さんへ行きました。なかなか手入れの行き届いた庭があり、落ち着いた雰囲気で漬物が選べました。最後にパンの美味しい進々堂のお店で、マッシュルームのデュクセルを乗せたタルティーヌと共にフレッシュな白ワインを楽しみました。秋のとっても充実した散歩でした。to be continued

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日本では一般的な下面発酵のピルスナータイプのビール(日本の酒税法では発泡酒に分類されます)と同じで、ベルギーではメジャーだそうですが日本ではまだあまり見かけられないビールです。色合いは、透明感のある琥珀色で泡立ちは細かく豊か。香りは、ホップからの爽快感を感じるハーブの香りとほのかなキャラメルのような香り。味わいは、キレの良い爽やかな飲み口で、ほのかな甘味があり、コクもほどほどにある飲み心地の良いビールでした。トマトを使った料理なんかにどうでしょう?それともフレンチフライ?だとするとピッツァに良さそうですね!

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NV ヒューガルテン

Nvhoegaarden 京都編その5 京都で行かなければと思うところは何か所か有り、今回は時間的余裕があったのであちこち行くことができました。父にも私にも所縁のある臨済宗大本山大徳寺の塔頭の芳春院は、大徳寺の中でも最も奥に位置し、通常は拝観を許可していません。前田家の菩提寺として建立され、由緒正しいお寺ですが、父も私も昔からお茶会などで住職さんにお世話になっていました。京都で時間があるとここへ来て色々なことを想う時間をいただいています。最近になって有名だと知ったくらいで、私にとっては身近な存在の癒しの空間として贅沢に使わせていただいています。そういえば30年くらい前には、お茶会で走り回っていたなぁ・・・to be continued

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日本に輸入される古典的なビールには、日本の酒税法では発泡酒に分類されるものが少なくありません。このベルギー産のヒューガルテンもその一つです。もともとは修道院で造られることが多く、健康に配慮しハーブや香辛料を加えて造っていたために、添加物とみなされ発泡酒に分類されてしまいます。ちなみにドイツでは、米を原材料として使った日本のものはビールと思われていないようで、なんだか複雑ですね。大麦麦芽に小麦を加えて造った、ヴァイツェンに分類されるホワイトビールです。風味づけにコリアンダーとオレンジピールを加え、さらに生きた酵母を加えて瓶内二次発酵で複雑な味わいを造っています。色合いは、白濁した乳白色で泡立ちはとてもきめ細やかで豊か。香りは、柑橘系の爽やかな香りと甘いスパイスの香りに乳酸菌飲料の香り。味わいは、ほのかな甘味があり、苦味は控えめで他のビールのように多くはありません。コクはあるものの爽やかさとすっきりした味わいです。時間に余裕のある時にこれだけで楽しみたいですね!

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NV レフ ブラウン

Nvleffebrune 京都編その4 まだまだ続く京都編に戻ります!祇園で行きつけのワインバー“クープ・ド・ワイングロッサリー”には、いつも開店直後に行くので空いていて、スタッフの方々との話も楽しめて少しお得な感じです。今回は一人なのでグラスワインを3種類、白ワインが一種類と赤ワインが2種類、少し熟成した赤ワインが京都の夜にピッタリでした。その帰り、どうしても母に食べさせたいと思いワインバー近くのたこ焼き屋“蛸じん”へ寄りました。お店は空いているのですが、近くのバーやスナックへの出前のために焼き上がりには40分もかかるとのことで、冷の日本酒を一杯と蛸ポン(切った蛸に刻み葱とポン酢をかけたもの)で待つことに。ちょっと居酒屋気分で時間が経つのも気になりませんでした。このお店のたこ焼きはソースを付けずに楽しめ、温かいままだったのもあって母も気に入ってくれたようです。他にも近くのお好み焼き屋さんで牛筋の入ったお好み焼きが美味しかった!京都では有名な洋食屋さんのオムハヤシも美味しくいただきました。食べてばっかり、やっぱり食欲の秋ですかねぇ?to be continued

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日本のビールは、最近までピルスナータイプばっかりで、どれを飲んでも個性的とは言えない味わいでした。最近では、地ビールもあり様々なタイプを楽しめるようになりましたね!このビール(日本の酒税法では発泡酒に分類されます)は、ベルギー産のブラウンエールタイプで、少し味わいがしっかりしているので軽食にぴったりです。色合いは、深い褐色で泡立ちはきめ細やかで豊か。香りは、切ってしばらく置いた林檎のような香りと焦がしたバターのような香り。味わいは、ほのかな甘味があり、苦味は多くはありません。コクと力強さがありながら、すっきりした味わいです。このペールエールは醗酵時に液面付近に酵母が浮き上がる上面醗酵で造られています。色合いは少し白っぽく濁っているようにも見え、泡立ちは細かく豊か。香りは、乳酸菌飲料のような香りと爽やかなハーブの香り。ホップの苦味が豊かでほのかな甘味もあり余韻もしっかりあります。軽い前菜なんかに良く合いそうな味わいでした

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NV エメランス

Nveemerence_2 京都編は一回休んで、昨日の出来事を・・・昨日は、藤村俊二さんのお誕生日、そして私が気に入っていたオヒョイズの最後の日でした。例年のお誕生日はパーティーで楽しませていただいていましたが、最終回の昨夜も賑やかでした。ウエルカムにシャンパーニュ、あとはハウスワインの白と赤を飲めます。残念なことに私の父と同い年で昭和の名エンターティナーのおひょいさんには会えませんでした。それでも、ヒラマサのカルパッチョとかをつまみにわずかな時間ですが名残を惜しんで過ごしました。行きつけのお店が閉店するのはとっても寂しいですねぇ。とってもとっても居心地のいいお店でした。たくさんの想い出をくれたおひょいさんとオヒョイズに感謝を込めて!

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昨日のオヒョイズでウエルカムで供されていたシャンパーニュ。1993年にこの名前で売り出されたメゾンです。セパージュは、ピノノワール80%シャルドネ20%。抑えた価格で納得のいく味わいのシャンパーニュです。色合いは、輝くゴールドカラーで泡立ちは賑やかで豊か。香りは、ローストしたアーモンドの香りとソテーしたシャンピニオンの香りに柑橘系の香りが混じり複雑さがあります。味わいは、豊かな果実味と柔らかな酸味。ミネラルの固さもあり、キレが良く爽やかさが心地よく感じます。ヒラマサのカルパッチョにはとても合うシャンパーニュでした。やっぱり最後の日にもシャンパーニュですね!

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NV バス ペール エール

Nvbass 京都編その3 京料理って、素材がとっても大切です。この日の焼き物は渡り蟹を焼いたもので、蟹が焼ける香りってとっても芳ばしくていい香りですね!蕪は優しい味付けでほっこりしますし、銀杏の入った栗ごはんもほんのり出汁が効いて、栗の渋皮煮もとっても手間がかかるのに丁寧な仕事で栗の風味が抜群で美味しくいただけました。どれをとっても一品一品の完成度が高いのに全体には流れがあって、京都の秋を満喫できる味わいでした。to be continued

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ワインほどではないですが、ビールにもいろいろな種類があり楽しめますねぇ!シチュエーションによっては、ワインよりもビールの方が料理に合うことがあります。暑い夏の夕方に枝豆ならピルスナーで、冬の暖かい部屋でドライナッツに冷やしすぎないシュバルツも良いですね!このペールエールはイギリス産で、醗酵時に液面付近に酵母が浮き上がる上面醗酵で造られています。色合いは少し白っぽく濁っているようにも見え、泡立ちは細かく豊か。香りは、乳酸菌飲料のような香りと爽やかなハーブの香り。ホップの苦味が豊かでほのかな甘味もあり余韻もしっかりあります。軽い前菜なんかに良く合いそうな味わいでした。

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2009 マルヴァジア ビアンカ サレント

2009salentobianco 京都編その2 今回もお気に入りの京料理のお店でシャンパーニュを楽しみました。秋に京料理のくりたへ伺ったのは初めてで、秋の食材がいっぱいで見るだけでも京都の秋を感じることができます。八寸から秋満載ですよ!カマスの焼き物にきぬかつぎ(小さい里芋を皮付きのまま蒸したもの、衣被き=きぬかづきが語源)、丹波の葡萄豆の枝豆、利休麩などなど。お造りは、烏賊、鯛、カジキ(杉の板に挟んで焼いたので杉のとってもいい香り!)。松茸の土瓶蒸し。はんなりとした出汁に大ぶりの松茸が入っていて素晴らしい秋の味わい!今年唯一の松茸でした。to be continued

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京都ではメジャーなパン屋さんが経営するレストランでお昼ご飯と共に楽しみました。オーダーは、マッシュルームのデュクセルと角切りベーコンのタルティーヌ。ワインとのマリアージュはぴったりで、昼下がりのゆっくりした時間を楽しんでいました。色合いはごく淡い緑色を帯びたイエローカラー。香りは、レモンやライムの皮の香りとわずかにミントなどのハーブの香り。まだ舌の上で炭酸を感じるようなフレッシュ感がチャーミング。爽やかな酸味にほのかな苦味がありキレの良い味わいです。とてもリーズナブルな白ワインですが、こんなシチュエーションには最適なワインでした。

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1989 シャトー ジョルディ

1989chateaujordi 京都編その1 先月初旬に5年ぶりの運転免許証の書き換えと旅券の受け取りのために新幹線で京都へ。今回は結構長く一週間も居たので、少し早い京都の紅葉も楽しむことができました。遊びに行ったわけではないのですが、今回は主題の免許と旅券だけでなく、京料理屋にもワインバーにも行くことができ、ワインも楽しめたので旅行気分も少し味わえて得した気分です。生まれてからずっと京都市民だったのに初めて行った場所もいくつかあり、改めて観光地としての京都の懐の深さを感じました。初日は私の誕生日だったので、行きののぞみの中にて、アンディ・ウォーホールのオマージュのドンペリニヨン2002(黄色)を飲み、京都に着いてすぐに行った京料理のくりたでは、ベルエポックのブラン・ド・ブランを!後日には、いつものワインバーでグラスワインを三種類楽しんだり、パンのおいしいレストランでも白ワインを飲み・・・飲みすぎかもしれません。to be continued

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祇園の行きつけのワインバーへ一人で行きました。そんな自分がちょっとかっこいいかも!で、そのワインバーにてグラスで飲んだ赤ワイン(最後の一杯だったので、エチケットをもらいました)。一見マルゴーの2級シャトー・パルメに見えるシャトー・ジョルディです。アペラシオンは、フランス、メドックのマルゴーとサンジュリアンの間にあるムーリ・エン・メドックです。古くからある年間35000本ほどの小さなシャトーです(ボルドーとしては小さなシャトーです)。セパージュは、メルロ73%カベルネソーヴィニオン25%プティヴェルド2%。シャトー・ラトゥールの古い樽を譲り受けて醸造しているそうです。色合いは、すでに明るくオレンジ色が支配的なルビーカラー。香りは、腐葉土のようなニュアンスを感じる中国茶のような香り、漬物のすぐきのような酸味を連想させる香りも存在します。味わいは、柔らかな酸味に丸くなったタンニンに穏やかな苦味。久しぶりにうまく熟成した柔らかなボルドーのワインを味わえました。

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NV リゴロ マルク

Nvrigoloymarcextrabrut おひょいずの魅力はお料理にもあります。“料理は愛!そして感動!”をモットーに夏目シェフが単純に美味しい料理を造ってくれます。いつ食べても単純に美味しい!凝った味付けでもなく、盛り付けも平凡ですが、ワインと一緒にあの空間で食べると最高だと思います。今回は、海藻を盛った上に大ぶりのヒラマサが乗ってマヨネーズ系のソースがたっぷりかかったヒラマサのカルパッチョ、ラングスティーヌのガーリックソテー、松坂牛のステーキ(和風のソース)、名物のチーズパイ!(近々自分でも作ろうと思いチーズは揃えました。うまくできるといいなぁ。)どれもシャンパーニュや白ワインと共に楽しみました。無くなってしまうのがとっても惜しいお店でした。残念!

美味しいおひょいずの画像を[いろいろ]に掲載中です!

最近になってシャンパーニュの産地として認められたコトー・シュッド・デペルネ地区のサン・マルタン・ダブロワ村で生産されています。色合いは、輝く淡いイエローカラーで泡立ちは細かく賑やか。香りは、リンゴジュースのような香りとほのかなミネラルの香り、わずかに漬物のような香り。味わいは、エクストラブリュットだけに甘みはほとんど感じられませんが、しっかりとしたコクを感じます。エレガントな酸味とほのかな苦味で引き締まった印象を受けます。爽やかさもありながら、豊かな広がりを楽しめるシャンパーニュでした。

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2008 サンセール

2008sancerre おひょいずの居心地の良さは場所や室内装飾等のシチュエーションだけではなく、フロア・スタッフの接客のうまさにもあります。私が初めて行った時、このお店の一番気に入った部分はソムリエでもある宮崎さん(通称、米屋の哲っちゃん!)の存在です。今まで、たくさんのソムリエに会いました(それこそ世界一のソムリエ達から資格を取っただけのほぼノムリエまで)が、その中でも対ゲストではトップクラスの能力だと思いました。彼は、私の理想のソムリエの形の一つです。おひょいずのような羨ましい環境でソムリエができたらいいなぁって思っていました。だから何度も通っていたのかもしれませんねぇ。そうそう、私が資格を取る前に憧れていたソムリエは、昔のドラマ“王様のレストラン”に出てくる白井晃演ずるところの大庭金四郎のようになりたいって思っていましたが・・・それはまた別のお話。

居心地良いおひょいずの画像を[いろいろ]に掲載中です!

最後に訪れたおひょいずでの2本目は、サンセール。私は初めての日本でマイナー、でもロワールでは結構大きな造り手です。色合いは、淡い緑色を帯びたイエローカラー。香りは、切りたての青リンゴのような爽やかな香りとミネラルの香り。味わいは、わずかに舌の上で炭酸を感じ、爽やかなリンゴ酸の酸味が豊かでエレガント、ほのかな苦味とキレがあり、とっても楽しめました。料理の邪魔をすることなく華やかな雰囲気にさせてくれました。

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NV フランソワ エマール

Nvfrancoishemart 先日、とある葉書が来ました。藤村俊二さんがオーナーのおひょいずからのDMで年末の営業かな?なんて思っていたら閉店の案内でした。12~13年前に初めて行って以来、とっても気に入って時々楽しませてもらっていました。とにかく居心地がいいんです!イギリスから大工さんを呼んで内装を、使い込まれた手触りの良い木製の家具まで本物にこだわって作られたお店。最寄りの駅は遠いけど時々どうしても行きたくなる隠れ家のようなお店。カウンターの端に座り細いシガーを燻らせ、すべてのテーブルにオーナーとしての挨拶をしていたおひょいさんがとっても素敵でした。だから、最後に行ってきました!

おひょいずからの・・・画像を[いろいろ]に掲載中です!

最後に訪れたおひょいずで飲んだシャンパーニュは、アンリ・ジローのフランソワ・エマールのロゼです。アンリ・ジローの創始者、フランソワ・エマールへのオマージュとして生まれた、アイ村の自社畑の葡萄を100%使用した少量生産のシャンパーニュです。セパージュはピノノワール70%シャルドネ30%でセニエ方式でロゼカラーに仕上げています。色合いは、オレンジ色の見える鮮やかなロゼカラーで泡立ちは繊細で穏やか。香りは、赤い果実のニュアンスが強く、フレッシュなフランボワーズのような香りとほのかに紅茶の葉の香り。味わいは、華やか!果実味も豊かで酸味とのバランスも良く、ほのかな渋味と苦味がエレガントです。とても素敵な味わいで、おひょいずの最後の夜にふさわしい味わいでした。

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2001 セミヨン

2001semillon_2 先月は、偶然佐藤陽一さんのワインセミナーに連続で参加しました。一度目は、昔通った田崎真也ワインサロンで、アンドレアス・ラルソンさん(2007年世界最優秀ソムリエ)と、コルクとスクリューキャップの違い。二度目は、ソペクサ(フランス食品振興会)後援のヴァリュー・ボルドーについてでした。佐藤陽一さんのセミナーは、とても解り易く時折冗談なども交え、いつもなら眠くなるセミナーも最後まで興味を持って学ぶことができます。お店の営業のような佐藤さんのセミナーの後って、とってもマクシヴァンのディナーに行きたくなります。今回セミナーの主題になったコルクとスクリューキャップの問題は、ワイン業界ではまだまだ結論が出ない大きな問題です。コルクは、伝統的に安定した評価を持っていて輸送にも強いのですが、ブショネという欠点があり約10%の損失を見込まなければいけません。スクリューキャップは、密閉性が高くブショネの問題はないものの、スクリューキャップへのショックによる変形後の液漏れやコルク分の容量増加(20ml以上で侮れない量)に経年のデータがまだ少なく耐久性などに対する信頼感に不安が残る。ボトルの問題と共に結論が出るまで時間がかかりそうです。

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セミナーで使用した2001年ピーター・レーマン、バロッサ・リザーヴ・セミヨンのスクリューキャップです。色合いは、輝くイエローカラー。香りは、カリンのような黄色い果実の香り。アナナスのような熟した果実のイメージにミネラルの香りも感じられる。味わいは、収斂性のある酸味が豊かで、甘さはほとんど感じられません。苦味もありキレが良くドライな味わいでした。塩と胡椒で味をつけた白身魚のグリルなんかに良く合いそうです。このセミヨンという品種は、フランスのボルドーでは甘いワインのために栽培されていますが、オーストラリアでは甘くない食事に良く合うワインに仕立てられます。フランスでもセミヨンという品種の扱いを考えなければいけないかもしれません。

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