2008 シャルドネ
以前から楽しませていただいているブログの中で紹介されていたリンゴを使ったレシピを見つけたので、少しアレンジしてさっそく作ってみました。リンゴを1/4にして芯を取り皮をむいて砂糖をまぶして3時間くらい置きます。リンゴから水分が出てきたら白ワインをひたひたになるくらい加えて弱火で煮ます。その時にむいた皮のきれいな部分を一緒に入れます。皮からはペクチンが出るので出来上がって冷やした水分にとろみがつき美味しくなりますよ!もう一つ八朔を輪切りにして加えました。柑橘系の香りも入ってよりフルーティーになります。それだけでも美味しいデザートになりますが、アイスクリームやヨーグルトに加えるとさらにおいしくなります。それに、とろっとした煮汁にウオッカやジンを加えて炭酸水で割ると甘いカクテルにもなって全部楽しめますよ!素材に気を使う必要もなくて、リンゴは紅玉でなくても富士や北斗でも問題ないですし、八朔の代わりに夏蜜柑やオレンジでも、美味しくできそうです。白ワインは、あまり樽の香りが強くないものでさえあれば安価なものでも十分美味しくできますから、飲み残しのワインができてしまったら、是非作ってみてくださいね!
リンゴのコンポートの画像を[いろいろ]に掲載中です!
普段に飲むヴァラエタルワインとしては、とても解りやすく素直なフランスの南部のワインです。色合いは、輝く淡いイエローカラー。香りはほのかなヴァニラの香りに柑橘系の香り。白いバラのようなニュアンスもあります。味わいは、酸味や苦味などのバランスが良く、わずかに甘味と苦みを感じ取れます。余韻は長くも短くもなく快適でした。シャルドネを暖かい土地で丁寧に造って小細工なしで醸造したという感じそのまま、勉強するのには最適のワインです。
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tom様
勝手にアレンジさせていただきました。
八朔の皮からもペクチンが出ますし、林檎の皮からは色素が出てほんのりピンク色になります。赤ワインを足してもロゼカラーの美しさが出るかもしれませんね。
砂糖をまぶして水分を出す手法は、南瓜や薩摩芋と同じで、味の沁み込みも早くなるので重宝しています。
これだけで優しいデザートとして嬉しいですね!
投稿: カオール | 2011年1月15日 (土) 11時23分
こんにちは
なるほど…!砂糖をまぶして3時間くらい置き、むいた皮のきれいな部分を一緒に入れてとろみをつけて…ぜひぜひやってみたいです。たのしみ~です!
投稿: tom | 2011年1月15日 (土) 10時16分