NV サミクラウス
毎年恒例のFOODEX(食品見本市)を見るために幕張まで行ってきました。今年は去年よりも盛況で、結構の混み具合でした。このFOODEXでは、世界中の国の企業が参加しているので、それぞれの国の対日本の食に関する戦略が見えてきます。イギリスとインドはスペースがとても小さく参加企業もわずかで、日本の市場に関心なさそう。韓国はマッコリを一押し。アメリカは食品添加物と手軽な調理で完成して食べられるもの。メキシコはなじみが少ない割にはスペースも大きく取り、テキーラや農作物(特にアボカド)に積極的。中国はスペースは大きくてもそれぞれの企業が消極的で、担当者がたった一人座っているだけの会社もあり、そこだけ静けささえも感じました。それに対して台湾は賑やかで華やかな雰囲気でした。日本の企業は、去年よりも賑やかで試飲試食も多く不況の影響も薄れてきたよう、特に米粉を使った食品を多く目にしました。肝心のフランスは、例年のようにワインが中心で去年よりも賑やかでワインの新しい販路を求めているワイナリーやネゴシアンが多く見られました。でも、シャンパーニュのメゾンの出店は一か所だけで残念。FOODEX全体的に賑やかなのは、食に関しては景気回復基調にあるのかもしれませんね。
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年に一度だけ12月6日(サンタクロースの誕生日)に造られ10か月熟成させた後瓶詰したものです。トリプルボックビールと言われ、ギネスブック公認の世界一アルコール度数(14.0%)の高いオーストリア産のラガービールです。色合いは、濃いチョコレート色で泡立ちはクリーミーで控えめ。香りは、薬草酒のような複雑な香りに苦味を予想させるスモーキーな香り。味わいはカカオ100%のチョコレートの様な苦味にしっかりしたアルコールのボリューム感。舌触りは粘度が高くもなめらかです。まるでドイツ産の黒パンを液体にしたような感じの味わい、甘味も豊かで、食後にゆっくりと楽しみたいビールでした。長期熟成が可能で賞味期限も2015年08月、賞味期限が切れそうな頃に飲んでみたいと思いました。
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