NV モエエシャンドン ブリュット アンペリアル
休日、浅草編。最近は浅草のギャラリーエフに行くことが多くなり、常連の一人になりつつあります。このお店は関東大震災にも耐えた古い土蔵を中心に営業。このお店では、今回の震災でも少し壁の一部が落ちるなどの被害がありましたが(壁が少し落ちたので土蔵内部は補修中)、芸術一般に加えて戦争や大震災に関したイヴェントをしている為か災害に対する意識も高く、余震の減った現在はキャンドルでの営業と節電もしっかり、逆にバータイムの雰囲気が良く素敵かもしれません。23区内ではこのところ節電の意識が薄れてきているように感じるので、計画停電の影響がない私たちも心を引き締めて節電を心掛けなければいけません。そのうえでしっかりと経済活動をして一日でも早く復興させようではないですか!
私が一人でお昼に行くときは、ミルクティーだけをいただき、お昼寝タイムの看板猫の銀次親分を見ながら、常連さんとお話をしたりしてしばし過ごします。今回は夜のバータイムにお土産持参で行きました。お土産は、北海道共働学舎の桜チーズと滋賀県ひとみワイナリーのロゼワインのセット。北海道産の生乳を使用したカマンベールチーズには桜の塩漬けが乗り、ロゼワインは、オレンジ色を帯びた濃いめのロゼカラーに華やかなフレーズのコンフィチュールの香り、味わいも爽やかな酸味があり余韻に桜っぽいニュアンスも感じられます。このチーズとロゼワインのマリアージュはピッタリです。お花見には少し早いですがお花見気分でお店のスタッフさん達と楽しみました。その時のギャラリーエフはコチラ。
つまみがカレー尽くし?の画像を[いろいろ]に掲載中です!
お店でオーダーしたのは、なぜかとってもお値打ち価格のマグナムサイズのモエエシャンドン。お店で熟成された推定1990年代後半のシャンパーニュ。開けるとしっかりした熟成香が広がります。色合いは淡い紅茶色、泡立ちは穏やか控えめ。香りは、切ってしばらく置いた林檎のような香り、ドライナッツの香り、よく熟成されたシャルドネのニュアンスもあります。味わいは、柔らかい酸味に穏やかな苦味ほのかな甘味と溶け込んだ調和を感じました。少し熟成感が強いので、途中から氷を入れて飲みましたが、そんな飲み方もおつなもの、ゆっくりと優しく過ぎていく夜には素敵なシャンパーニュでした。
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