2009 ボルドー ブラン
“ごっこ”っていう魚をご存知ですか?北海道ではメジャーな魚で、素性はカサゴ目ダンゴウオ科ホテイウオ属ホテイウオです。冬に卵を持ち鍋にすると美味しい魚です。2月にスーパーで見かけたので、ごっこ汁に挑戦してみました。30cm1200g程度、特徴は名前の通り布袋さんのようなお腹、胸鰭が変化した大きな吸盤、つぶらな目の可愛い顔(個人的感想です)をしたお魚です。ぬるぬるしていてさばくのは手間、まずは頭を落として、特徴の巨大なお腹から卵を取り出します。内臓も食べれるそうですが、今回は肝臓だけを残して処分。ここまでやったところで、皮の部分に熱湯をかけるとぬるぬるの部分が固まってはがれやすくなります。水で良く洗って、適当な大きさに切って身の処理は終了。鍋にするには、日本酒と水に骨付きのままの身を入れてしばらく煮た後、肝と卵と葱をたっぷり加えて出来上がり!卵はよく洗って(ぬるぬるが多くて面倒)イクラのように煮切り酒と醤油に漬け、いくら丼のようにして食べました。鍋は、コンドロイチンたっぷりの身が柔らかく、骨も軟骨状でそのまま食べることができ、何も加えていないのに旨味がたっぷりでした。ごっこの卵丼は、オシェトラのキャビア程度の大きさでプチプチとした食感が美味しかった。
ほていうおの画像を[いろいろ]に掲載中です!
ごっこ料理の画像を[いろいろ]に掲載中です!
前回のギャラリーエフでの晩御飯の際に、シャンパーニュ一本で足りなかったので、もう一本追加したボルドー・ブランです。ドイツワインのピーロートとボルドーワインのシシェルが共同で造ったワインです。大きなステンレスタンクを使い、低温発酵させて造られています。色合いは、緑色を帯びた淡いイエローカラー。香りは、メロンやマンゴーのような瑞々しいフレッシュフルーツの香りとミントなどのフレッシュハーブの香りが豊か、わずかにミネラルの香りも感じます。味わいは、炭酸を感じるような溌剌とした酸味、ミネラルの苦味も加わり引き締まったニュアンスを感じます。華やかな香りは、ワインの初心者や女性にも馴染みやすくて良いですね。この日のシャンパーニュもコメント的には近くて、ピチピチしたフレッシュ感を十分楽しみました。
« NV ピエール モンキュイ | トップページ | 1997 ショイレーベ アイスヴァイン »
「VinBlanc」カテゴリの記事
- 2014 コルトン シャルルマーニュ(2020.12.11)
- 2011 バタールモンラッシェ(2020.02.26)
- 2013 コルトンシャルルマーニュ(2019.10.28)
- 2011 コトー・ヴァロア・アン・プロヴァンス クララ・ルア(2019.05.10)
- 2016 ソアヴェ クラシッコ(2019.02.15)
コメント