NV シードル ブリュット
伊豆稲取編はちょっとお休み。今日から7月、早いものでもう半年過ぎました。昨日は夏越の祓え(なごしのはらえ)だったので、冷たいお抹茶でも点てて飲みたいなぁと思いたち、いつもの和菓子屋さんへ行ったのですが、水無月は売っていませんでした(確か去年も売っていなくて残念だった気がします)。お店の人にどうして作らないのか尋ねてみたら、水無月を食べる日なのはわかっているんですが、手間がかかる(外郎の生地は長時間蒸さなくてはできない)、大量に出来る(少量で作ることは難しい)、見た目が地味で人気がないという理由で作らないそうです。京都の和菓子屋さんには、夏場だといつでも売っているのになぁ。京都より東京は季節感が少ないように思うのは私だけでしょうか・・・?
お抹茶に主菓子の画像を[いろいろ]に掲載中です!
エチケットは、毎回スキャナーで読み込み、トリミングして、色の調整をして、サイズを小さくしてアップしています。今回のような箔の上に色を重ねたタイプは、とても編集しにくく見た目が悪くなってしまいます(銀箔の上に茶一色のプリントで林檎が生っている画です)。お見苦しいとは思いますが、お許しくださいませ。暑い日の昼下がりにはシードルが飲みたくなります。アルコール度数が低めで炭酸ガスの爽やかさがあり、ほっと和むような味わいを求めて買います。でも、残念ながらあまり希望通りの味だったことがありません。色合いは、濃いめの茶系のイエローカラーで泡立ちは穏やかに続きます。香りは、リンゴを切ってしばらく置いてあったような香り、鉄分を連想させるような香り。味わいは、爽やかな酸味にほのかな苦味、甘味はほとんどなくキレがあり、後味に鉄っぽいニュアンスが残ります。古典的な造り方のシードルそのものといった味わいでした。サイダーの元になった飲み物ですが、現在では似ても似つかない別の飲み物になっています。
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茶道は特に季節感を大切にします。本当なら今回のような薄茶には干菓子をあわせ、濃茶に主菓子を合わせるのですが、つい美味しそうなお菓子につられてしまいました。水無月は残念でしたが、紫陽花に朝顔と季節に合った涼やかなお菓子でした。
投稿: カオール | 2011年7月 1日 (金) 14時15分
今の季節を感じる生菓子がとってもキレイ♪
お抹茶の緑も映えて、私も飲みたくなっちゃったわぁ☆
お茶碗はテッセン柄ね(●^o^●)
投稿: シャンパーニュ大好きっ子☆ | 2011年7月 1日 (金) 14時07分