七夕
今宵は七夕、友猫の銀次親分もお行儀よく星を見ています。万葉集にも七夕の歌がたくさんあり、奈良時代の人々も織姫と彦星のお話が好きだったようです。
一年に 七日の夜のみ 逢ふ人の 恋も過ぎねば 夜は更けゆくも
詠み人は、柿本人麻呂。詠み方は、一年(ひととせ)に、七日(なぬか)の夜(よ)のみ、逢(あ)ふ人の、恋も過ぎねば、夜(よ)は更(ふ)けゆくも。私的に訳しますと、一年に一度、七夕の夜だけ逢える人と、恋もまだ尽きていないのに、もう夜が更けてしまいました。
とてもたおやかに過ぎる時間の中での燃えるような恋の話、はるかな時を過ぎた現代でも優しく切ない気持ちになりますね。私も七夕飾りを作って、ささやかにお願いしてみました。
自作七夕飾りの画像を[いろいろ]に掲載中です!
« NV クレマン ダルザス キュヴェ マネキネコ | トップページ | NV グロンニエ ロゼ »
コメント