2004 ピエルソン キュヴリエ
京都寺院編2 二日目は、京都の山科から山を一つ越えた滋賀県大津市へ。大津駅から遠くない長等山(ながらやま)の山腹にある長等山園城寺(ながらさん おんじょうじ)、境内に湧く霊泉が三天皇(天智、天武、持統)の産湯として使われたことから御井(みい)転じて通称三井寺。御本尊の弥勒菩薩様ももちろん素晴らしいのですが、今回の目的は桃山時代の建築物で国宝に指定され一般公開していない(事前に葉書で申し込み)光浄院客殿と勧学院客殿を案内付きでの拝観です。まずは光浄院、寝殿造りから書院造への過渡期にある建築物で、内部には狩野山楽筆の襖絵などの見所があり、観賞式池泉の庭園には、モリアオガエル(地域によっては天然記念物)の卵なども見られました。次は勧学院、学を勧める講学の場として初期書院造りの建築物。狩野光信の障壁画の美しさに目を奪われます。お坊さんがずっと付いて説明してくださって(実はいい加減な説明なんだろうなぁと思っていた)とっても嬉しく思いました。樹齢千年を超える天狗杉や金堂前からの琵琶湖の眺め等も印象に残り、初めての大津にもとっても満足でした。to be continued
三井寺の画像を[いろいろ]に掲載中です!
京都でワイン2 高品質で有名なドゥーツにも葡萄を出荷しているピエルソンのシャンパーニュ。ピノノワール100%、減農薬、低温発酵でジャック・セロスのアドバイスを受けて造られています。色合いは、オレンジ色の見える濃いめのイエローカラー、泡立ちは穏やかで良く溶け込んでいます。香りは、レモンやライムのコンフィの香り、切ったリンゴの香りにミネラルの香り。味わいは、しっかりしたボディに、フレッシュ感のある爽やかな酸味とマロラクティック醗酵した柔らかな酸味とのバランスが良く、ほのかな苦味と甘味も感じ、余韻には果実味が長く続きます。まだまだ若さが残る中に落ち着きがある飲み心地の良いシャンパーニュでした。
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