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ハロウィン・パーティー編3 ビールに合う料理として揃えたのは、大海老の豆板醤炒め、デリバリーのピッツァ(ピザーラのスーパークリスピーのMサイズ3枚)、ボイルしてマスタードを添えたソーセージ3種(ダルマイヤーのガーリックや香辛料の効いたソーセージやフランクフルト)、32品目サラダ(デパ地下にあるRF1の30品目サラダにフヌイユとカボチャを足したので)、最後のデセールはアンリシャルパンティエの“ガトー・ド・アロウィン”。超豪華で何人分?ていうくらいの量(さすがに半分程度しか食べきれず、翌日、翌々日とでいただきました)です。気が置けない友人たちとのビール・パーティーは、美味しいだけでなくとっても楽しい時間でした!でも、カロリーが高くて体には良くないかもしれませんので、しばらくは控えたほうがいいかなぁ。to be continued?
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ハロウィンなので、ちょっと怖そうなエチケットを探していて見つけたのが今回の“ラ ギヨティン”。フランス語ではギヨティン、英語にするとギロチン。ギロチンとは、この断頭台を考案した医師の名前です。どうしてこんな恐怖感いっぱいのエチケットに?いろいろ調べましたが全く謎のまま、なんでだろう?色合いは、濃いめのイエローカラーで、泡立ちは粗めで豊か。香りは、切りたてのオランジュやアナナスの香り、わずかに花山椒や胡椒のようなスパイシーな香り。味わいは、ほのかな甘味の後、柑橘系の皮のような苦味とアルコールのボリューム感(alc9.0%)を感じます。このビールも奇抜なネーミングとは違い、難しくなくいつでも楽しめるようなビールでした。それにしてもビールのエチケットって面白いものが多いですね!
ハロウィン・パーティー編2 まずは、友人のためにウエルカム・カクテルを用意。泡盛に手で搾った巨峰ジュースと少量のライムジュースを加えてシェイク!ライムの皮を浮かべて、美しい紫色のカクテルでスタートです。
今回のハロウィン・パーティでは、デリバリーのピッツァをオーダーしたので、海老の豆板醤炒めを一品だけ作りました。当日の朝、浦安魚市場へ行って天然物のブラックタイガー(本名は、クルマエビ科ウシエビ)を購入。よく洗って、頭を取らずに殻ごと背から切れ目を入れて背ワタを取り出しておきます。中華鍋に胡麻油を入れ、ニンニクとショウガの薄切りと豆板醤を香りが出るまで炒めたら殻つきの海老を入れます。海老の両面が赤くなったら葱の小口切りと紹興酒を入れて、海老に火が通ったところで出来上がりです。ポイントは海老の下処理を丁寧にして、豆板醤をちゃんと炒めること。これで、美味しい海老の豆板醤炒めが出来上がり!お手拭きなどを用意して、豪快に手で召し上がれ!to be continued
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今回のハロウィン・パーティーのメインは、いかにもハロウィンっぽいこの時期限定販売のパンプキンエール。実際にカボチャも原料として使われているようです。色合いは、濃いオレンジカラーで、泡立ちは控えめですぐに消えていきます。香りは、笑うような香り、他にたとえようがないくらいにシナモンの効いた、良い具合に焦げ目の入ったパンプキンパイ!味わいは、しっかりした甘味、ホップの豊かな苦味、あとはアルコールのボリューム感(alc8.6%)がしっかりしていて、まさに飲むパンプキンパイです。どうしてこんなビールを造ろうと考えたのか不思議ですね。製造は、アメリカのニューヨーク州なのでアメリカンジョークなんですかね?一年に一度一杯だけ飲みたいビールでした。
ハロウィン・パーティー編1 友人を招いてハロウィン・パーティ!カボチャ大王、パンプキン・エール、カボチャのケーキをそろえて、ちょっとだけハロウィンの飾り付けもしました。いつもならシャンパーニュで乾杯と行きたいところですが、今回はビール・パーティーでもあるので、ハロウィンにちなんだビールをいろいろ購入。ワインのエチケットにはないような、ホラー系のデザインが意外とあり、ハロウィンの雰囲気を盛り上げてくれました。to be continued
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ハロウィンにピッタリな名前のビールをリリースしているイギリスのウイッチウッド醸造所の怪しげなシリーズを見つけました。エチケットの中央上部に箒に乗る魔女の姿が描かれている今回のビールはウイッチクラフト(魔女の呪術)、他にはブラック・ウイッチ(黒魔女)、ホブゴブリン(伝説上の邪悪な精霊)、スケアクロウ(案山子)などもあります。なんだか恐ろしげな雰囲気を持ったビールで味わいが心配です。色合いは、オレンジ色に近い濃いめのイエローカラーで、泡立ちはクリーミーで控えめ。香りは、爽やかさのあるホップの香り、わずかに焙煎した麦のような香り。味わいは、シトロンのような華やかな酸味とホップの豊かな苦味と麦芽の甘味、ボリューム感もあり名前のイメージとは違うオーソドックスにバランスが取れた味わいでした。名前の由来はわかりませんが、イメージとは違うので見つけたら是非試してみてください!危なくないので安心して飲めますよ!
先日マッド・ソムリエによって造り出され、浅草のとあるカフェの勇者“グィンジー親分”に見事に退治されたカボチャ大王のジャック。その後、マッド・ソムリエの手により復活を遂げたカボチャ大王二世のジャックⅡはさらに凶悪さを増し、おりしもハロウィンパーティーで賑わうマッド・ソムリエの研究所を強行脱出。再び勇者“グィンジー親分”に逆襲せんと迫った。しかし、勇者“グィンジー親分”は、目や口から怪光線を発して襲い掛かるジャックⅡをものともせず、再び捕えることに成功!今やガラス・ケースの中でハロウィンの終焉をただひたすら待つだけの囚われの身となったのでした。
なーんてね!ハロウィン・パーティーの為にもう一度作ったカボチャ大王にストーリーを作ってみました。家に置いといて誰の目にも触れないのはもったいないので、日曜日の開店と同時にブランチをしにいつものカフェへ、そしてお店に置いてもらっちゃいました(その時の模様はこちら)。このカボチャ大王は、ギャラリーエフでも人気だそうで(子供にも人気!の模様はこちら)、いつまで保つか分かりませんが、少しでも楽しんでいただけたら作った私としてもとっても嬉しく思います。えっ?ハロウィン・パーティー?それはまた別のお話。
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評論家に捜してでも飲むべきと言われているアンカー社のリバティ・エール。熟成に入ってからホップを加えるドライホッピングという手法で、華やかな香りとフレッシュ感のある苦味を実現しています。色合いは、オレンジ色を帯びた淡いイエローカラーで、泡立ちはクリーミーで豊か。香りは、切った芝の香り、マスカットのような華やかな香り、炒ったナッツのような香り。味わいは、ホップの豊かな苦味とほのかな焙煎麦芽の甘味、キレがありボリューム感もあるバランスが取れた味わい。軽いランチにもピッタリで、お昼にちょっと一杯と言った時に楽しむのが最適です。
少し前ですが日本橋高島屋のデパ地下へ行った時、お腹が空いたのでお昼ご飯に寄ったのが、2度目の資生堂パーラーです。銀座へは時々行きましたが、気軽に寄れるのでここもいいですよ。品の良い正統派の洋食屋さん、オムライス、ミート・クロケット、エビフライ等々、昭和の人気メニューがおしゃれに登場します。今回はメインにチキンライスとメンチカツにして、前菜とスープ・サラダにデザートのついたプリフィックスのコースをいただきました。大好きなソフトシェルクラブもあって大満足!ワインのメニューも少しだけあり、どこでも食べられそうなメニューをクオリティ高く仕上げているのがとっても好感を持てるお店でした。
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この資生堂パーラーには、デパートに入っている洋食屋さんなどと侮れないレベルのワインがあります。前回のクレマン・ド・ブルゴーニュといい、今回のドガヨーロ・ブランコといい、お店の料理に合ったワインをオリジナルのエチケットで供しています。スーパー・タスカンのような品質のワインで、セパージュはシャルドネ40%グレケット30%ソーヴィニオンブラン30%。色合いは、緑色ををおびた明るいイエローカラー。香りは、シトロンやパンプルムースの皮のような香り、アカシアの花のような華やかな香り、わずかにミント系ハーブの香りも感じます。味わいは、シャープな酸味が豊かにあり、甘味はほとんど感じません。とても飲み心地の良い爽やかな味わいの白ワインでした。ギャルソニエのサービスも合格点で居心地も良くて気持ちよくほろ酔いになりました。
友人のお誕生日パーティーの続きです。前菜、サラダの後は、牛ばら肉の赤ワイン煮と魚貝のパエリヤです。牛ばら肉を大量のタマネギと赤ワインでゆっくり柔らかくなるまで加熱したものに、さらに特製のソース(以前ベーコンの赤ワイン煮を造った時の)を加えて煮込みました。ガロニには、フランス産ジロルのソテーとジャガイモ、スッキーニのチーズ焼きを添えて。パエリヤは、アサリをワイン蒸しして作った出し汁を使い、浦安魚市場で仕入れてきた蛤、烏賊、特大の海老を加えて炊きあげました。魚市場で買うときは少し小さいかなぁと思っていた海老、いざ調理する段になってみるととんでもない大きさで思わず大笑い!おかげで豪華なパエリヤが出来上がり、素敵なマダム達にとっても喜んでもらえました。
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カリフォルニアで日本人が造る、手に入りにくいケンゾー・エステートの紫鈴(リンドウ 通常は竜胆と綴りますが、オーナーの思い入れがある字なんでしょうね)を3本目に選びました。色合いは、底が見えないほどの濃い青みをおびたガーネットカラー。粘着性も高くアルコール度数も高そうです。香りは、伽羅や白檀の香り、干したミュールやミルティーユの香り、わずかに干した牧草の香り。味わいは、一瞬の甘味と酸味を感じた後、しっかりしたタンニンの渋味とエスプレッソのような苦味を感じます。とてもインパクトが強く余韻も長いのですが、味わいに単調さを感じます。もう少し熟成させれば複雑性が出てくるかもしれませんね。この手の評価の高い赤ワインは、凝縮感が強く味わいが濃いのが特徴ですが、私にとってはへビーで持て余してしまいます。もう少し複雑性があり重すぎないピノノワール主体のワインが好きだなぁ。
先日、友人のお誕生日パーティーをしました。こんな時はやっぱり洋食で揃えて、ワインにケーキとレストランのようにしたいですね。テーブルクロスを敷いて、プレースマットも敷いて、シルバーとグラスを並べて、当日のお題でもあるリンドウの花を飾って、ついでに時期物のジャック・オ・ランタンも置いて、準備は万端。素敵なマダムお二人が到着したら、最初はなんといってもシャンパーニュ、ドンペリニヨンで乾杯!料理は私が担当で、前菜、サラダ、魚貝料理、肉料理を作り、ケーキは近くのケーキ屋さんで作ってもらいました。前菜は、ペルー産のとっても太いホワイト・アスパラガスをブイヨンでポシェして、グラタン風にチェダー・チーズをかけ、オーブンで軽く焼きました。サラダは、アンディーヴ、エンダイブ、ロケットを主体にラディとトマト(カラフルなミニトマト 赤、黄、紫、黄緑、橙)を飾り、塩とライムジュースとエクストラ ヴァージン オリーブオイルをかけました。初めて作ったアスパラガスのグラタンは自分で思ったよりもはるかにうまくできてびっくり、機会があったらまた作るぞぉ!to be continued
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今回は、カリフォルニアで日本人が造る、手に入りにくいケンゾー・エステートというブティック・ワイナリーのロゼと赤を用意しました。シャンパーニュの後は、年間生産量1600本の希少なロゼワインで。色合いは、赤系の濃いロゼカラー。香りは、熟したネクタリンのような甘い香り、水をかけた石灰岩の様なミネラルの香り、わずかに干したアプリコットの香りとカトレアのような華やかな香りも。味わいは、果糖の甘みを最初に感じ、穏やかな酸味が豊か、渋味や苦味も程よくあり奥行と広がり、ローヌのタヴェルのような熱さを感じるようなアルコールのボリュームに近い印象です。もう少し甘味が少ないとバランスよくなると思いますが、女性にはこのくらいの甘みがあった方が好感をもたれるのでしょう。
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あちこちハロウィン(収穫感謝祭)で賑わっていますねぇ!日本民族は包容力があるのか(ある意味いい加減)キリスト教の祝祭でも盛り上がります。私が子供の頃には定着していたクリスマス、小学生の頃に流行り始めたバレンタインデー、ここ数年で一気にメジャーになったハロウィン、次にブレイクしそうなイースター(復活祭)、洋菓子屋さんのイベントカレンダーみたいです。まぁ美味しいケーキが食べられて、それはそれでいいかなぁ・・・美味しいケーキ屋さんはたくさんあれど、アンリ・シャルパンティエのケーキは美味しいだけでなくデコレーションにも凝っていて観賞に値するようなケーキが揃っています。この時期には、ジャック・オ・ランタンの飾りがついて見た目も楽しいですね。少し甘いラタフィエ・ド・シャンパーニュやシードルを合わせてゆっくり感謝祭を祝いましょう!
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日本ではまだ見かけることが少ない、最近できた小規模なシャンパーニュのメゾン。ピノノワール40%シャルドネ60%を使用し、未だにルミアージュを機械に頼らずに人手でやっています。色合いは、ごく淡いイエローカラーで、泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、ライムやシトロンの香り、白いユリの香り、わずかにフレッシュなハーブの香り。味わいは、爽やかな酸味がしっかりとあり、程よい甘味とほのかな苦味。シンプルで爽快感のある味わいです。よく冷やして、乾杯の時に楽しむのが最適です。クリスマスの時期にはフルーツなどを浮かべれば、ウエルカムにぴったりのシャンパーニュになりますね!
仕事柄フランス語のHPから情報を得ることが時々あります。フランス語はろくにわからないので(品種や料理用語ならほんの少しだけわかりますが)WEB翻訳を使って訳します。これがワイン用語をちゃんと訳してくれないのでとっても困りもの、辞書を引く回数が減る程度の効果しかないようです。次の一節は、今回のシャンパーニュに対して、造り手のコメントをWEB翻訳したもので面白いですよ!私のコメントはその後で・・・
翻訳文 : 非常に多いのと同じくらい薄い泡で、このビンテージは、はっきりした感想と合金で飾られる直接の黄色のドレスを示します。ヘイゼルナッツとライムのメモの彼ら自身を配属する結晶化する香り(蜂蜜、乾いたアプリコット、深紫(オレンジの皮)のジャム)の大きなパレットは、乾きました。それ自身甘さと円熟を押しつけさせるほとんど何によっても、攻撃の活発さは、ほとんど何も暗くします。口は長くて、十分で、砂糖漬けにするオレンジとモカの終わりです。それは、1つの優しくて官能的なChampagne(食器を裏切ることなく全部の食事を伴います)です。性格への彼。一対一の1つのための理想と美食のアマチュア。このシャンパンが優れている8℃まで6の間でぶつけられて供給されます・・・
元マ☆▽◎ズ シェフソムリエのコメント : 色合いは、輝く濃いイエローカラー、きめ細かい泡が豊かに立ち昇ります。香りは、シトロンやライムの柑橘系の皮の香り、焦がした蜂蜜の香りやローストアーモンドの香りもあります。味わいは、穏やかな酸味に爽やかな酸味もあり、余韻が長く、アフターフレーヴァーにオランジュのピールやモカを感じます。よく冷やした状態からゆっくり楽しむ、どんな料理とのマリアージュも良く、それだけでも豊かで官能的な味わいでした。
テイスティングの状況によっての違いはありますが、大体よく似た印象だったようです。でも、もうちょっとましな翻訳文にならないものかなぁ?
陽が沈むのが早くなりましたね!こんな日には、カフェで軽くお酒を飲みながら、他愛ない話をしながら・・・ゆっくりと流れる時刻が素敵です。浅草の喧騒から少し離れ、夕暮れに溶け込もうとしているカフェ ギャラリー・エフへ。いつもとは違う歩道に面した席に座り、行きかうヘッドライトと少しさびしくなった街路樹を眺めながら、季節限定のビールとカクテルで乾杯!カクテルは、ハロウィンにちなんでカボチャを使ったカクテル。ラム酒とシナモンが効いた、まるでスイーツのパンプキンパイのような、ほんのり優しい甘さでコクのある味わい。ビールは、行く夏を惜しむかのような華やかで爽やかなエール。いつもより話が弾み、いつの間にか辺りも暗くなり星が瞬き始めた頃、家路につくのでした。
今回は、銀次親分日記とのコラボにしていただきましたので、是非一緒にご覧ください!
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季節ごとに色々なタイプの季節限定ビールをリリースしてくれるアンカーの秋季限定ハミングエールです。先代の社長の最後の作品、2009年にアメリカ限定で発売されたアイテムです。色合いは、オレンジ色を帯びた淡いゴールドカラーで、泡立ちはクリーミーで豊か。香りは、マスカットやマスクメロンのような華やかで甘い香り、フレッシュなレモングラスやミントのハーブの香り、わずかに焼きたてのトーストのような香り。味わいは、華やかなフルーツのフレーヴァーと共にホップの豊かな苦味がキレを与えてくれ、適度なボリュームで心地よい余韻が長く続きます。勿論、ピッツァやパスタにも合いますが、これだけでゆっくりと味わうのもいいかもしれません。
ブログネタ: “行きつけの店”って、ある?
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ちょっと前ですが、デパ地下の鮮魚売り場で変わったものを見つけました。産卵時期を控えて大きくなり食べごろの鯛と金目鯛の卵です。鯛は大きく一腹、金目鯛は小さく五腹です。調理はごく簡単、良く洗い筋や血管はできるだけ取り除き、大きな鯛の卵はひと口大に切り分けます。鍋に日本酒、味醂、薄切りの生姜を数枚入れて火をつけ、卵を入れて火が通る直前に醤油を少し加え、火が通ったら出来上がりです。料理屋では鰹だしを入れたりしますが、魚卵自体に旨味があるので、私は日本酒の力だけで煮るようにしています。年齢的にもコレステロールが気になりますが、美味しいので新鮮なものを見つけるとつい買ってしまうんですよね。良いものが結構安く手に入るので、15分もあればできますから是非作ってみてください、お勧めです!
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大手メゾンのアヤラのスタンダードなシャンパーニュです。色合いは、輝く淡いイエローカラーで、泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、シトロンやパンプルムースの香り、アカシアの蜂蜜のような香り、わずかにクロワッサンのような芳ばしい香り。味わいは、爽やかな酸味が主体で穏やかな酸味も感じます。ほのかな甘味とわずかな苦味でとてもバランスが良く、食前の一杯には最適な爽やかさを持っています。こんなシャンパーニュで始まる食事は心が躍ります!この後には、少し熟成したコルトン・シャルルマーニュが飲みたいなぁ。
京都で当たり前にあったものが東京では見かけないということはよくあります。文化や歴史の違いは食文化にも色濃く出ているようで、先日大阪の友人からもらったぼんち揚げもその一つです。昔大好きだったのですが、東京ではぼんち揚げが見当たりません。創業は高田馬場なのに東京大空襲で大阪に移転した米菓やさん。今ではいろいろな種類があって美味しく懐かしくいただきました。ちなみに関東では歌舞伎揚げが幅を利かせていて、少し大きくてちょっと塩分が強く油分も多いような気がします。今度はお取り寄せで買ってみようかな!?
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ドイツ南部のババリア地方特産の小麦を原料として、瓶詰後もイースト酵母で二次発酵する白(ヴァイス)ビールです。色合いは、白濁した薄い白酒のような感じで、泡立ちはあまりありません。香りは、パンプルムースのような柑橘系の香りに焼く前のパンのようなイースト香にシロップのような甘い香りが混じります。味わいは、ほのかに甘いだけで穏やかな酸味とわずかな苦味、爽やかさもありとても飲み心地よく仕上がっています。秋の夕暮れに美術館の画集でも見ながら飲むとピッタリかもしれません。
“秋田美人100人キャンペーン”のイベントで買ってきた“みずのこぶ”と“茶豆”をこまち美人と一緒に楽しみました。みずのこぶは、秋になるとウワバミソウの茎にこぶができます。そのこぶの部分の食感がコリコリとしてその後粘りがでて病み付きになる美味しさです。今回はポン酢をかけて食べました。茶豆も少し固めに茹でただけで、濃い豆の味わいが口いっぱいに広がります。
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東北のお酒、福島の大好きな蔵元の日本酒です。今回は吟醸酒粕が欲しかったので、お取り寄せしたついでにこの雪しぼりも求めました。フロストボトルで初雪のような清らかさをとっても感じます。色合いは、輝きのある透明度の高いほぼ無色。香りは、しっかりした吟醸香に清らかな水の香り、麹の甘い香りも感じます。味わいは、瑞々しく爽やか、穏やかな酸味にほのかな甘味、わずかに苦味が加わり、広がりもあります。雪しぼりの名の通り寒造りなので、味も見た目も透明感があり雪解け水のような印象も受けます。ワインにはないクリアな味わいは日本酒だけが持つ特徴なのかもしれません。
今月の1日に上野と有楽町に秋田美人100人が集合して、“秋田美人100人キャンペーン”が開催され、以前に行った角館の“料亭稲穂”の女将さんも参加されるということで、私も行ってきました。素敵な100人の秋田美人の皆さんで上野駅のコンコースはまるでお花畑のようです!なまはげの大きなお面の周りには、お米のあきたこまちを始めとして農作物や日本酒などを販売しており、私も少しだけ野菜と日本酒を買ってささやかなお手伝いをさせていただきました。to be continued
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秋田は米どころですから美味しい日本酒もたくさんあります。酒米ではなく“あきたこまち”を使って醸造した日本酒です。色合いは、輝く澄みきったわずかなイエローカラー。香りは、吟醸香は少なく白桃や西瓜のような瑞々しい香りと鉱物質の香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味に甘味も加わり、わずかな苦味も邪魔になりません。山奥を流れる澄んだ水のように思える、優しく柔らかで癒される印象の味わいで、まさに“こまち美人”のような日本酒でした。
今年のお正月頃に、自宅で美味しいものをと思いタジン鍋で魚貝のワイン蒸しを作りました。タジン鍋に大量のフェンネルの葉の部分を敷いて、下処理をした鯛、海老、蛤を並べて白ワインを100cc位注いだら、後は加熱するだけ。簡単で手間いらず。ポイントは、それぞれの下処理をしっかりすること!鯛の鱗や血合い、海老の背ワタやぬめり、蛤の砂だしや汚れ落としさえちゃんとできれば、美味しくいただけます。お好みで、オリーブオイルや塩をつけてどうぞ!でも、このタジン鍋は震災の時に割れてしまって、もうないんですよ・・・また、合羽橋道具街へ行かないと!
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シャルドネの栽培比率10%のアイ村は骨格のしっかりしたシャンパーニュが有名で、、ゴッセとボランジェの間にあるこのメゾンで造られるブランドブランもしっかりした味わいでした。色合いは、輝く濃いめのオレンジ色のニュアンスがあるイエローカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、醗酵バターやブリオッシュの香りに柑橘系の皮のコンフィのような香り、ミネラルやカラメルの香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味に爽やかな酸味が加わり、ドサージュの甘さやミネラルの苦味もほのかにあるので重さと広がりを豊かに感じます。熟成感に好みの差はあるでしょうが、豪華な印象のシャンパーニュでした。
レストラン アイ編最終回 メイン料理の後、相棒がサラダを食べたいということで軽いサラダをオーダー。現れたのは、トリュフが乗ったホウレンソウ等の葉物のサラダです。赤ワインもあるのでフロマージュも少しお願いして、デザートも素敵で美味しく、プティフルまで出てきてすごーく満足!その頃には、お客さんも減ったので、石田さんを始めとしたソムリエやギャルソンとお話しもできました。シェフもソムリエも一流のお店で働けるのは最高ですね、私も若ければ是非お世話になりたいです!
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近頃はRM全盛で見かけるシャンパーニュのほとんどがNMかRMです。今回のシャンパーニュは珍しくRCレコルタン・コーペラティヴ(加入している組合から製造過程の原酒又は出荷準備のできた完成品を買い取り製造販売する)でした。色合いは、輝く濃いめのイエローカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、シトロンやパンプルムースの皮のような香り、蜂蜜やミネラルの香りも感じます。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が豊か、ドサージュの甘さもほどよくあります。熟成感は少なく爽やかさと華やかさが魅力的なシャンパーニュです。
レストラン アイ編3 メイン料理は、<上州牛フィレ肉のプランチャ(鉄板)焼き、エストファード(煮込んだ)のジュ、エクラゼ(つぶす)したジャガイモを添えて> と、<漬け小鳩胸肉の炭火焼き、秋の旬“茸”三昧、“ジュ ドゥ ピジョン”>。鳩肉は何度か食べましたが、その中でも全く癖がなく、茸を使ったソースがとっても美味しい!“エクラゼしたジャガイモ”はスタッフがプレゼンテーションしながら仕上げてくれます。メインの料理に赤ワインもぴったりで幸せなひとときでした。それにしても、ソムリエの星の石田さんはスマートかつエレガントなサービスでかっこいい!to be continued
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シャンパーニュはフレッシュなものから熟成したものまでさまざまなタイプがあり、自分の好みを見つけるのが難しいですね。今回のシャンパーニュは、想像とは違うタイプでちょっと重すぎました。色合いは、輝く濃いめのゴールドカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、マーマレードのような甘味を連想させる香りと熟成を感じさせる糠漬けのような香り、クロワッサンのような香り。味わいは、豊かな落ち着いた酸味とほのかな苦味。10g/ℓと少し多めのドサージュの甘さもしっかりした酸で抑えられほどよく感じます。広がりと重さがあり、少し熟成感が強く個性的な味わいで、初心者にはあまり好まれないタイプ、昔はこのタイプが大好きでしたが、最近は飲んでいて疲れるような気がします。
レストラン アイ編2 ミシュラン一つ星のお店でも、エコロジーにエコノミー、地産地消に旬産旬消の考え方を採り入れて、美味しいだけでなく地球にも優しい料理を作っています。今回プリフィックスで選んだ料理の中で印象に残ったものは、
<平目のエカイユ(鱗風に)仕立て、東京原木椎茸のラヴィオリ、ムール貝のエミリュション(泡立てた)>
<月見兎のバロティーヌ(骨を取りロール状に)仕立て、玉葱のコンフィーとヘーゼルナッツ 胡桃を包んで、伝統野菜・寺島茄子のマリネと共に>
<瞬間ポワレしたぼたん海老、浅利が薫る秋野菜のミネストローネ>
長い料理名ですね!私でさえ知らない料理用語がつかわれていて、なんだかわくわくします。どれも素晴らしく美味しい、でも月見兎のバロティーヌ仕立ては、お代わりしたいくらいの最高の逸品でした!to be continued
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今回お店で楽しませてもらったシャンパーニュと赤ワインは、シェフソムリエの石田博さんが選んだ特別ワインリストの中から、お値打ちで美味しそうなのをチョイス。どちらも、レストランで飲んでいるのに、ほとんどワインショップで販売しているような価格ですからとってもお得!こんなワインは自宅で飲むことはできても、世界的ソムリエのサービスで飲めるとは大感激です。一級畑のシャンボール・ミュジニ クラスをレストランで飲むなど何年振りでしょう!?わずかに紫色の残る濃いルビーカラー。香りは、豊かなベリー系のミルティーユやミュールの香り、ほのかにヴァニラの香りと沈香の香り。味わいは、豊かな落ち着いた酸味にほのかな甘味。しなやかなタンニンンの渋さもチャーミング。後味にコーヒーのような苦味が長く続きます。レストランもソムリエも最上級だとこんなにも美味しくなるのかと驚きました!
レストラン アイ編1 以前にブイヤベースの料理教室でとっても美味しかったレストラン・アイへ行ってきました。レストラン・アイと言えばソムリエの石田博さんに会わないと始まりません。日程の調整が上手くいかずにやっと実現しました。場所は、明治神宮前から歩いて竹下通りを過ぎて原宿署の裏辺り、ちょうど暗くなって林の中にあるようなロケーションで良い雰囲気です。とっても楽しみにして、お昼も抜いていたのですが、慌てずウエイティングで食前酒を一杯!山葵を隠し味にしたブラックルシアンとカンパリソーダで乾杯です。おつまみも美味しくて(この後の料理の美味しさに内容を忘れてしまいました)期待に胸が膨らみます!to be continued
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ピノノワール65%シャルドネ35%、通常のグランダネに赤ワインを10%弱アッサンブラージュしています。色合いは、輝く深みのあるオレンジ系ロゼカラーで、泡立ちは大人しくクリーミーで長く続きます。香りは、フランボワーズやフレーズのコンフィチュールの香り、ヨーグルトのような醗酵した香り、わずかにミネラルの香りもあります。味わいは、ほのかな甘味に穏やかな酸味、後味に苦味とわずかな渋味を感じます。広がりのある豊かな味わいで、これから始まる豪華な晩餐の気分を盛り上げてくれます。
先週お友達の誕生日パーティーの飾り付けを考えていたら、ちょうどハロウィンの季節だったので、オレンジ色のカボチャ(麻布のナショナルスーパーで、ハロウィンの飾り付け用に売っていた)を手に入れてジャック・オ・ランタンを作りました。カボチャに鉛筆で下書きをして、ナイフで目、鼻、口をくりぬきます。後ろに大きく蝋燭を入れる穴をあけるので、先に顔を作っておいた方が壊れにくくていいようです。後ろを開けて、中の種などを取り出しきれいにくりぬきます。一度軽く洗ってよく水分を拭き取って出来上がりです。お誕生日パーティーでの演出係の大役を終えたこのジャックは、食べてやろうかと思ったのですが、(このカボチャは食べられるのかしら?)それよりも上手くできたのでいろんな人に見て頂けたら嬉しいと思い、翌日に浅草のギャラリー・エフへ寄贈しました(ほぼ無理矢理でしたけど・・・邪魔だと思いますが置いてやってください)。なにせ本物の生のカボチャを使用している都合いつまでもつか分かりませんので、見てみたいと思った方はお早めにお店へどうぞ!(ご丁寧にブログの記事にしていただけました!是非銀ちゃんブログの大王VS親分もご覧ください)
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昔、誰もが自家製のビールを普通に造っていた時代、夏の暑いときに飲むために春に仕込んだビールをサマービールと呼びます。小麦麦芽を50%以上使用しているので甘く芳ばしく香ります。色合いは、透明度の高い明るいゴールドカラーで、泡立ちはクリーミーで豊か。香りは、麦芽糖のような甘い香り、カラメルのような焙煎の香り、フレッシュなハーブのかおりも感じます。味わいは、ほのかな甘味とわずかな酸味、喉越しも良く、後味に干したシトロンのような苦味が残ります。涼しくなってしまいましたが、夏の暑いころに飲めば爽快感があり、喉の渇きをいやしてくれたでしょう。
台風が過ぎた後、少し夏に戻ったかと思ったら急に涼しくなりましたね。秋の花が咲き、春に咲いた花が実をつけています。近くの街路樹の下に毎年咲く彼岸花(曼珠沙華)、なんだか仏教の香りのする名前です。お彼岸に咲くからか、アルカロイド系毒物を持つからか、きれいなだけとは違う雰囲気を持っているお花です。最近では違う色の園芸品種もお花屋さんで見られるようになりましたね。金木犀も素敵な香りが漂い秋を演出してくれます。私の大好物の棗(なつめ)もそろそろおいしくなってきました。緑色の実が茶色に染まるころには糖度も増しておやつには最適です(まだ緑色でしたが20個ほど食べさせていただきました)。最近は街路樹として増え始めた山法師もほんのり甘い赤い可愛い実をつけています。身近な秋にホッとするひと時でした。
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長野や山梨以外でもいろいろなところで造られ始めた日本のワイン。山陰の島根県の奥出雲で、セイベル9110と山葡萄系品種のホワイトペガールを交配した品種で造られている白ワインです。色合いは、緑色の見える明るいイエローカラーで、微発泡が見られます。香りは、切りたての青リンゴの爽やかな香り、レモンの花やカスミソウのような香りもあり、わずかにミネラルのニュアンスも感じます。味わいは、爽やかな酸味が豊かで、ほのかな甘味と苦味があり、低温でゆっくり発酵させたようです。珍しい品種を使っている割には、価格に見合うような正統派の味わいでした。
最近は野菜が美味しくなったと思いませんか?生のままで食べられる野菜が増えて楽しくなってきました。銀座にある沖縄のアンテナショップに、生で食べると美味しい野菜をいろいろ見つけたので、美味しい角館の安藤醸造の二十割味噌と合わせて楽しみました。金美ニンジン、赤オクラ、ヘチマ、白ゴーヤ、島胡瓜の5種類。どれも洗って切っただけですが、瑞々しく新鮮なだけでなく、甘味あり、苦味あり、渋味ありでとっても楽しめました。京都にも美味しい野菜があるので、今度は京野菜で試してみたくなりました。
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久しぶりに飲めないアイテムです。秋田の角館に行った時に買って送ってもらったお味噌です。大豆1に対して米2の割合で造った究極の味噌と謳われています。甘口とありますが、甘いというよりも塩味が突出していない感じです(京都人的かな?)。米の甘味を抑えるために豆麹を使うことで、旨味と渋味が加わり引き締まった印象を与えてくれます。このお味噌は麹の量が多いので異常醗酵や過醗酵の危険があり杜氏さんも難しいそうです。なんだかワインと同じで醗酵が決め手になるんですね。色合いは、赤みを帯びた明るい茶色で少しだけ粒が見えます。香りは、華やかな麹の香りが豊かで、カラメルの香りとわずかに杉の枯葉のような香りも感じます。味わいは、柔らかな甘味に角の取れた塩味があり、穏やかな酸味と共にバランスもよく、後味に塩味が残ることなくしっかりした旨味が長く続きます。味噌汁にするのはもったいないので色々な生の野菜につけて食べると野菜の味も引き立てて美味しく楽しめると思いました。
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