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いろいろ8

  • 酒粕
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ7

  • 蕎麦
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ6

  • 里芋
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ5

  • 和菓子
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ4

  • 体験
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ3

  • 月食
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

私食

  • 晩003
    私の普段の食事

プラック

  • NV デラモット
    プラックは、宝石のような煌き! 美しいですね!

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NV 蓬莱の昔

Nv酉の市後編 人混みの中を早々に長國寺から隣の鷲神社に移動。土曜日と言うこともあり参拝者が境内から国際通りにまであふれています。近寄ってはみたものの、お社はたくさんの奉納提灯でほとんど中が窺えませんでした。。今度時間のある時にちゃんと見に行きたいなぁ。神楽殿(神札授与所)には、神社で用意してある稲穂をあしらった縁起物の熊手(神社のマスコットの寿鷲丸(じゅじゅまる)がついているものも)や、招き猫を模ったおみくじが置いてあり、巫女さんたちが丁寧に説明してくださったので、それぞれ少しずつ違う表情から可愛い子を選んで、二つとも授かってきました。時間をかけて選んだおみくじの招き猫は、ちょっといいアイデアが浮かんだので近々変身した姿をお披露目できると思います。で、招き猫の中に入っていたおみくじの運勢はもちろん・・・

[いろいろ]に“酉の市2”の画像を掲載中です。

今では余裕がなくなり時々点てるくらいになってしまったお抹茶、六歳の六月六日(この日に習い事を始めると上達するらしい)に習い始めた茶道。一応ですが、最高位まで納めさせていただきました(ちなみに父も同様に最高位まで納めたそうです)。なんだかお茶室の雰囲気が好きで、楽しむために三十年以上通っていました。京都ではとてもメジャーなお茶屋さん(芸者さんや舞妓さんがいる方でない)のお抹茶で、価格的には中位のもの。お薄で飲むのにはちょうど良いレベルです。色合いは、とても鮮やかな若草色で点てると細かくクリーミーな泡立ちです。香りは、爽快感のあるフレッシュな若葉の香りが豊か、甘味を連想させる糖蜜のようなふくよかな香りもあります。味わいは、渋味はほとんど感じられず、穏やかな苦味とほのかな甘味があり、コクはほどほどでキレも良く、まろやかな味わいは心を和ませてくれました。久しぶりにお濃茶が飲みたいなぁ!

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NV 千鳥酢

Nv酉の市前編 以前から興味があった酉の市に初めて行ってきました。三ノ輪から歩いて三の酉(今年は11月に酉の日が3回あるので一の酉、二の酉、三の酉があります)で賑わう酉の市へ!酉の市の云われは、11月の酉の日に大本山鷲山寺から鷲妙見大菩薩様(わしみょうけんだいぼさつ、別名鷲大明神)が、出開帳の為に鷲在山長國寺に来られ、参拝者で賑わうようになり市が立ったことに始まりました。その後明治元年に神仏判然令により、鷲大明神を祀る鷲神社(おおとりじんじゃ)は長國寺から独立し、鷲神社の祭事として今に至っているそうです。今回は、長國寺の方から入り鷲神社から帰ってきました。起源は少し複雑ですが、長國寺と鷲神社の境内は熊手を売る露店でぎっしり埋まりとっても賑やかです。露店の店先には、福をかきこむと言う縁起物の熊手が極彩色の飾り付けをされ所狭しと並び、法被を着たお兄さんたちが威勢良く売り込んでいます。なんだか京都ゑびす神社の正月の祭事“えべっさん”と似てますね。to be continued

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昔は京友禅の色止めに米酢を使っていた為に、京都にはお酢の醸造元がたくさんありました。最近は化学薬品の使用で随分と少なくなってしまい、ご贔屓のお酢屋さんも廃業し美味しいお酢はないものかと探しています。いろいろ試してみた中で合格点に達しているのが千鳥酢です。お酢の造り方は、一度日本酒を造り、生きた酢酸菌が入った種酢を加えてさらに発酵させた後熟成させます。色合いは、淡いゴールドカラー。香りは、酢酸の香りだけではなく糖蜜のような甘い香り、わずかにミネラルの香りも感じ、スーパーなどで売っているお酢に比べて柔らかく鼻腔にツーンときません。味わいは、酸度の割には旨味や甘味がしっかりしているために強い酸味を感じません。ワインと同じようにお酢も熟成が進むとまろやかにっていきます。私が良く作る辛子酢味噌にはぴったりのお酢でした。

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酉の市

Photo_3初めての酉の市、三の酉に行ってきました。押すな押すなの人混みの中、参拝しました。お決まりの熊手ではない枡の中から微笑んでいる動物は、ガ◎▽ピンではなく来年の干支“辰”です。緑に花柄で可愛い龍ですね。酉の市の模様は、次回から掲載予定です!

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出版記念パーティー

Photo秋はイベントがいっぱい!レストランアイでおこなわれた、石田博さんと柳忠之さんの“お値打ちワイン厳選301本”の出版記念パーティーに行ってきました。とっても楽しかったこのイベントのお話も近いうちにお伝えしたいと思います!

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NV セントベルナルデュス ウィット

Nvstbernarduswitワイナリーとディスティラリー編4 お腹もいっぱいになったところで、今回の大きな目的でもある葡萄畑へ!立地条件は、富士山を望む登美の丘の頂上付近にある南向き斜面と、絶好の場所です。ほとんどの葡萄は収穫が終わり、残っているカベルネソーヴィニヨンとメルロは遅摘み状況で食べてみると、厚めの皮に程々の酸度と高い糖度で種も良く熟しています。メルロの特徴の土っぽい味わいもあまり感じないくらいで、食用としてもなかなかの味でした(ただし、最近のデラウエアと同じくらいの小粒)。丘を少し下ったところで、今年最後の収穫をしていたのは日本原産の品種の甲州で、貴腐菌が付着し貴腐ワインになるべく丁寧に摘み取られ未熟果腐敗果を取り除かれていました。嬉しいことに貴腐果もいくつか食べさせていただきましたが、貴腐果自体には貴腐ワイン特有の香りや苦味が少ないことにも気が付きました。また、貴腐果だけでは粘度が高くなりすぎるので、遅摘果も少し使うという事も勉強になり、これだけワインに携わっていながらも初めて知ることが多く、まだまだ勉強が足りないことを痛感しました。to be continued

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元祖修道院ビールと言うべきセント・ベルナルデュスのホワイトビールです。色合いは、濁りのある濃いめのアンバーカラーで泡立ちは控えめ。香りは爽やかなハーブの香りとわずかに吟醸香のような香りもあります。味わいは、穏やかな酸味にほのかな甘味、苦味は控えめで爽やかさが前面に出ています。キレの良いピルスナーとは違う印象、また余韻は乳酸菌飲料のようなニュアンスが長く続きます。私はホワイトビールが好きなので色々なホワイトビールを飲みますが、その中では厚みのあるしっかりしたタイプで、つまみなしでも十分楽しめる白ビールでした。

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NV ドゥシェス ド ブルゴーニュ

Nvduchessedebourgogneワイナリーとディスティラリー編3 テイスティングが終わり、富士山は霞んで見えませんでしたが、とっても見晴らしが良いレストランでワインを飲みながらの昼食です。ワインは、
 2011 登美の丘 にごり ロゼ
 2009 登美の丘 メルロ&カベルネソーヴィニオン ロゼ
 2008 登美の丘 ビジュ・ノワール
にごりロゼは、ほどよい甘さで飲み心地が抜群。メルロ&カベルネソーヴィニオンのロゼは、しっかりとした味わい。ビジュ・ノワール(山梨果樹試験所が開発し2006年に農林水産省に品種登録された品種で、甲州3尺×メルロの山梨27号×マルベック)は、バランスが良い赤で柔らかな味わい。お料理は、前菜三種、スープ&サラダ、富士桜ポークのソテー赤ワインソース、デザート。景色がよくて澄んだ空気の中、美味しいワインでランチは最高でした。to be continued

[いろいろ]に“ワイナリーでランチ!”の画像を掲載中です。

登美の丘ワイナリーでは、ワインも何本か買いましたがまだ飲むに至ってないので、今回からのコメントは別のもの・・・ご了承ください。ベルギー産ですが“ブルゴーニュの侯爵夫人”という名前、1457年にブルージュで生まれたブルゴーニュ侯爵の娘メアリーにちなんで付けられました。画もきっとメアリーの肖像画なんでしょうね。色合いは、深い紅茶色で泡立ちはクリーミーで控えめ。香りはドライハーブや乾いた牧草の香り、ほのかにチョコレートやカカオの香り。味わいは、甘味がしっかりとあり、パンプルムースのジェリーのような酸味。後味にフランボワーズやアセロラのニュアンスが長く続きます。就寝前のゆったりとした時間にじっくり飲みたいビールでした。

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NV アンカー スチーム ビール

Nvanchorsteambeerワイナリーとディスティラリー編は、ちょっとお休みして、2年前にギャラリーエフにやってきた銀次親分のお話を・・・今日は、銀次親分のお誕生日!実際には野良猫でボロボロになり、危うく保健所行きになりそうだった銀次親分が、病院で治療を受けた後退院し、正式にギャラリーエフの家族になった日です。初めて会った頃は、なんだか人のような(ちょっと威厳がある偉そうな感じの)一風変わった猫でしたが、最近は大人気の看板猫になっています。環境が穏やかなので性格も丸くなったのかも、見た目も丸くなっちゃいましたけどね。全力で走ったり、葉書(なぜだか、おもちゃよりも反応が良い)で遊んでいるところなんかを見ると、ついついこっちも和んでしまいます。
今日は一番でカフェに着き、おめでとうの言葉とお土産のおもちゃ(小さな白いねずみと紐のついたピンクのタコ?みたいなの)をプレゼント!少しだけおもちゃで遊んでもらえました(いつもながら、おもちゃはあまり気に入ってもらえず残念)。お昼には大好物のオムライスをスチーム・ビールと一緒に楽しんで大満足!銀次親分、おめでとう!

[いろいろ]に“銀さんの誕生日!”“カフェでランチ!”の画像を掲載中です。

ギャラリーエフで楽しむことのできるビールの一つで、商標登録もされているスチーム・ビールです。通常下面醗酵させるラガー酵母を通常上面醗酵させるエール酵母のように使った特殊な醗酵形態で、ラガーのコクとエールの爽やかさをもったハイブリッドなビールです。色合いは、濃いゴールドカラーで泡立ちはクリーミーで豊か。香りは、焙煎した麦芽の甘い香り、柑橘系の花の香り、ほのかに焦がした蜂蜜の香り。味わいは、爽やかな飲み心地、ほのかな甘味としっかりしたコク、わずかな酸味。キレも良くラガーとエールの特徴を兼ね備えた味わいでした。12月になれば、今年もクリスマスエールが飲めます!今からとっても楽しみです。

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2009 登美の丘 ロゼ

2009ワイナリーとディスティラリー編2 朝早く、八重洲からバスに乗り中央高速道路を一路山梨へ、東京では曇っていましたが、県境のトンネルを抜けて山梨に入ると一転快晴になり、気分も盛り上がります。いよいよワイナリー見学、着いて良い空気だなぁと思ったのもつかの間、いきなり真っ暗な貯蔵庫へ連れていかれました。摘み取られてアルコール醗酵が終了したワインがゆっくりと瓶詰されるまで眠るところ。年間通して15℃に保たれたセラーに(この日の気温は10度前後だったので中の方が暖かい)、リムーザンやトロンセ産の木樽がいっぱい並んでいます。その後瓶に詰められたワインもぎっしりと積まれ出荷の時まで眠っています。テイスティングは1000円台から10000円を超えるものまでの6種類、さすがにソムリエ協会のツアーなので専門的な醸造用語なども多くて勉強になりました。
   2010 ジャパンプレミアム 甲州
   2008 登美の丘ワイナリー 登美の丘 シャルドネ
   2008 登美の丘ワイナリー 登美 白
   2009 ジャパンプレミアム マスカットベーリーA
   2008 登美の丘ワイナリー 登美の丘 赤
   2007 登美の丘ワイナリー 登美 赤
どれも、品種の特徴がよく出ていて素晴らしいワインでした。to be continued

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美味しいランチと一緒に楽しませてもらった3種類のワインの一つです。(エチケットは真っ黒で地味ですが、本当は、黒のエナメルで葡萄が描かれています)登美の丘の自社畑産のメルロとカベルネソーヴィニヨンをセニエ方式(果皮を一緒に漬け込む)で窄汁、低温でゆっくりと樽醗酵させたものです。色合いは、濃いめのサーモンピンク。香りは、華やかで豊かなフレーズやスリーズの香りが支配的で、わずかにヴァニラや薔薇の花のような香り。味わいは、溌剌とした酸味と穏やかな酸味、ほのかな渋味と苦味にわずかに甘味もあり、アルコールのヴォリューム感もしっかりしていてバランスが良くふくよかな味わい。軽い味付けをした前菜や魚料理にぴったりです。

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2011 登美の丘 にごりロゼ

2011ワイナリーとディスティラリー編1 先週、晩秋の山梨へ葡萄狩りに行ってきました!実際には日本ソムリエ協会の分科会として、山梨にあるサントリーの登美の丘ワイナリーでワイン、白州ディスティラリーでウイスキーの勉強会です。前日の東京は雨だったので天候を心配していましたが、山梨県に入ると気温も低くて、ほぼ快晴で空気が澄んでいました。秋田(角館)にしても山梨にしても浄化されたような空気で、普段東京の汚れた空気の中で生きている私は、それだけでほっとします。こんなところで育った葡萄で造られたワインは幸せなんだろうなぁって思いました。to be continued

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美味しいランチと一緒に楽しませてもらった3種類のワインの一つです。今年収穫した葡萄を濾過しないで濁ったまま瓶詰したワイナリー限定のワインです。色合いは、少し白濁している鮮やかな桜色。香りは、とても豊かな葡萄本来の香り、薔薇のシロップや蘭の花のような香り、とにかくフレッシュで華やか。味わいは、爽やかな酸味と優しい甘味、甘味を控えたブドウジュースのような味わいで、わずかに炭酸を感じます。とっても飲み心地が良く、ここで買えるのならもっと飲みたいという気にさせてくれました。晴れ渡った秋空の下で、出来立ての新種を楽しむって最高の気分ですよ!

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2011 ボージョレ ヌーヴォー

2011beaujolaisnouveau今日はブルゴーニュで行われている栄光の三日間の最終日、教会に寄付された最高のワイン達のオークションが行われます。それに先駆け、今年もボージョレ・ヌーヴォーの季節が来ました。元々は、この栄光の三日間を迎えるにあたり、今年のワインの出来を確かめるために、通常のワインとは違う特殊な醸造方法で造られています。ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日は、最近では収穫祭としてのイヴェントの色合いが強くなりお祭りのようにワインを楽しむ日になりました。それはそれで楽しくていいですよね、気軽に楽しみましょう!

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今年は、意外と早く飲むことができました。今年は3年連続で良作年だそうで、通常年より3週間早く収穫が始まりました。さてさて、今年の出来栄えは・・・?色合いは、青みを帯びた濃いアメジストカラー。香りは、とても華やかで缶入りのドロップを開けた時のようなボージョレ・ヌーヴォー特有の甘い香り、良く熟したミュールやミルティーユの香り。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味が豊か、渋味もあまり強くなく、快適な飲み心地です。ただ、今年は収穫が早い分糖度不足なのか甘味をほとんど感じず、旨味も少ないように思います。毎年、女性にたとえて表現していますが、今年は背が高くスレンダーなモデルさんのような印象を受けました。フロマージュを入れて焼き上げたパンと良く熟した王林(リンゴの品種)と一緒に楽しんでみたいかなぁ・・・

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ワイナリーとディスティラリー

Photo_2今年の紅葉は猛暑の影響で今一つだそうですが、葡萄畑ではほとんどの収穫が終わりを迎え、今年の葡萄がワインとして生まれ変わろうとする、そんな登美の丘ワイナリー。ウイスキーがひたすら長い眠りについている白州ディスティラリー。時が生み出す芸術ともいえるワインとウイスキーが生まれるところへ行ってきました。今週はその時のお話です。

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2009 モンテプルツィアーノ ダブルッツォ

2009montepulcianodaburuzzo幸せな結婚式編3 新郎新婦のこだわり“ちゃんと美味しく楽しんでほしい!”で選んだ披露宴のメニューは、組み合わせのバランスが良い上にとても美味しく盛り付けもきれい!幸せいっぱいの雰囲気の中、ワインと共に最後までとっても美味しく楽しむことができました。
        [メニュー]
   軽くスモークした真鯛のカルパッチョ
      フルーツトマトのカプレーゼとカラマタオリーヴのピュレ
   ロースト・レッドベルペッパーのクリームスープとバニラの香るコンフィ
   マトウダイのポワレ バジルと共に
      アーティーチョークのバリグール風とオレンジ・ブイヤベースソース
   特撰和牛サーロインのグリエ ケッカとバルサミコソース カポナータ添え
   リゾーニパスタのリゾット ミネストローネ仕立て
      パルミジャーノ・レッジャーノ添え
   シャンパーニュムース ストロベリーソルベとピンクのフォーム

 カラマタオリーブ(ギリシャ南部のカラマタ地方で採れるオリーブ)
 バリグール風(野菜を白ワインで蒸し煮したもの)
 ケッカ(生のトマトとバジルを和えたもの)
 リゾーニ(大きめの米粒大のパスタ)
ん・・・老若男女が集う結婚披露宴のメニューとしては難解な言葉が並んでいますね、さすがの私も調べるのに時間がかかりました。でも、実際の料理は優しい味わいのものばかりで、心もお腹も大・大満足!新郎新婦の優しく細やかな心遣いが行き届いた素晴らしい結婚式、今まで何度か結婚式に出席しましたが、今までで最高の結婚式でした!私も、もう一度こんな素敵な結婚式をしたいなぁ・・・

[いろいろ]に“披露宴のお料理1”“披露宴のお料理2”の画像を掲載中です。

披露宴での3種類目の赤ワインは、100%モンテプルツィアーノ種を使いアブルッツォ州で造られています。色合いは、紫色の残る濃いめのガーネットカラー。香りは、フレッシュなカシスやミルティーユの香り、わずかにしし唐やヴァニラの香りもあります。味わいは穏やかな酸味が始めにあり、渋味と苦味がほどよく、わずかに甘味も感じます。全体的に軽やかで優しい印象の赤ワインでした。肉料理にはトマトを使い重さを表に出さない料理なので、マリアージュは良好、シチュエーション的にはワインをあまり飲みなれない人達も多いので適切な選択かもしれません。

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2010 トレッビアーノ ダブルッツォ

2010trebbianodabruzzo幸せな結婚式編2 とっても幸せそうな新郎新婦の為に、この二人が駆けつけてくれましたぁ!ひときわ盛り上がる式場に、ホテルミラコスタ結婚式専用のターコイズブルーのコスチュームでミッキーとミニーの登場です。やっぱり大人気!まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのように賑やかになり、ケーキカットの時などは、席に座っていた私からは、画像に収めようとする人垣で全く見えず・・・(あとで画像を見せてもらいました)私の元職場のプロメテウス火山の形をしたウエディングケーキにナイフが入り、新郎新婦もゲストもとっても嬉しそうでしたが、結婚の証書にサインをして記念撮影が終わったら“あっ”という間にお帰りになってしまいました。新婦はお色直しで濃いボルドーカラーのドレスに替えて艶やかに!本当に素敵でした。披露宴が終わった後のアルバム用の写真撮影中も二人はラブラブで、羨ましい限りです。to be continued

[いろいろ]に“賑やかな披露宴”の画像を掲載中です。

ホテル・ミラコスタは、イタリアのフィレンツェをイメージしていますので主力はイタリアワインです。2種類目の白ワインは、100%トレッビアーノ種を使いアブルッツォ州で造られています。色合いは、緑色の残る輝く淡いイエローカラー。香りは、フレッシュなシトロンやパンプルムースの果汁の香り、わずかに蜂蜜やミネラルの香りもあります。味わいは爽やかな酸味が豊かで、フルーティーなニュアンスが強く、魚貝のマリネなどにぴったりです。しっかりしたヴァンムスーの後の爽やかな白ワインは、料理とのマリアージュも良くて、ほっとします。

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ボージョレ・ヌーヴォー

Photo今日は、11月の第3木曜日でボージョレ・ヌーヴォーの解禁日です。今年も買いましたよ!毎年恒例のジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーと、見た目が可愛いキティちゃんのボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーの2本を買ってきました。(近いうちにテイスティングコメントを記事にする予定です)十数年前には、午前零時と共にあちこちでヌーヴォーを楽しむ光景が見られましたが、最近は報道さえ控えめになってしまいましたね。すでに飲まれた方!今年のヌーヴォーはいかがでしたか?

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NV シャルドネ ブリュット

Nvchardonnay幸せな結婚式編1 今月の初めに友人の結婚式に出席してきました。場所は、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ。マゼランズのプレミアム・ダイニングなどでお知り合いになった新婦の友人として、ご要望によりソムリエの正装(どうしてもご覧になりたい方はお問い合わせください!?)にてお祝いさせていただきました。人前結婚式の形で、立会人にはメイヤー(市長)さん(最もテンションが高かったのはメイヤーさんだったような気が・・・)。新婦のクラシックな純白のウエディングドレスが豪華で素敵でした!以前アンバサダー・ホテルの結婚式で見たメルヘンティックなドレスとは違い、落ち着きと重みのある雰囲気を演出しています。一般的な結婚式の厳かな雰囲気ではなく、柔らかな光に包みこまれたような穏やかで温かい雰囲気、新郎新婦の幸せな気持ちでチャペル全体が満たされているようでした。to be continued

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結婚式の乾杯に使われたスパークリング・ワイン。フランスでも大手のネゴシアンの一つギョーム・ドゥ・ヴェルジィで造られる甘くないスパークリング・タイプです。100%シャルドネを木樽で低温発酵させた後、ステンレスタンクで2次醗酵、さらにドサージュを行い瓶詰したシャルマー方式で造られています。色合いは、輝くイエローカラーで泡立ちは細かく賑やか。香りは、フレッシュな切りたての林檎や良く熟した白桃の香り、ヴァニラやナッツの香りとほのかなアカシアの蜂蜜の香り。味わいは爽やかな酸味がしっかりとあり、ドサージュの甘味も感じます。全体的に華やかで爽やか、晴れの日の乾杯にはぴったりのヴァン・ムスーでした。

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ワイナリー見学

Photo今日は、早朝から山梨県にあるサントリーのワイナリーへお出掛けです。お天気も大丈夫そうだし、収穫体験ができると良いのですが・・・来週あたりにご報告の記事を掲載予定です。(画像は、昨年10月26日の葡萄畑の様子です)

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2005 パシュラン ド ヴィックビル

2005pacherencduvicbilhアラン・ブリュモン メーカーズディナー編最終回 今年の葡萄の出来は良くて、ゆっくりと何回にも分けて収穫できたそうです。特にパシュラン・ド・ヴィック・ビルは12月まで掛けて遅摘する予定。エチケットには、10月11月12月の3ヶ月に別けて収穫した葡萄をアサンブラージュしたと表記してあります。ワイン造りに置いて最も大切な収穫時期が無事終わるとホッとするのでしょうね!
それにしても、アラン・ブリュモンさん御夫妻はとっても仲が良さそうです。日本へ来て何回もワイン会をしている間中一緒なんですよぉ。12歳も年が離れているそうで、ちょっと羨ましい・・・そうそう、アラン・ブリュモンさんは結構そそっかしいらしく、iPodを新幹線の中で落としたり、今回の会場でもクレジットカードを落としたり、でもちゃんと手元に帰ってくるのは日本人が正直で優しいからだと褒めてくださいました。何度訪れても居心地のいいレストランで温かい人達との出会いがあり幸せなワイン会でした。

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ガスコーニュ地方の伝統的な菓子に合わせて注がれたワインは、遅摘みで豊かな甘味を持つ、シャトー・ブスカッセのパシュラン・ド・ヴィック・ビル。セパージュは、プティ・マンサン100%。色合いは、濃いイエローカラーで粘着性はとても高い。香りは、マスカット、メロンやアナナスのようなフルーティーな香り、オランジュの蜂蜜、わずかにシナモンのような香りも感じます。味わいは、とても強い果実味を初めに、さらに甘味が飽きないような豊かな酸味を感じます。貴腐は入っていないので苦味はほとんどありません。まるでフルーツ果汁の柔らかいジュレのような感覚で、甘味を控えめにしたデセールに合わせても快適に楽しめます。ソーテルヌの貴腐葡萄で造った高貴な甘さもいいですが、フレッシュな酸味を残したパシュラン・ド・ヴィック・ビルも素敵ですね。

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ブーケ

Photo_2先週、友人の結婚式に行ってきました。とってもハートフル&メルヘンティックな結婚式で、とーっても羨ましくもあり幸せな気持ちになりました。今週は、素敵な幸福を皆様にも少し御裾分けする記事にします!

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2002 マディラン ラティル

2002chateaumontuslatyre_2アラン・ブリュモン メーカーズディナー編5 生産量も多いアラン・ブリュモンさんのドメーヌでの収穫の話。ワインの醸造に使われる大量の葡萄は、大勢の人の手摘みで収穫されます。この収穫時には最大250人の人達が朝早くから葡萄を摘み取ります。ランチの時は、オーナーも一緒に全員一堂に会してワインと共に楽しむそうで、その光景は壮観でしょうね!(葡萄は気温が上がる前に摘み採らなくてはいけないのでランチタイムには収穫の仕事はほぼ終わりです)
Dessertは、<Pastis Gascogne,glace vanille,pruneaux aux Armagnac パスティス・ガスコーニュ アルマニャックに浸った プラム入りバニラアイスクリーム>(パスティス・ガスコーニュ…ガスコーニュ地方のとても手間のかかる焼き菓子、リンゴとクレーム・フランジパーヌをパートフィローで包んで焼いたもの)温かい焼き菓子とアイスクリームの取り合わせって幸せですね。アルマニャックに漬け込んだプラムも混ぜてさらに幸せ!to be continued

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今回のメインの森鳩のローストに合わせた赤ワインは、ドメーヌ・アラン・ブリュモンの中では、特別なキュヴェのXLの次に高価でフラッグシップのような存在。エチケットは、畑の石とラ・ティルまで1kmの標識がそのままワイン名として利用されています。色合いは、エッジにわずかにオレンジ色の気配を感じる、底が見えない位の深いガーネットカラー。香りは、強いカシスやミュールのコンフィチュールのような香り、ヴァニラや葉巻やカカオのような香り、わずかに血やインクのような香りも感じます。味わいは、とても凝縮感のある果実味、穏やかになりつつあるタンニンの渋味、ほのかに感じる甘味と共に酸味も損なわれることなく豊かに感じます。複雑で力強く広がりのある味わいは、ビターチョコレートのような長い余韻を残してくれます。これからの季節のジビエ料理にはぴったりな赤ワインでした。

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誕生日!

Photo_2今日は寂しい誕生日の予定だったのですが、急遽ささやかな誕生日パーティーになりました。さっそくお花でできたケーキが届きロウソクをつけて記念撮影。で、用意したシャンパーニュはアムール・ド・ドゥーツを専用の天使がついたグラスで乾杯。夜がとっても待ち遠しいです!

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2009 ドメーヌ ラランヌ

Nvdomainelalanneアラン・ブリュモン メーカーズディナー編4 以前シャトー・モンティスを飲んだ時、苦味が強くタンニンはまだ賑やかでしたがしなやかさも感じたので、樽はリムーザンでローストはウェルダンかなと思い質問してみました。結果は、トロンセの新樽のミディアムローストだそうでその決定権はアランさん自身でしているそうです。今では、収穫や新樽比率など色々な決定を醸造家に任せる傾向が多い中、オーナー自ら決定するのは勇気が必要なのに・・・(リムーザン産の樫材はワインの貯蔵に使うほど高級だったので、それを使って造られた荷車も当時は高級車だったそうです。それから高級車=リムジンと呼ぶようになったらしい)
もう一つ、ワイン業界では有名な話も質問しました。[トムクルーズが、わざわざ自家用ジェット機で来て、シャトー・モンティスの赤ワインを積めるだけ積んで買って帰った]と言う話。実際には、[自家用ジェット機でカンヌ映画祭の授賞式の帰りにドメーヌ・アラン・ブリュモンへ寄っていっぱい買って帰った]というのが本当だそうで、少し尾鰭がついていたようです。
Poissonは、<Filet rouget poele,coulis de poivron rouge,sauce toro a l'encre de seiche ヒメジのポアレ 赤ピーマンのクーリ イカ墨入りトロソース>(ヒメジ…舌の役割をするヒゲがある低層魚 クーリ…ピュレ トロソース…魚貝を使ったブイヤベースのようなソース) 三種類のソースが添えられていてそれぞれ味わいが違います。わずかにタイムの香りのするパリッとした皮のお魚とトロソースのマリアージュが抜群でした。
Viandeは、<Pigeon ramier roti,polenta cremeuse et ses chips 森鳩のロースト ポレンタ添え>(森鳩…ヨーロッパの森林で見られる狩猟対象の鳩、日本のカワラバト(ドバト)に近い種 ポレンタ…トウモロコシの粉を塩水で長時間捏ねながら煮たもの) 森鳩の腿の部分とささ身の部分があり、鉄分を感じる味わいがソースとぴったりで美味しかった!本当に狩猟で獲ったようで、散弾(直径3mm位)が一個入ってました。ジビエを食べていて弾が入っていると幸せがやってくるって言うんですよ!to be continued

[いろいろ]に“メーカーズ ディナー4”の画像を掲載中です。

サプライズの赤ウィンが登場。アラン・ブリュモンさんが30周年を記念して造った日本限定の希少な赤ワインです。セパージュはタナ60%カベルネフラン40%とシャトー・シュバルブランを意識したかのよう。色合いは、今回の赤3本の中では最も淡い、でも十分深く濃いガーネットカラー。香りは、フレッシュなカシスやミュールの香り、樽からくるヴァニラの香り、黒胡椒や丁子のようなスパイスの香りも感じます。味わいは、凝縮感のある果実味にタンニンの渋味、樽からくる苦味、どれも突出することなくバランスが取れています。マディランの荒々しいイメージとは違うとても快適な味わいでした。森鳩のロティには少し大人しくて次回のマディラン・ラ・ティルの方が合うかなぁ?

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2006 シャトー ブスカッセ ヴィエイユ ヴィーニュ

2006chateaubouscassevieillesvignesアラン・ブリュモン メーカーズディナー編3 私達の隣にブリュモンさん夫妻が座られたので、通訳の方を交えてお話や質問ができました。特に気になったのは、アラン・ブリュモンさんの手!単純に手が大きいだけでなくごつごつして怪我の跡もいっぱい。普段から畑に出て土をいじっているのでよく怪我をするそうです。そういえば、アンジェロ・ガイヤ(バルバレスコの名醸造家)さんやドミニク・ローラン(ブルゴーニュの先進的名醸造家)さんの手も凄く大きかった記憶があります。評判の高い醸造家の人たちは、人任せにせず自ら畑で作業するんですね!醸造家の人たちにとって手の怪我は勲章ですね!
Deuxieme Entreeは、<Foie gras canard grille"Style Gascogne" ランド産フォアグラのグリエ>(ランド…ボルドーのあるジロンド県の南隣の県) 普段からフォアグラは食べないのですが、このフォアグラは素晴らしく美味しかった。表面はパリッと中はしっとり、マスカットと干し葡萄(サルタナ種)の甘めのソースが良く合います。それにしても脂を感じさせない調理方法はさすがに星付きのレストランです!to be continued

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フォアグラに合わせるワインと言えばボルドーのソーテルヌ(このマリアージュは、ボルドーの甘いソーテルヌを売るための戦略と言う説もあります)ですが、シェフソムリエの石田博さん曰く、同じ甘いワインでもこの地方で造られるパシュラン・ド・ヴィック・ビルの方がより良いマリアージュになるそうです。私も大いに賛成で、貴腐菌による苦味が強くなりがちなソーテルヌよりも、遅摘みで酸味が爽やかに残るパシュラン・ド・ヴィック・ビルの方がより美味しく感じてもらえると思います。今回は、甘くない白ワインとマディランでマリアージュを楽しみましたが、機会があれば是非フォアグラとパシュラン・ド・ヴィック・ビルの相性を確かめてみてくださいね!
ワインは、シャトー・ブスカッセのマディランです。色合いは濃いガーネットカラー。香りは、ミュールやミルティーユのコンフィのような香り、シナモンや黒胡椒のようなスパイシーな香り、樽熟成のヴァニラの香り。味わいは、果実味豊かな中に、まだ少し粗さの残るタンニンの渋味とカカオのような苦味をしっかりと感じ、わずかな甘味と共に広がりと深さを感じます。長い余韻は、カカオ100%のショコラのようです。甘いワインだけでなく、少しタンニンを感じさせる赤ワインもフォアグラに良く合います。口の中の脂分を洗い流してくれて快適に次の一口を楽しむことができます。

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2008 シャトー モンティス ブラン

2008chateaumontusblancアラン・ブリュモン メーカーズディナー編2 南西フランスのガスコーニュ地方の北緯は、日本でいえば北海道の旭川市位に位置する場所です。ボルドーなんて北海道の稚内から樺太みたいな場所なんですよ、大西洋の海流のおかげで温暖な気候になり葡萄も実ってくれます。
いよいよディナー、最初にアラン・ブリュモン夫妻と松嶋シェフの紹介があり、最初の白ワインを飲みながら(前回のジャルダン・ド・ブスカッセ)大きなモニターを使って場所の説明等がありました。品種の話に樽の話と勉強になる話ばかりで飽きません。温かいフロマージュが入ったシューとパイ生地を使って焼き上げたラヴィオリをつまみながら白ワイン、粋なマリアージュです。
Amuseは、<Emulsion de pomme de terre,veloute de cepes,tartine"Gourmandise" ジャガイモのエスプーマ セップ茸のスープ 鴨のグルマンディーズ添え>(エスプーマ…泡立てた、グルマンディーズ…美食家風) 栗のような甘さを持った優しい味わいのスープ、香りはセップ茸の香りでいっぱい!鴨をハムにしたものと無花果を乗せたバゲットが添えられています。どっちもほんの少し・・・もっと欲しい!
Entreeは、<Gelee d'huitre,mousseline de haricot blanc,caviar d'Aquitaine 牡蠣のジュレ 隠元豆のムース アキテーヌ産のキャビア添え>(アキテーヌボルドーを中心とした地域圏、ボルドーのジロンド川で養殖している) 生の牡蠣に獲れた場所の海水をジュレにしたものを添えて、さらに白隠元豆のムースとキャビアを乗せてあります。パクッと頬張ると牡蠣の甘味と海水の塩味にキャビアの旨味が加わり、口の中で海がドーンと広がります。白隠元豆のムースのおかげで後味もすっきりでした。to be continued

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石田さんも今回初めてという珍しいシャトー・モンティスの白です。品種は、ジャルダン・ド・ブスカッセと同じくプティ・クルビュ(Petit Courbu ピレネー地方原産、グリ系なのか淡い紫色の果皮で単位収穫量が少なく、主にグロ・マンサンやプティ・マンサンのブレンド用に使用)100%。AOCとしては、パシュラン・ド・ヴィック・ビル(セック)。色合いは、オレンジ色に近い濃いゴールドカラー。香りは、アプリコットのコンフィチュールや白桃のコンポートの香り、バタースカッチやヴァニラの香り。味わいは、とても凝縮感のある果実味、甘さを感じるような旨味成分も多く、ほのかな苦味や渋味で広がりを感じ、後味にはカラメルのような苦味が長く続きます。私も初めて飲みましたが、樽のロースト香をしっかりと感じるモンラッシェのような味わいでした。

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2009 ジャルダン ド ブスカッセ

2009jaedinsdebouscasseアラン・ブリュモン メーカーズディナー編1 南西フランスでは最も有名な造り手の一つ、シャトー・モンティスのオーナー アラン・ブリュモンさん来日に合わせて、レストラン・アイでメーカーズディナーがありました。どちらかと言うと得意な地方ではありませんが、以前からシャトー・モンティスはとても骨太なワインで時々飲んでいて興味のあるワイナリー、あわせてシャトー・ブスカッセのオーナーでもあり、今回のワインは6種類全てアラン・ブリュモンさんの手になるワインで構成されていて、とっても勉強になりました。
少し早く着いたので、ウエイティングにてシャンパーニュで乾杯!銘柄は、ラルマンディエ・ベルニエのヴィエイユ ヴィーニュ・エクストラ ブリュット。RMではそこそこにメジャーでよい造り手、アペリティフとしてはちょうど良い一杯でした。席は個室で、アラン・ブリュモンさん御夫妻を中心に全員で16名。たくさんのグラスが整然と並んでいるところはテイステイング中心のディナーらしいところです。いつ来ても居心地が良いレストランです。to be continued

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今回、エチケットをお願いしたらすべてのワインを揃えていただけましたので、堂々の6回連載になりました。まずは、あまり見かけないシャトー・ブスカッセで造る白ワインです。AOCは、パシュラン・ド・ヴィック・ビル(セック)。色合いは、緑色がわずかに残る淡いイエローカラー。香りはレモンやライムの皮の香りに石灰岩に水をかけたようなミネラルの香り、アカシヤの蜂蜜のような香り。味わいは、さすがにこの地域らしくボリューム感があるものの、収斂性のある酸味がしっかり、ほのかな甘味と苦味でバランスよく感じます。食前酒としてや軽いアミューズに合わせると華やかさと爽やかさでその後の料理やワインに期待してしまいます。いつものようなシャンパーニュでのスタートとは少し違った趣で、こんな始まりもいいかもしれません。

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メーカーズディナー

Photo_2シャトー・モンティスのオーナーのアラン・ブリュモンさんを交えてのメーカーズディナーに行ってきました。場所は、レストラン・アイ。石田博さんのコメントも聞きながら美味しいワインとディナーを楽しんできました。今週は、その時のお話を記事にする予定です。

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NV ヒルファーム マスタード スパイシー

Nvhillfarmmustard最近気に入っているパン、行きつけのパン屋さんで5回に1回くらいの割合で買えるパンの耳!色々な食パンの端っこ(このパン屋さんの耳にはサンドイッチの耳は含まれていませんので10cm四方の薄いものばかりです)がいっぱい詰まって30円と素晴らしくリーズナブル。種類もいろいろだし厚みもいろいろ、薄いものはしっかり焼いてパリパリで芳ばしくコンフィチュールなどを乗せて朝食に、厚いものはソーセージなどを巻いて豪華な昼食にと重宝します。今回は、美味しいソーセージを巻いて美味しいマスタードをたっぷりと添えて、自家製のキャベツの酢漬けと共にランチにしました。ちょっとだけビールをおまけして・・・この使い方は、ふかふかの真ん中ではなくて耳でないといけません。しっかりしたパンの歯応えにソーセージの旨味に粒マスタードのスパイシーさと抜群の取り合わせで、とっても楽しめました。

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ちょっと美味しかったもので、飲み物ではなくマスタードのコメントです。最近は、オーストラリア産のワインもよく見かけるようになりました。特にタスマニア(オランダ人探検家のタスマンさんが見つけたからタスマニア)は、ワインの評判も良く、さらにはスモークサーモンやマスタードなど美味しいものがいっぱいある島のようです。粒のままのマスタードを白ワインヴィネガーに漬け込み、グリーンペッパーなどの香辛料と蜂蜜とたまり醤油で味付けしてあります。色合いは、少しくすんだイエローカラー。香りは、刺激的なワインヴィネガーの香りにたまり醤油とほんのり蜂蜜の香り(原材料そのままです)。味わいは、辛みはあまり強くなく、穏やかな酸味がしっかり、旨味と甘味でうまくまとまっています。何よりもプチプチとした歯触りが嬉しいマスタードでした。

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1996 ロマネ サン ヴィヴァン

1996romaneestvivant先日、友人から頼まれてリーデルのグラスを買いに行きました。長年お付き合いのある大手の輸入業者のショールームにていろいろ検討し手ごろなセットに決めました。リーデル社は、ワイングラスではトップのシェアを誇り様々なタイプのグラスを開発していて、ハンドメイドの高級品からマシンメイドのお手軽なものまで、ガラスの質、大きさ、形、価格にも幅があり選ぶのが大変です。私がコツコツ集めたグラスは、震災でほとんどなくしたので、見ていると楽しくて自分でもほしくなります。このショールームには、他にソムリエナイフもあり、私にとっては魔のエリア・・・危ないので近づかないに限ります!

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ロマネコンティの話 その3  10世紀初頭以来、このロマネコンティの畑は、サンヴィヴァン修道院のもとで耕され、18世紀初頭には、ルイ14世の侍医が持病の治療薬として毎日スプーン数杯のロマネコンティを処方しました。ルイ15世時代葡萄畑の所有をめぐって王の寵妃ポンパドール夫人とブルボン王朝の名族コンティ公爵の間で争奪合戦が行われました。1760年、この勝負はコンティ公爵の側に軍配が上がり、腹を立てたポンパドール夫人は、以降ヴェルサイユの宴席からブルゴーニュワインを締め出した。とも伝えられています。(データ等は1999年サントリーの世界のワインカタログより参照させていただきました)

ロマネコンティのワイン達の中では、もっとも軽いタイプと言われているロマネ・サン・ヴィヴァンです。ロマネコンテイ社の中ではと言うだけで、違う造り手のロマネサンヴィヴァンに比べればとても凝縮感のあるワインです。せっかちな人が増えたのか、早く飲めるタイプが流行っていますが、ゆっくりと熟成させて楽しみたいワインの一つです。価格はやっぱり100000円は下らないようで、ため息が出ますね。

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1979 リシュブール

1979richebourg今年も日本ソムリエ協会のソムリエ、アドバイザー、エキスパート認定試験の二次試験の発表がありました。私も13年前に資格を取りましたが、今年も多くのソムリエ資格者が誕生しました。なんと今では、世界で最もソムリエが多い国ですから・・・資格好きの日本人らしいと言えますね。そのうち石を投げたらソムリエに当たるって言われるくらいにソムリエだらけになりそうです。

ロマネコンティの話 その2  ロマネコンティの畑の歴史は、ローマ時代にまでさかのぼります。ローマ人による統治と葡萄栽培への感謝から、この村の極上の畑にロマネの名が贈られたのです。以来2000年に渡り、この畑には葡萄が栽培され続けてきました。有機栽培では、根が耕すということがよく言われます。人の手で耕すことができるのはせいぜい50~60cmどまりですが、葡萄の根は10m以上の深さまで根を張りめぐらせます。その根が土を耕し、数十年も経つと土の組成そのものが変わってしまうのです。(データ等は1999年サントリーの世界のワインカタログより参照させていただきました)

去年の8月24日に始めたロマネコンティの話の第二弾です。ありがたいことにすべての銘柄を飲むことができたロマネコンティ社の中では、最も素晴らしいと思ったリシュブールです。100の花の香りがすると言われる複雑な香り、深い味わいは、ほどよい熟成を伴い素晴らしい味わいだったと記憶しています。現在の価格はどのくらいなんでしょうねぇ?とても手が出るような価格でないことだけは間違いありません。

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姫林檎

Photo11月になりましたね。近所の姫リンゴも色付いてきました。寒い日や暑い日があって体調を崩しやすいので、風邪など健康に注意してくださいね!このところニャンコとビールが続いたので、今週はソムリエっぽい記事も入れないとなぁ・・・

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NV ビッグアイ インディアペールエール

Nvballastpointハロウィン・パーティー編おまけ カボチャ大王の作り方。最初にカボチャを用意します(今回は、広尾のナショナルスーパーで手に入れました)。まずはカボチャに鉛筆(ボールペンだと失敗したら跡が残るので)でくりぬく部分の下絵を描いて、果物ナイフ等で直線から刃を入れます。大体くりぬいたら、後ろを切り落として中の種やワタを取り出します。なるべくきれいに取出し(少し実の部分もえぐりとった方が上手くいきます)、目や口の角を丁寧に処理したらざっと洗って、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取ります。後は蝋燭型のライトなどを入れて出来上がり!慣れれば(慣れるほど作ることはないと思いますが)30分位でできますよ。ポイントは、目鼻口のエッジを尖らせることと洗った後の水分をできる限り拭き取ることです。刃物を使うので十分に気を付けて、来年のハロウィンに作ってみてくださいね!

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ハロウィンには関係ないですが、面白いエチケットだったので買ってきました。このバラストポイント醸造所は、アメリカのカリフォルニア州のサンディエゴにあり、フィッシングの盛んな地なので、ビールの名前が魚の名前になっています。今回のインディア・ペール・エール(略してIPA イギリス発祥のスタイルですが今ではアメリカが主流に)はBig Eye(メバチマグロ)、他にSculpin(カサゴ目のカジカ)、Calico(ブラックバス)、Yellowtail(ヒラマサ)、Dorado(シイラ)等があります。色合いは、オレンジ色を帯びた濃いめのイエローカラーで、泡立ちはクリーミー。香りは、爽快感のあるホップの香り、焼きたてのブリオッシュの香り、柑橘系の皮のような香りも感じます。味わいは、ホップの豊かな苦味とほのかな焙煎麦芽の甘味、アルコール(alc7.0%)のボリューム感もしっかりあり飲み応えのある味わい。フライや焼肉のような重めの食事にも良く合いそうです。ちなみに原料に魚は入っていませんから鰹だしの香りとかは全く感じられませんよ!

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