NV 千鳥酢
酉の市前編 以前から興味があった酉の市に初めて行ってきました。三ノ輪から歩いて三の酉(今年は11月に酉の日が3回あるので一の酉、二の酉、三の酉があります)で賑わう酉の市へ!酉の市の云われは、11月の酉の日に大本山鷲山寺から鷲妙見大菩薩様(わしみょうけんだいぼさつ、別名鷲大明神)が、出開帳の為に鷲在山長國寺に来られ、参拝者で賑わうようになり市が立ったことに始まりました。その後明治元年に神仏判然令により、鷲大明神を祀る鷲神社(おおとりじんじゃ)は長國寺から独立し、鷲神社の祭事として今に至っているそうです。今回は、長國寺の方から入り鷲神社から帰ってきました。起源は少し複雑ですが、長國寺と鷲神社の境内は熊手を売る露店でぎっしり埋まりとっても賑やかです。露店の店先には、福をかきこむと言う縁起物の熊手が極彩色の飾り付けをされ所狭しと並び、法被を着たお兄さんたちが威勢良く売り込んでいます。なんだか京都ゑびす神社の正月の祭事“えべっさん”と似てますね。to be continued
[いろいろ]に“酉の市1”の画像を掲載中です。
昔は京友禅の色止めに米酢を使っていた為に、京都にはお酢の醸造元がたくさんありました。最近は化学薬品の使用で随分と少なくなってしまい、ご贔屓のお酢屋さんも廃業し美味しいお酢はないものかと探しています。いろいろ試してみた中で合格点に達しているのが千鳥酢です。お酢の造り方は、一度日本酒を造り、生きた酢酸菌が入った種酢を加えてさらに発酵させた後熟成させます。色合いは、淡いゴールドカラー。香りは、酢酸の香りだけではなく糖蜜のような甘い香り、わずかにミネラルの香りも感じ、スーパーなどで売っているお酢に比べて柔らかく鼻腔にツーンときません。味わいは、酸度の割には旨味や甘味がしっかりしているために強い酸味を感じません。ワインと同じようにお酢も熟成が進むとまろやかにっていきます。私が良く作る辛子酢味噌にはぴったりのお酢でした。
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