NV セントベルナルデュス ウィット
ワイナリーとディスティラリー編4 お腹もいっぱいになったところで、今回の大きな目的でもある葡萄畑へ!立地条件は、富士山を望む登美の丘の頂上付近にある南向き斜面と、絶好の場所です。ほとんどの葡萄は収穫が終わり、残っているカベルネソーヴィニヨンとメルロは遅摘み状況で食べてみると、厚めの皮に程々の酸度と高い糖度で種も良く熟しています。メルロの特徴の土っぽい味わいもあまり感じないくらいで、食用としてもなかなかの味でした(ただし、最近のデラウエアと同じくらいの小粒)。丘を少し下ったところで、今年最後の収穫をしていたのは日本原産の品種の甲州で、貴腐菌が付着し貴腐ワインになるべく丁寧に摘み取られ未熟果や腐敗果を取り除かれていました。嬉しいことに貴腐果もいくつか食べさせていただきましたが、貴腐果自体には貴腐ワイン特有の香りや苦味が少ないことにも気が付きました。また、貴腐果だけでは粘度が高くなりすぎるので、遅摘果も少し使うという事も勉強になり、これだけワインに携わっていながらも初めて知ることが多く、まだまだ勉強が足りないことを痛感しました。to be continued
[いろいろ]に“ワイナリーと言えば葡萄畑!”の画像を掲載中です。
元祖修道院ビールと言うべきセント・ベルナルデュスのホワイトビールです。色合いは、濁りのある濃いめのアンバーカラーで泡立ちは控えめ。香りは爽やかなハーブの香りとわずかに吟醸香のような香りもあります。味わいは、穏やかな酸味にほのかな甘味、苦味は控えめで爽やかさが前面に出ています。キレの良いピルスナーとは違う印象、また余韻は乳酸菌飲料のようなニュアンスが長く続きます。私はホワイトビールが好きなので色々なホワイトビールを飲みますが、その中では厚みのあるしっかりしたタイプで、つまみなしでも十分楽しめる白ビールでした。
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