2007 リースリング レゼルヴ
前回の蛸の吸盤サラダに続いて、今回は和食の辛子酢味噌和えです。下処理は同様に塩で揉んで、生姜を数切れ入れたお湯で、後で和える長葱と一緒に茹でて冷ましておきます。京都の白味噌に辛子と米酢を加えて混ぜたもので蛸の吸盤と長ネギを和えます。本当なら長葱ではなくて九条葱を使った方がもっと美味しくできます。少し辛味が強い方が旨味が引き立つかもしれません。アルザスのワインも良く合いますが、少し甘味のある京都の伏見のお酒がピッタリだと思いますよ!
[いろいろ]に“蛸の吸盤の辛子酢味噌和え”の画像を掲載中です。
1995年にアルザス・オルシュヴィール市の市長に選ばれた現在の当主のジャン・アルブレヒトさんが造る白ワインです。ビオロジック、手摘み、空気圧式の圧搾機、無濾過と丁寧な造りに徹しているようです。色合いは、淡いゴールドカラー。香りは、リースリング特有の久しぶりのぺトロール香(重油香)を感じました。強くはないですがあきらかにあります。白い小さな花の香り、花梨や黄桃の香り、わずかにドライハーブとミネラルの香り。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味がバランスよくあり、ほのかな甘味とわずかな渋味。よく冷やしてもしっかりした味わいです。教科書的なアルザス・リースリングでした。
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