NV セゾン デュポン
そろそろ鰻が旬で美味しくなる季節です(実は夏の土用の頃の人と同じく鰻も夏バテしているそうな)。蒲焼の香りに誘われて何度か行った創業明治26年の鰻屋さんへ!私が先に少し早く着いたので、板わさで日本酒を飲み始めました。二人揃ったところで、鰻重は少し遅らせて、名物の肝煮(できる量が少ないので毎回あるとは限らず、今回は幸運でした)、焼き鳥(鶏腿肉に鰻のタレをつけて網で焼いたもので、とり重にも使います)、鶏わさ(湯にくぐらせた半生の鶏ささみと三つ葉をわさび醤油で和えたもの)どれも味は濃いものの旨味とコクがあります。関東風鰻蒲焼は皮も柔らかくとっても優しい味わいで、京都で食べた関西風鰻蒲焼の旨味いっぱいの味わいに、勝るとも劣らぬ美味しさでした。そういえば、こころなしか土用に食べたものよりも深みがある味わいのように思いました。ところで一般的に鰻屋さんのお品書きは松、竹、梅の順に安くなりますが、ここは特上、梅、竹の順番(松は無かった)でちょっと不思議?
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先日のハロウィン・ビール・パーティーに用意したビールの残りです。セゾンと名のつくビールは多くて、農家などで春先に造ったビールを夏に飲む習慣があったからのようで・・・色合いは、わずかに濁りのあるゴールドカラーで泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、ホップの香りが強く爽やかさを予感させます。ほかには乳酸菌飲料のような香りも。味わいは、アタックにホップの爽やかな苦味を感じ、その後酸味と甘味とが豊かに広がります。喉越しも良くてバランスも良いのですが特徴に乏しくて印象に残りにくいビールでした。
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