NV アルファロ キュヴェ マタドール
去年の秋に料亭稲穂から送っていただいた、秋田県角館市を流れる桧木内川で釣られた落ち鮎を焼きました。私は父の故郷の真名川“九頭竜川の支流”の鮎で育ったので、大きさとか色とかの違いが興味深く、楽しめました。真名川の落ち鮎は、もっと大きく黒っぽいものが多くて追星も鮮明でしたが、桧木内川の落ち鮎は小ぶりで色白で優しい感じの魚体です。香りは、鮎独特の西瓜や胡瓜のような爽やかさがある香り。味わいは、見た目にふさわしい柔らかい味わい、強さよりもしなやかさを感じました。子持ちもとっても美味しそう・・・(私が食べた二匹は雄でした・・・)さすがに落ち鮎なので旨味がしっかりあって美味しかった、やっぱり落ち鮎は格別やなぁ!
[いろいろ]に“落ち鮎”の画像を掲載中です。
エグゼクティヴ向けの年刊会員制アート・マガジン“マタドール”の為に、テルモ・ロドリゲスが「著名な現代絵画の画家がエチケットを描き、それに合わせて選ばれた醸造家が特別なワインを一度だけ造る」というコンセプトの下に造られたシャンパーニュです。昨年のテーマ“歳月”に合わせて描かれた画を題材に造られた、一回きりのレアなシャンパーニュです。2005年と2006年のピノノワールを使用してソーテルヌの樽を使って熟成させれ、総生産数3000本の内180本が日本に輸入されました。色合いは、濃い目のゴールドカラーで、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、ローストアーモンドやブリオッシュの香り、パッションフルーツやマンゴーの香り、ミネラルの香りも感じます。味わいは、しっかりしたフレッシュな酸味に豊かな深い味わい、若い割には熟成感もあります。後味には苦味とフルーツの旨味があり、余韻も長く魅力的な味わいでした。凄みはないですが、優しく包まれる様なニュアンスを感じるシャンパーニュでした。
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