1965 ラターシュ
お誕生日会!後編 ギャラリーエフで素敵なマダム2人と私を含めて3人でのお誕生日会。私からは、とびきりのワイン達をプレゼント!お店の皆さんからも素敵なプレゼントもありました(猫と鼠、箱のふたを押すと猫が進み、鼠が箱の中に隠れる仕掛け玩具、発条やゴムを使わず木と紙でできています。子供に危ないところに行ってはいけないとか、戸締りをしっかりという意味があるそうです)。食事が終わった頃、蓄音機から流れるSPレコードのハッピー・バースデー(Eddy Howard)と共に、チーズケーキにホイップクリームのバースデー・ケーキが登場!お誕生日の主賓のマダムは、涙を流して感激していました。とっても心温まる素敵なお誕生日会でした。(このお誕生日会の模様は銀次親分日記でも公開中! )to be continued
[いろいろ]に“お誕生日!2”の画像を掲載中です。
この日の3本目のワインは、ドメーヌ・デ・ラ・ロマネコンティのラ・ターシュ!2002年の飲み頃の時期に入った素晴らしい、ロマネコンティの次に位置するブルゴーニュの偉大な赤ワイン。このワインのおかげで、2本目のクリオ・バタール・モンラッシェは霞んでしまいました。色合いは、まだわずかに青みが残る濃いガーネットカラー。香りは、少し閉じ気味なものの紫の薔薇の様な香り、ミュールやミルティーユのコンフィの香り、ヴァニラの香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味が豊かにあり、シルキーなタンニンがほどよく、わずかな苦味も感じます。ボリューム感が素晴らしい!メリハリのあるふくよかな印象で、余韻には鰹だしのような旨味が長く続きます。流石にパーフェクトな味わい、感動を与えてくれるようなワインでした。
本来は、この日のラターシュのエチケットにしたかったのですが、剥がさないまま瓶を保存したかったので、以前に飲んだ1965年のラ・ターシュを掲載しました。どんな味だったのか記憶にはありませんが、素晴らしい味わいだったんでしょうね。この頃のロマネコンティ社のワインには、オーナーのマダム・ルロワがアメリカとイギリスの買い占めに抗議して、“INTERDICTION D'EXPORTER AUX U.S.A. ET U.K.”(アメリカ及びイギリスへの輸出禁止)と赤字で書かれていて、珍しいですね。
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by910 様
ポマールはよりふくよかなタイプなので熟成でどんな感じになっていたんでしょうねぇ?
とっても、素敵なお誕生日会でした。高級であれば満足度が高くなるというのは全く別の話ですね。幸せな時間でした!
投稿: カオール | 2012年1月11日 (水) 09時53分
先日、私もポマール'64を開けました。
この頃のボトルって特徴(個性?)有って面白いですよね♪
もちろん中身も美味しかったですが...(^^ゞ
親分の日記も愛情溢れる表現で
素敵なお誕生会だったご様子何よりです、はい。
投稿: by910 | 2012年1月11日 (水) 09時30分