NV ペタル
京都節分編 10 今回の旅でのメインイベントの一つ、“ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012”で三度目の三つ星を獲得した菊乃井へ!事前のリサーチで、新しい部屋の一つの木賊(とくさ)の間を予約しました。三畳ほどの控えの間に続くこの木賊の間は琵琶湖に浮かぶ船という設定で、窓枠の下の部分には実際に使われていた船縁の板がつかわれています。掛け軸は梅、花は山茱萸(さんしゅゆ)、きれいに磨き上げられた大きな窓からは、木賊が生い茂る琵琶湖のほとりのような庭が広がります。テーブルは、掘炬燵になっていて足が伸ばせて快適です。
まずはおしぼりとお茶から、そこから始まるお料理は、茶懐石と同様に季節感を大切にした高く評価できる如月の献立、冬の名残りと春の息吹、早春を感じます。
八 寸 手綱寿司 白魚柚香煮 梅豆腐 蕗のとう味噌漬け
菜種辛子和え 助子落雁 葡萄豆 花山葵 のし梅
猪 口 海老赤蕪蒸し 海老餡 もぐさ生姜
向付一 てっさ てっぴ あしらい一式 ぽん酢
向付二 白子 トリュフオイル 浅月 あられトリュフ
このお店は、京懐石の美しさと美味しさを堪能できます。to be continued
[いろいろ]に“菊乃井1”“菊乃井2”の画像を掲載中です。
このブログでも何度か登場している“ひとみワイナリー”のスパークリングワインの菊乃井バージョンです。2008年産のリースリングにフレンチ古樽で1年熟成した2007年のシャルドネを加えメトー・ド・トラディショナルで造られています。色合いは、淡いイエローカラーで泡立ちは細かくクリーミーで長く続きます。香りは、良く熟した白桃や杏子の果肉の香り、柑橘系の花の香り、わずかにミネラルの香りも感じます。味わいは、爽やかな酸味が主体で、ほのかな甘味とわずかな苦味、広がりがあるものの突出したところのない柔らかな味わい。繊細な京料理の味を壊すことなく、心地よく楽しめました。
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