2011 ボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー
前回に引き続き、ジャムです。たまたま行ったスーパー(現在建て替え休業中の麻布のナショナルスーパー)で安くなっていたルバーブ(赤いタイプ、日本産)とグレナデン(柘榴、ザクロ、イラン産)を買ってきました。まずはグレナデンの処理から、一つ一つ実を外して(これは結構大変)ミキサーへ、5秒位を3回程回してガーゼで漉します。ルバーブを1cm位の筒切りにしてガラスの鍋へ、グレナデンの果汁と砂糖、少しの水を加えて灰汁を取りながら煮詰めます。ルバーブは煮ているうちに溶けてしまうので、ルバーブが解けてとろみが付いたら出来上がり!ルバーブは見た目が蕗によく似た植物で、茎が緑色のタイプもあります。緑色のタイプはリンゴやレモンと一緒にジャムにすると良いかもしれません。酸味が強いので爽やかなジャムに仕上がり、パンに乗せると赤い色が映えて美味しくいただけました。
[いろいろ]に“ルバーブジャム”の画像を掲載中です。
ちょい悪キティちゃんがエチケットに入ったボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーです。せっかく航空便で買ったのに飲みそびれていました。ピンクの豹柄パンツをチラッと見せてウィンクしながらワインとは、キティちゃんのイメージにしてはとってもセクシーですね(でも可愛い!)。とても濃い青みを帯びた紫色。香りは、缶入りドロップのふたを開けた時の香り、糖蜜やヴァニラの甘い香り、乳酸菌飲料の香り。味わいは、果実味が非常に豊かで穏やかな酸味がしっかり、粗いタンニンが多く苦味もあり、後味には、酸味と渋味が控えめに続きます。旨味は少なく、濃い色の割には軽い飲み心地。ヌーヴォーとしては華やかさよりも少し固い印象を受けます。このヌーヴォー、キティちゃんの柄にしない方が売れそうな気がしますが・・・と思うような十分正統派の味わいでした。
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