NV ヒメコザクラ
桜の開花宣言が出された東京、あちこちで例年よりも賑やかにお花見宴会が行われているようで、ニュースの時間にはその話題が必ず伝えられていますね。私は人混みが嫌いなので、近くの(歩いて2分位)親水公園にある大きな一本の桜で毎年のようにお花見をしています。今年は開花が遅れていたはずですが、ほぼ例年通りに見事に咲きました。週末はお天気も良かったので、スパークリングワインとグラスを持って、桜の木のそばにあるベンチで、ポカポカと温かい陽だまりのお花見!桜を愛でながら静かで穏やかな時間が流れていきます。to be continued
先日、日本橋高島屋で催されていた“大いわて展”で手に入れたスパークリングワインです。岩手県花巻市のエーデルワインで造られています。ワイン名になっているヒメコザクラは、サクラソウ科の一つで絶滅危惧種に指定されている高山性植物、花巻市にある早池峰山に自生するとっても可憐な花です。桜つながりで花見のお共にはピッタリ!ヴィンテージ表示はありませんが、2011年産リースリング・リオン100%を使用し、ロワール地方でよく見られるメトー・ド・リュラル方式で、わずか800本程度と試験的に作られたスパークリングワインです。色合いは、極淡い緑色をおびたイエローカラーで、下には酵母の澱が多く見られ、最後の一杯は白濁した状態、泡立ちはガス圧が3気圧と控えめな泡立ち。香りは、ナイヤガラのような甘い葡萄ジュースの香り、グレープフルーツの果汁の香り、2次醗酵中のパンの香り、わずかにミネラルの香り。味わいは、爽やかでしっかりした酸味が豊か、ほのかに苦味と渋味があり、甘味はほとんど感じられません。飲み心地は爽やかで快適。外でのお花見には最適の味わいでした。
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