NV ボン ヴー
毎年高級魚になっていく鰻、今年も値上がりしているようです。中国産の鰻は、ヨーロッパ種(アンギラ・アンギラ)の稚魚を大きくしたもので体長の割に幅が広くてすぐにわかります。最近は、中国だけでなく台湾や韓国(アンギラ・ジャポニカ)、ジャワ産(アンギラ・ビカラー)、タスマニア産(アンギラ・オーストラリス)、アメリカ産(アンギラ・ロストラータ)と世界中の鰻を食べまくっている日本人。日本人が大好きでも世界ではあまり食べないものが多いのか、蛸、海老、蟹、鮪なども日本人の一人占め状態ですね。完全養殖(親から採卵し親へ育てる養殖)まであと一歩だそうですからそのうち鯛や鰤のように安くなる日が来るかもしれません。
友人と行ったビール専門の居酒屋?で飲んだビール、以前は“デュポンⅢ”とか“ヌーベル・アン”と呼ばれていたそうです。アルコール度数は9.5%と高く、ワインに近いイメージです。色合いは、輝くゴールドカラーで、泡立ちはとてもクリーミー。香りは、華やかなホップの香り、焦がした麦のような芳ばしい焙煎の香り、わずかにオレンジピールのような香りも感じます。味わいは、軽やかな甘味、ほどよい苦味、柔らかな酸味、アルコールのボリューム感よりも膨らみを感じます。バランスがよくて、時間が経つほどに(温度が上がるにしたがって)香りが立ち上がり楽しませてくれます。どんな料理にも合いそうな穏やかな味わいでした。
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