NV ル ノンブルドール サブレ ブラン デ ブラン
梅雨の京都編その2 ホテルに着いて一休みしたら、もう晩御飯の時間。先日昇ってきたスカイツリーのお土産を持参して、今や欠かすことのできないお店になった京料理の“くりた”へ、いつ行っても美味しいものを食べさせてくれるので大好きです。毎回、私でもびっくりするような食材が登場するのでとっても楽しいのですが、今回は琵琶鱒!ほぼ流通することのない珍しい魚、琵琶湖だけに住む(一部栃木県の中禅寺湖や神奈川県の芦ノ湖などで人工的に移植されている)ヤマメやアマゴと同じサケ科の仲間、本来海へ下るはずが琵琶湖内で陸封された種族で非常に美味で有名なのです。生臭ささを感じさせない鮮やかなサーモンピンクのお造りと旨味の詰まった頭の塩焼きを堪能!このお店だけは、ミシュランとかで星が付いたりして紹介されないでほしいと思うのでした。to be continued
[いろいろ]に“くりた1”“くりた2”“くりた3”の画像を掲載中です。
いつものようにお店にシャンパーニュを預けて楽しませていただきました。今回は珍しいシャンパーニュのブラン・デ・ブランです。シャンパーニュに使用可能な品種は、黒葡萄のピノノワールとピノムニエ、白葡萄のシャルドネとされていますが、それ以外にも古代品種と言われるいくつかの品種が認められています。シャルドネのみで造られるシャンパーニュはブラン・ド・ブラン、シャルドネ40%、アルバンヌ30%、プティ・メリエ25%、ピノブラン5%と白葡萄4品種を使ったシャンパーニュは、このブラン・デ・ブランになります(ド deは単数形、デ desは複数形)。ドサージュは1.7g/ℓ、瓶内熟成が54ヶ月、デゴルジュマンされてから4年程の飲み頃。色合いは、深いゴールドカラーで、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、オランジュのコンフィや蜂蜜、シラップ煮の黄桃のような香り。わずかにミネラルやドライハーブの香りやブリオッシュの香りもあります。味わいは、穏やかな酸味が豊かに感じられ、続いて旨味と甘味、奥行に広がりもあり、後味に渋味と苦味を感じ、余韻は、長く続きます。繊細な京料理の邪魔をせず、豊かな味わいをより美味しく感じさせてくれるようなシャンパーニュでした。
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