1996 ファム
京都祇園祭宵山編5 ランチ 京都市内には景観の問題から高い建物を建てることができません。ですから少し高いだけでも見晴らしが良い場所があり、今回のレストランも17階ですが、東山三十六峰が見渡せる眺めの良いレストランでした。「ふとん着て 寝たる姿や 東山」と言われる三十六峰の山々は、高くて比叡山の848m、低いのは吉田山の102m、中には頂上が確認できない山もあるそうです。下には鴨川が流れ、比叡山から連なる山並みがとっても素敵でした。
京都ホテルオークラのフレンチレストラン“ピトレスク”は、古典的なフレンチを踏襲しながら、京野菜などを使って京都を体感できるような料理に仕立ててあります。夏場のランチということもあってソースも重くはなくて、フレンチでありながらも“やっぱり京風の味付けなんだなぁっ”と思わず感心。暑い中を祇園祭の山鉾を見て回るのとは違い、まさに別天地にいるような気分で食事を楽しめました。
そういえば、ワインは飲まなかったの?『それは、また別のお話・・・』to be continued
[いろいろ]に“良い眺め!”“眺めの良いレストラン1”の画像を掲載中です。
宿泊したホテルの部屋で楽しんだ、シャンパーニュの一つ。グランクリュの7つの畑から収穫された葡萄だけを使い、10年間の瓶内熟成を経てリリースされるデュヴァル・ルロワのヴィンテージ・シャンパーニュ。セパージュは、シャルドネ79%ピノノワール21%。色合いは、輝く濃いめのイエローカラー、泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、瑞々しいスイカズラやシンビジュームの香り、オランジュや花梨のコンフィの香り、わずかにミネラルと熟成香も感じます。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味がしっかり、ヴィンテージの割には若々しさが残っています。わずかに苦味があり、広がりが豊かで余韻が長く快適なシャンパーニュでした。
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