NV フルーティー赤
梅雨の京都編その12 さらに雨脚が強くなってきた三千院の後は、すぐ近くの宝泉院へ。ここには盤桓園(通称額縁の庭園)があり、柱と柱の間の風景を額縁の中の一幅の画として観て、BGMの声明に耳を傾けながら、お菓子(若狭屋末則の“大原魚山 ひととき”)付のお抹茶を戴いて自分の心を見つめるのだそうです。声明は雨音にかき消されて聞こえませんでしたが、天然記念物にもなっている五葉松を眺めながら、ゆっくりした時を過ごしました。to be continued
宝泉院を出た後、参道にある料理旅館での遅い昼食と一緒に白と赤のハーフボトルを楽しみました。このワインは、京都府船井郡京丹波町で30年程前に設立された丹波ワインのなかでも万人受けする赤です。エチケットのシマリスは、日本画家が描いたもの、品種はマスカットベーリーA100%。色合いは、明るめ紫色が見えるルビーカラー。香りは、巨峰のような葡萄本来の香りが豊か、わずかにインド系スパイスや雨に濡れた土の香り。味わいは、果実味があり、爽やかな酸が豊富。わずかに渋味や苦味も感じるが、ほのかに甘味もありフレッシュでフルーティーな印象。軽やかさがあり、和食に合わせるには問題ない快適さの赤ワインでした。
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コメント
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kumiko 様
認識のないワインを買う時の要素の一つでもあるエチケット、基本的に内容が反映されていると思います。シマリスだったらチャーミングなワインを期待しますよね!中身もとってもチャーミングなワインでした。
それ以外には、瓶の重さやキャプセルの質、上級者では輸入会社なども考えながら買います。さらに私は、エチケットが剥がしやすいかなんてことも考えていたりします(東京ディズニーシーのワイン選定では大きな要素の一つでした)。
kumiko様も美味しいワインに巡り会えますように!
投稿: カオール | 2012年7月 3日 (火) 01時29分
シマリスのエチケットなんて可愛いですねー。
初めて見るかも。
購入時に、何がいいかわからないとき、ついエチケットを見て選ぶこともあるから、大事な要素ですね。
投稿: kumiko | 2012年7月 2日 (月) 20時09分