NV ドラピエ ブリュット ナチュール
京都祇園祭宵山編2 祇園祭は別名鱧祭、いつもの京料理“くりた”でも、京都の夏の味覚をたっぷりと味わいました。くりたの大将もザッザッザッっと小気味よい骨切り包丁の音を聞かせてくれます。鱧料理があちこちに登場です。八寸で肝煮と揚げた皮、お造りで鱧の落としと洗い、焼き物で白焼き、御飯で鱧御飯。さすがに鱧祭ですねぇ。大好物の鮎の塩焼き!ピチピチの鮎がそのまま塩焼きになって、うまうまです。珍しいところでは銀杏、この時期はまだ未熟のままで柔らかく少し青っぽいところが格別です。賀茂茄子の田楽も定番ですが火の通りが絶妙でこれもまた格別!京都の夏の美味しさを満喫しました!to be continued
造り手としては、ドサージュをしないのは小細工がきかないので、難しい選択です。ドサージュやリキュール・ディクスペディションをすることで性格を持たせ味を決定できるのですが、それを行わないとすると葡萄本来の出来が良くないと痩せた軽いシャンパーニュになってしまい価値がなくなってしまいます。葡萄造りに自信を持っている造り手だけが手掛けるいわば勲章の様なものなのかもしれません。色合いは、淡い鶉の目の色、ブランと謳ってはいますがほぼロゼカラーで、泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、フランボワーズやグロゼイユなど赤い果実のニュアンスがあり、ドライのオランジュや花梨の香り、ミネラルとトーストしたパンの香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味がしっかり、わずかに渋味と苦味があり、コクと広がりが豊かです。朝シャンには少し重めでしたがゆっくりと朝のひとときを楽しめました。
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kumiko 様
子供の頃から、身近なお祭りです。鱧も賀茂茄子も子供の頃から食べていたので、たまに食べると懐かしくなります。
残念ながらナパには行ったことがありません。ニーバム・コッポラやシルバラード(ディズニーファミリー所有の方)、ミツコ・ヴィンヤードには行ってみたいなぁと思います。ちょっと暑いのでお気をつけて!
投稿: カオール | 2012年7月25日 (水) 23時40分
祇園祭、行ったことないんですよね、鱧とか賀茂ナスとか憧れるわ。
来月ナパバレーに行きます。もし行かれたことがあれば、お勧めをお聞きしたいもので。
投稿: kumiko | 2012年7月25日 (水) 20時23分