クリックしてね!

いろいろ8

  • 酒粕
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ7

  • 蕎麦
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ6

  • 里芋
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ5

  • 和菓子
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ4

  • 体験
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

いろいろ3

  • 月食
    美味しいがいっぱい! 気になるものもいっぱい!

私食

  • 晩003
    私の普段の食事

プラック

  • NV デラモット
    プラックは、宝石のような煌き! 美しいですね!

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2009 信濃リースリング

2009教えます!簡単レシピ7 先日の事、インターネットで色々な動画を見ていたらケンタッキー混ぜご飯というのがあって、普通にご飯を炊く時にケンタッキーフライドチキンを2ピース乗せて炊くだけで“激ウマ”だと言う動画を見ました。ちょっと興味があったものの、わざわざそのためにフライドチキンを買いに行くのもどうかと思っていたところ、モスバーガーのイタリアンチキンが2ピース手に入ったのでやってみることにしました。でも、どうせなら食材を少し足して美味しく食べたいと思いスーパーへ、タマネギ、マッシュルーム、トマトと選んだところでふと気が付きました。レトルトのナポリタンで代用すれば手間もなくできそう!ということで、肉類の入っていないナポリタンのソースを買ってきました。まずは、3合の米を普通に洗い吸水して炊飯器に入れます。次に、米の上にレトルトのナポリタンソースを入れ、通常より少し多めに水加減をします。最後にフライドチキンを2ピース乗せて炊飯スイッチオン!炊き上がったら、フライドチキンを取り出し粗めにほぐしてご飯に戻し混ぜ込みます。お店のメニューにしても納得の絶品チキンライスですよぉ!このままオムライスにしても美味しく、さらなるバリエーションも考えてみたくなりました。

[いろいろ]に“チキンライス1”“チキンライス2”の画像を掲載中です。

以前にマンズワインのワイナリーへ行った時の事、長野の地に適した葡萄の一つはリースリングだという話があり、お土産にと買ってきたワインです。日本の場合は、ワイン用に葡萄を作る農家がほとんどないので、造る側からのアプローチで初めて葡萄栽培が成り立ちます。自社で生産するか、契約農家に依頼するかの二つだけがワイン用の葡萄の生産の形のようです。買ってから2年が過ぎて熟成が進んでいますが、日本のワインも水準が高くなったことを実感できる白ワインでした。色合いは輝くイエローカラー。香りは、リースリング特有の鉱物的石油系の香り、ペピーノやゴールデンキウイのような熟したトロピカルフルーツの香り、柿羊羹のような香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味がしっかりとあり爽やかな酸味も混在。わずかに苦味と渋味があり、完熟手前のリンゴのような華やかさが落ち着いたニュアンス。余韻は酸味がほどよく続きます。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2007 コンドリュー シェリー

2007concrieu教えます!簡単レシピ6 近くのスーパーでは時々バカ値市と言うのがありまして、エノキが2袋で50円とかになります。意外と大きな株だったりすると100円分(4袋)買ってきて、すぐに調理して冷凍保存しちゃいます。エノキを半分の長さに切って、根元の方はほぐして、鍋に入れます。100cc位の日本酒を加えてしばらく煮ると、山盛りのエノキがあれよあれよと言う間にほんの少しに・・・ 砂糖を小さじ1杯位、醤油大さじ2杯位加えて味がなじめば出来上がり!保存袋に入れて薄く冷凍すれば、割って好きなだけ使えます。そうめんや蕎麦のつゆに入れたり、温かい御飯に混ぜればエノキご飯にもなるので、エノキが特売になったら是非作ってみてくださいね!

[いろいろ]に“エノキ”の画像を掲載中です。

久しぶりのコンドリュー、ヴィオニエは時々出会うものの、少々高価なコンドリューは手軽にという訳にはいきませんからね。Pさんのポイントも高いそうで、インパクトがあるタイプだと想像できます。色合いは、輝く濃いイエローカラー。香りは、とても濃厚、カサブランカやカトレアのような香りの強い大きな花の香り、パンプルムースやオランジュの果汁の香り、わずかにミネラルの香りも感じます。味わいは、穏やかな酸味に爽やかな酸味が加わり、甘味もわずかに感じます。多めの苦味と渋味がコクと深みを表現し、アルコールのボリューム感と共に力強く口の中に広がり、余韻も非常に長く続きます。ヴィオニエの実力をいかんなく発揮させていて、エレガントでありながらとても存在感がある白ワインでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV ジョフロワ ブラン ド ローズ

Nvgeoffroyblancderose教えます!簡単レシピ5 先日、ソムリエの友人にパンタードをもらったので少し前に流行った塩麹を使って調理しました。パンタードは和名ホロホロ鳥(チョウ)で、大きめの鶏大の雉に近い鳥です。肉質が軟らかいのでフランス料理にもよく登場します。塩麹は少し前に流行ったので自作しました(ほとんど手間がかからないので、作った方が安価で大量に出来ます)。今回はロースターでローストしただけなので調理はとても簡単、パンタードが手に入らなければ鳥胸肉でも同じように出来上がります。パンタード胸肉をよく水分を拭き取って少量の塩麹をまぶして(胸肉1枚に対して小さじ1杯程度)3~4日冷蔵庫で保存。後は塩麹をよく拭き取ってそのままローストすれば出来上がり(できるだけ弱火でゆっくりと、指で押して弾力が出てきたら焼き上がり)。塩麹のおかげで中までほのかな塩味が付きとても柔らかくジューシー、そのままレモンや胡椒等をかけてシャンパーニュや白ワインと一緒に楽しめます。フレッシュなトマトを使った軽いソースにも良く合いそうです。

[いろいろ]に“パンタードのロースト”の画像を掲載中です。

素敵なエチケットですねぇ!フランスの葡萄畑には隅の方に薔薇が植えられているのをよく見かけます。葡萄よりも病気や害虫に弱い薔薇を植えることで、葡萄畑の健全化に役立つそうで、昔からのヴィニュロンの知恵ですね。セパージュはピノノワール60%シャルドネ40%で、一緒に醸造することでロゼカラーに仕上げます。色合いは、輝く濃いめのストロベリーカラーで、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、フランボワーズやミュールの香り、オランジュのコンフィの香り、野性的な赤い薔薇の香り、わずかにバタースカッチのニュアンスも感じます。味わいは、穏やかな酸味が主体で爽やかな酸味もあり、甘味はほとんど感じず、渋味と苦味がわずかに感じられます。薔薇のニュアンスを感じる豊かな広がりと深みを持ったロゼ・シャンパーニュでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2009 キュヴェ アッサンブラージュ

2009cuveeassemblage教えます!簡単レシピ4 今回は夏の終わりになると美味しくなり、さらにお手頃価格になる食材で簡単スパゲッティをご紹介。その中で、選んだのがトマト、ナス、バジルの3点だけ、この時期だけ露地物のバジルが大量に出回るのでチャンスですよ!バジルは手でちぎって(包丁で切るとすぐに色が汚くなってしまいます)、トマトは大きめのざく切り、ナスは乱切りにして電子レンジで熱くなるまで加熱(こうすると油はほとんど吸いません)。少量のオリーブオイルを引いたフライパンにナスとトマトを入れて少し炒め、茹でたスパゲッティ(私は塩分が苦手なので、スパゲッティを茹でる時に塩を入れません)を加えて塩を一つまみ、パスタと混ざったところで大量のバジルを投入、すぐに火を止めて全体を混ぜ合わせて出来上がり!ナスが油を吸わないので仕上がりは軽やかで、爽やかな香りと共に楽しめます。何か加えるとしたら、最初にニンニク、スパゲッティを入れる前に白ワインかワインヴィネガー、仕上げに胡椒ですかねぇ・・・今回はシンプルに露地物バジルの鮮烈な香りを楽しむために作ったので、これだけで十分美味しくできました。一度やってみてはいかがですか?

[いろいろ]に“夏のスパゲッティ”の画像を掲載中です。

最近はインポーターの希望でセパージュを変えたりすることも増えてきました。この白ワインもコート・ド・ガスコーニュで造られている成城石井のオリジナルワインだそうで、毎年の各品種の出来によってサンプルからセパージュを決めるそうです。セパージュは、ソーヴィニオン・ブラン(J.VはJeunes Vignesの略で葡萄の若樹)30%、ソーヴィニオン・グリ7%、コロンバール15%、グロ・マンサン(Calcaireは白亜質土壌)28%、グロ・マンサン(1/2secは半辛口)12%、ユニ・ブラン8%。名前や品種の注釈からすると出来上がった品種毎のワインをブレンドしているようです。色合いは、輝く淡めのゴールドカラー。香りは、レモンやライムの皮の香りや熟したマンゴーやパパイヤの香り等フレッシュなフルーツの香り、フレッシュなハーブやレンゲの蜂蜜の香りなどとても華やか。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が混在し、ほのかな甘味と共にヴォリューム感を感じる。爽やかさが前面に出ていながら厚みや幅を持たせるブレンドで好感が持てます。ただ、長期熟成はバランスが崩れる可能性があるので早めに飲むのが良さそうです。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

夕焼け

Photo夕焼けで茜色に染まった雲がきれいでした。そろそろ朝晩が涼しくなり、セミの声も少なくなって、コオロギの出番が近づいてきました。もうすぐ秋なんですね。
今週もレシピ中心の記事にしようかと思っています。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

定休日

Photo今日は定休日でお休みをいただいております。

銀さん、最近はそこがお気に入りですね!おやおや足がはみ出てますよぉ・・・それ以上大きい箱は置けそうにないですよ。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2000 ピエール ベルトラン

2000pierrebertrand_2教えます!簡単レシピ3 簡単だけど素材を手に入れるのが難しいのをご紹介。京都の祇園祭と言えば別名を鱧祭と言う位に夏場には鱧を食べます。“鱧の落し”“白焼き”“蒲焼”“鱧の皮の煮こごり”“鱧と胡瓜の和え物”“鱧寿司”と食べ方いろいろでとっても美味しい魚ですが、唯一の欠点は小骨が多くてかたい事なんです。調理したもの以外はめったに見かけることはありません。まれにあっても結構高価なので手も出ません。
でも先日デパ地下で骨切りをした鱧を見つけました、しかもお買得になってる!さっそく買ってきて、鱧ご飯にすべく調理開始。まずは、ちゃんと一匹分の頭と骨が付いているので身と一緒に白焼にします。頭と骨がこんがり焼けたら、日本酒たっぷりでアルコールが抜けるくらいまで加熱して少し冷ましてお米を炊くときの出汁にします。お米を砥いで(暑い時期の吸水には少し氷を入れて40分位、その後水を切って冷蔵庫で1時間くらい休ませます)、頭と骨も一緒に出し汁を入れて、味醂、薄口しょうゆを加えて炊きあげます。その間に、鱧の身にも味醂を振りかけ照り焼き状にして短冊に切っておきます。ご飯が炊けたらすぐに短冊に切った鱧の身を入れて一緒に蒸らします。15分ほど蒸らしたら、頭と骨を除き、まんべんなく身が混ざるように混ぜて出来上がり!料亭の味には敵わないけど鱧を全部いただいた満足感がいっぱいでした。
ちなみに、残った鱧ご飯は翌日ばら寿司に!電子レンジで加熱した鱧ご飯に寿司酢を混ぜて、塩で揉んだ胡瓜の輪切りと甘酢に漬けた茗荷のみじん切りと三つ葉をを混ぜ込んで切海苔をかけて出来上がり。鱧の味が口いっぱいに広がりつつ、胡瓜と茗荷の爽やかさで大満足でした。

[いろいろ]に“鱧ご飯1”“鱧ご飯2”“鱧のばら寿司”の画像を掲載中です。

エペルネ近くに本拠地を構えるメゾンのピエール・ベルトラン。プルミエクリュながら良く熟したピノノワールに上質のシャルドネをアサンブラージュして造られたシャンパーニュ。ヴィンテージは2000年と良作年です。色合いは、濃いめのイエローカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、良く熟した林檎や桃の香り、焼きたてのブリオッシュの香り、ミネラルの香りも十分感じられます。味わいは、穏やかな酸味がしっかりとあり、わずかな甘味と渋味と苦味がほどよく感じられ、深さと奥行きを演出しています。余韻は、10年を超える熟成を感じさせながら複雑なニュアンスが長く続きます。夜更けに喉の渇きをいやすようなシチュエーションに最適かもしれません。穏やかな時と共に飲んでみたいシャンパーニュでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV シャノワーヌ ロゼ

Nvchanoinerose教えます!簡単レシピ2 京野菜の一つに九条葱があります。柔らかい緑の葉の部分が多くて白い部分はほとんどない、軟白栽培された葱が主流の東京ではあまり見かけません。京都ならではの衣笠丼のレシピです(大阪では似たようなのをきつね丼と言う)。謂れは、京都の北区と右京区の境にある衣笠山の緑の葉を九条葱、松の幹の茶色を油揚げ、黄色い山肌を玉子に見立てています(第五十九代宇多天皇が、真夏に雪景色が見たいと言ったので、衣笠山に白絹を掛けたという故事から、油揚げと九条葱を玉子でとじた様子が似ていることからとも言われています)。作り方は簡単!材料は、短冊に切った油揚げ、斜めに切った九条葱、卵、に御飯。少し甘めの出汁で油揚げを煮て味が付いたところで葱を入れ、ひと煮立ちしたら丼のご飯の上に油揚げと葱を乗せます。残った出汁に割りほぐした卵を入れて半分位固まったら、さきほどの丼の上にかけます。一手間余分ですが、この方法が柔らかい玉子を楽しめます。ぜひ一度お試しを!

[いろいろ]に“衣笠丼”の画像を掲載中です。

現存するメゾンの中で2番目に古い造り手、エペルネで1730年に地下カーヴの採掘許可を得ると同時に設立。セパージュは、ピノノワール70%ピノムニエ20%シャルドネ10%。色合いは、濃いめのストロベリーカラーで泡立ちは賑やかです。香りは、フレッシュなフランボワーズやミュールの香り、焼きたてのブリオッシュの香り、ドライハーブの香り、わずかにミネラルの香り。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味がしっかりとあり、蔗糖のドサージュを感じます。深みはあるものの奥行は控えめで、余韻は苺のフレーバーと酸味や苦味が長く続きます。醤油を使った和食に合わせると引き立つようなロゼシャンパーニュでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV ユジェニ ベザール

Nveugeniebezard教えます!簡単レシピ1 デパ地下等で茹でた蛸を買ってお鍋で簡単ピラフです。今回は和風ピラフで材料は、茹でた蛸、葱、生姜と調味料。蛸は小さめのひと口大に切り、生姜は千切り、葱は粗みじんに切ります。鍋に胡麻油を熱し、生姜と葱を少し炒めます。蛸を入れてひと混ぜしたら米を入れて、水、日本酒(1合は欲しい)、味醂少々、醤油少々、生姜の千切りを少し乗せてしっかり蓋をします。火加減は中火で始めて、湯気が出てきたら弱火にして合計20分(米3合の場合)火にかけます。その後10分ほど蒸らして、小口切りの浅葱と三つ葉をあしらって出来上がりです。私は基本的に薄味指向で素材の味が楽しみたいために出汁は入れませんが、水を鰹出汁か昆布出汁に買えても旨味が増して美味しくなります。本当に簡単で1時間もかからずに食べられますからお手軽ですよ!

[いろいろ]に“蛸ピラフ”の画像を掲載中です。

バロン・アルベールのブランド違いのシャンパーニュ、セパージュは、ピノムニエ90%ピノノワール5%シャルドネ5%、確かヴァレ・ド・ラ・マルヌは白亜層でシャルドネが適しているはずですが?色合いは、淡いイエローカラーで泡立ちは賑やかです。香りは、パンプルムースやオランジュの果汁のような香り、ミント系フレッシュハーブの香り、おそらくは低温でステンレスタンクでの醗酵だと思われる華やかさがあります。味わいは、爽やかな酸味がしっかりとあり、ドサージュによる幅広さも感じます。奥行は控えめで、余韻も控えめ。全体的にシンプルで華やかなので、ウエルカムシャンパーニュとして最適な印象を受けました。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2009 ムルソー

2009hdbmeursaultそろそろ京都では、五山の送り火も終わり、子供にとっては夢のような1~2日の地蔵盆の季節です。昔はどの町内にも子供がたくさんいて、道路を通行止めにして色々楽しいことをさせてもらって遊んでいました。最初にまとめてチケットが配られ、町内のあちこちに予定表が張り出されて、金魚すくい、綿飴、花火、映画、くじ引き、アイスクリーム、西瓜等々、2時間おきくらいに何かがあり、とっても楽しかった記憶が・・・現在でも中京区を中心にした町内には必ず小さなお地蔵さんが居て、子供達の安全や健康を願いお地蔵さんをお祀りする日です。色々な楽しいイベントの中には、数珠回しと言うものもあって、子供たちがお経を唱えながら、一人ずつ大きな数珠の玉を回す行事があります。今となっては、ドーナツ化現象で過疎化し、子供たちの声を聴くことはまれになってしまいました。京都の町に根ざした仏教とのふれあいだけでなく、近所の大人たちとのふれあう場がなくなってしまうのは大変寂しくもあり残念なことの様に思います。

オスピス・ド・ボーヌのワインは、教会に寄付された葡萄畑で栽培した葡萄をワインに仕立ててオークションにかけられたものです。日本の企業や個人でも落札は可能で最近は増えてきているようです。どのワインも水準以上の実力のある畑に、高い能力のあるドメーヌが仕立てたものばかりで価格的には少し高くなりますが、それなりに出来の良いワインとして安心して買うことができます。今回は、日本のインポーターが落札し、ブルゴーニュのロパンが仕立てたムルソーです。色合いは、輝くゴールドカラー。香りは、甘いヴァニラの香り、グレープフルーツのコンフィの香り、ミネラルの香り、良くできたムルソーの香りです。豊かな酸味、ほのかな甘味、わずかに渋味があり、心地よい苦味も感じます。アルコールのボリューム感やコク、奥深さも十分。新樽の比率が高くカラメルやヴァニラの風味が強く出ていますが、果実味も伴っているので好感が持てます。チキンのソテーやクリーム煮に最適な印象を持ちました。教会への寄付も含まれた価格としてなら十分に楽しめる白ワインだと思いました。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

徒然に


Photo



               ミーン ミーン ミーン

             ツクツクホーシ ツクツクホーシ

               ジーーーッ ジーーーッ

                ちょっと うるさいなぁ

 


Photo_2

               スーイ スーイ スーイ

                 シオカラトンボ

                ちょっと ひとやすみ

             セミもトンボも 夏が大好き

 

 

宝物

Photo大好きな伯母から譲り受けた私の宝物、松平不昧公御好み(家元曰く)の小堀遠州作の茶杓です。見た目は折れそうなくらいに華奢な造りですが、実際に使ってみると軽くて使いやすいのです。共筒、共箱、さらに外箱、書付などが付属、歴史を感じる名品の予感がしますね。(ん・・・2001年のロマネコンティよりも大事!)
今週はレシピ中心の記事にしようかと思っています。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

定休日

Photo今日は定休日でお休みをいただいております。

まだまだ、暑いですねぇ・・・ おっ、銀次親分はお昼寝ですね。どんな夢を見ているのでしょうね、やっぱり旨いメシでお腹いっぱいの夢ですかねぇ?

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV 雲門の昔

Nv_2京都の呉服屋に生まれて、物心がついたときには茶道を習わされていて、嫌々通っていた時期もありましたが、今では習わしてくれたことをとっても感謝しています。お稽古からは随分と遠ざかっていますが、今でもお茶を点てることがあります。美味しい和菓子が手に入った時や、自分の心が乱れた時に点てることが多いようです。実際にお茶会の裏で点て出し用のお茶を点てたりもしました。不思議なことに、心が乱れているときれいに点たず、平穏だと見事に美しく点ちます。今日は、冷たいお抹茶だったのでうまく点ちませんでしたが・・・
私にもちょっとだけ自慢の茶道具があります。私の叔母から譲り受けた“小堀遠州の茶杓”、父から譲り受けた“蒔絵の棗”、自分で衝動買いしてしまった“象牙の茶杓”。見ているだけで心が和みます。茶道に関係のない人には、干からびた竹の耳かき、古臭いただの小物入れ、白いプラスチックの耳かき等にしか見えないものですが、私にとっては大切な宝物です。

[いろいろ]に“お点前”の画像を掲載中です。

京都でお茶と言えば一保堂、東京のデパートにも置いてあるメジャーなお茶屋さん(舞妓さんや芸妓さんがいるお茶屋さんでない方)です。お抹茶と言ってもピンからキリまであり、用途に合わせて選んで買います。今回の“雲門の昔”通常販売されている中では最上級で、お薄だけでなくお濃茶としても楽しめる逸品です(特注品でさらに高級なものもあるようで、大切なお茶会などで使われます)。色合いは、鮮やかな新緑の色、吐息だけでも飛んでしまう微細な粉状。香りは、爽やかで深い山奥に入り滝のそばに近づいたような香り、60℃くらいの低い温度で点てると、より深みを増し香りが濃くなります。味わいは、60℃の湯で点てると甘味と共に品の良い苦味が豊かに長く続きます。冷たい水で入れると渋味はなく、はんなりとした甘みと爽快感を味わえます。でも、夜に飲むとねられなくなって困りますよぉ!

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV しぶかわ栗

Nv先日のTV番組“秘密のケンミンSHOW”で京都の特集?を2週間にわたって放送していました。京都生まれ(伏見区)の京都育ち(中京区)ですが、厳密には私で二代目なので京都人と呼べるかどうかは別にして・・・ まずケンミンではなくて府民と突っ込みを入れて! 友人から実際に言われた事、①“前回の戦争は応仁の乱だって?”、史実は蛤御門の変(第二次関大戦の時も戦火を免れているので、1864年に長州藩と会津藩が激突、新撰組も参加、祇園祭の山鉾の多くが焼失した戦争)です。②“上京って言わないんだって?”、“東京へ行く”と言い京都へ行くことを上洛と言う。などなど・・・ 他には、朝食はほとんどパン食だったし、カルネ(カイザーロールという名の丸いパンに薄切りの玉ねぎとロースハムを挟んだもの)や衣笠丼(油揚げと九条葱を卵とじにした丼、大阪ではきつね丼とも言う)が好物。世界遺産の伏見稲荷大社や二条城が私の毎日の遊び場だったことも事実。自宅から大文字焼の全部が見えるのも自慢だったし、ほとんどが当たり前の事。おかげでとっても楽しく見ることができました。でも、京都人ってそんなに変?

行きつけの京料理屋“くりた”からお取り寄せした栗の渋皮煮です。自分でも作ったことがありますが、大変手間のかかるお菓子?でして、大粒の国産栗の硬い鬼皮を剥いて、何度も茹でこぼして丁寧に渋皮を取り除き(最後の一枚だけ残す)、シロップに漬けて甘くしたものです。色合いは、渋皮色シロップで艶やかで大きい。香りは、ほんのりと蒸した栗の香り。味わいは、甘味が豊か、あとから栗の風味がしっかりとあり、わずかな渋味も感じ、栗の旨味たっぷりで“はんなり”とした味わいでした。やっぱりお抹茶が一番、この時期には水で点てた冷たいお抹茶が最適ですね!

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2008 ネッビオーロ ダルバ

2008nebbiolodalba見せます!私の晩御飯4 洗い物が少なくなるワンディッシュは、家庭では定番ですよね。丼物がその代表格です。洋風の丼物と言えば、ロコモコ丼が簡単で美味しくできます。ご飯の上にハンバーグと野菜、目玉焼きをのせてデミグラスソースを掛けて出来上がり。焼いた野菜などをいっぱい乗せると十分バランスが取れて栄養的にもお勧めの丼になります。他にはオムライスにはハンバーグを添えたり、チキンライスに串焼きチキンをのせたり、常識にとらわれずに乗せたいものを乗せて楽しみたいものです。

[いろいろ]に“ワンディッシュ”の画像を掲載中です。

ジャケット買いイタリアワイン1 何を思ったかイタリアワインをジャケ買いで何本か買いました。そのうちの日本のカワラヒワに似ている野鳥が可愛い一本。ピエモンテ州で自然にこだわった葡萄を育てている造り手のネッビオーロ100%赤ワイン。色合いは、とても濃いガーネットカラー。香りは、ミュールやミルティーユの赤黒系果実の香り。五香粉の香り、ヴァニラの香り、わずかに伽羅や白檀の香りとドライハーブの香り。味わいは、豊かな果実味に穏やかな酸味、肌理の細かいタンニンのも豊富。ほのかな甘味もあり余韻が長く続きます。まるでバローロのような豊かな広がりと深みを感じます。予想を裏切る濃厚さが造り手の情熱を感じさせてくれました。それにしても、この“BRICCO BARONE(ブリッコバロン)”のイタリア語表示、直訳してしまうと“ヤカン男爵”ん・・・

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV ミルクジャム

Nv見せます!私の晩御飯3 私の大好物は、お稲荷さん!とりわけ三角のお稲荷さんに魅力を感じます。中の具材には、蓮、胡麻、人参、油揚げなどの入った五目もいいし、山葵が入ったちょっと刺激的なのもいいですね。もちろんただの酢飯が入っているだけでも幸せ。いつも常備してある、酒粕と味噌に漬けた魚を焼いたりするだけで御馳走です。ハンバーグには野菜たっぷりのサラダを付けて、竹の子ご飯には若布と胡瓜の酢の物と鞍馬の蕗の山椒煮を付けて、一応バランスが良くなるようには心がけているつもりです。

[いろいろ]に“セットメニュー”の画像を掲載中です。

いつも行く輸入業者のバーゲンには、ワインだけでなく、冷凍のフォアグラ、フロマージュ、オリーブオイル、砂糖、塩、缶詰のパテ、ジャムやクッキーまでもが超特価で並んでいます。ついでに買ってしまうようなものも多くあるので、しっかりしていないと大量に買ってしまいそうです。このジャムもその一つ、ミルクと言っても柔らかいキャラメルのようなものです。色合いは、明るいキャラメルカラー。香りは、牛乳を煮詰めた香り、少し砂糖が焦げた香り、ヴァニラの香り。味わいは、甘味が豊かで、わずかに苦味を感じ、後味にヴァニラのようなフレーヴァーが長く続きます。厚切りトーストにたっぷり乗せると、口の中に香りと甘みが広がりて幸せ気分ですね!

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

憧れのあの人!

Photo_2この夏も届きましたよ、おひょいさんからの暑中お見舞いの葉書が!随分お会いしていませんが、おひょいさんはお元気かしら?ずっと、憧れの素敵な“ジジイ”でいてくださいね!
今週はどんな記事にしようか、まだまだお悩み中です・・・

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

定休日

Photo今日は定休日でお休みをいただいております。

おやおや、私の京都のお土産を使ってくれているんですね!王宮の天蓋付ベッドみたいで素晴らしい!江戸更紗の小紋なんてやっぱり銀さんは江戸っ子ですね、とっても似合ってますよ!(製作秘話は銀次親分日記で)

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2009 アルディッシュ シャルドネ

2009ardeche見せます!私の晩御飯2 自分で作る晩御飯は、見た目にこだわる必要がなく自分が食べたい味に仕上げられるので気楽に楽しく作れます。まぁ、たまには失敗することもありますが・・・冷蔵庫にあるものやその日のお買い得品を組み合わせたり、調味料の匙加減なんかも、科学の実験に似た面白さですね(中学・高校と化学部所属)。甲烏賊のゲソなら若布や胡瓜と合わせてポン酢で、特売の厚揚げなら根菜類と合わせて旨煮風のあんかけに、いただいた新玉ねぎはトマトと三つ葉を合わせてサラダに・・・食材の使い方ひとつで楽しい晩御飯になりますね!

[いろいろ]に“思いつき”の画像を掲載中です。

ギャラリー・エフ”看板猫の銀次親分とは、最近はとんと会っていない・・・看板猫とは偽りになってきたぞぉ!それはさておき、そのギャラリーエフへ美味しいピザを食べに行った時の白ワイン。ブルゴーニュでは大手のネゴシアンが造る、澄んだ味わいが魅力のスタンダードなクラス。色合いは、淡いゴールドカラー。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、ミネラルの香り、爽やかなペパーミントやクールミント等のフレッシュハーブの香り。味わいは、溌剌とした爽やかな酸味が支配的。果実味がそのままダイレクトに感じます。ステンレスタンクであろうクリアな味わいは、和食だけでなく、軽い洋食にも合わせることができて便利です。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2006 リースリング ブリュット

2006rieslingbrut見せます!私の晩御飯1 色々なお店に出かけて美味しいものも食べていますが、それ以外の日はほとんど毎日自炊しています(たまにコンビニ御飯もありますが・・・)。肉料理はあまり食べないので、魚中心のおかずになることが多く、デパ地下でお買い得になっている干物を利用することもあります。そんな時は、干物を焼いて、熱々のご飯をおにぎりにして、簡単なお吸い物を作り、何か小鉢を一つ添えて夕食にします。主菜の干物は半日くらい外で干して(魚の表面が乾くくらいに)こんがりと焼き、副菜はありあわせの材料で手軽に出来るもの(主に前日の残り物)、お吸い物は具を多めに入れてできるだけバランス良く(ベランダで育てている三つ葉を浮かせて)したいものです。美味しい晩御飯には、やっぱりマリアージュの良い日本酒やハイボールも付けちゃいましょう!

[いろいろ]に“おにぎり定食”の画像を掲載中です。

ドイツ産のリースリングを使ったゼクト、シャンパーニュ好きの私としてはめったに飲む機会がありませんが、最近はシャンパーニュと同レベルの品質を誇るものも現れてきて侮れない存在になってきました。色合いは、極淡いイエローカラー、泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、白い花の香り、爽やかなフレッシュハーブの香り、わずかに鉱物的な硬さを連想させる香りも感じます。味わいは、爽やかな酸味が支配的。穏やかな酸味も少しはあり、わずかに苦味、広がりがあり程よくコクも感じます。魚貝のマリネを使ったサラダや白身魚のヴァプールにレモンバターソースを掛けたような料理に合いそうです。良く冷やして気軽に飲みたいゼクトでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2011 花椿ワイン 白

2011hanatsubakiblanc大好きなデパ地下へ行く前に、ちょっとおしゃれな晩御飯したい!で、資生堂パーラーへ!日本橋高島屋にある資生堂パーラーは、本館から離れた別館にあり、それほど混むこともない静かな環境にあります。スタッフの教育も行き届いているので、快適に過ごせる穴場の様に思います。今回も白ワインを飲みながら、フランス料理に近い洋食に舌鼓。いつもながらの、美しさを感じる盛り付け、付け合せの野菜の種類、繊細な味付けで満足できました。

[いろいろ]に“資生堂パーラー1”“資生堂パーラー2”の画像を掲載中です。

以前に登場したドガヨーロ赤ドガヨーロ白から、ワインの内容もエチケットも変わって少しレベルアップした資生堂パーラーのワインです。エチケットは、きれいになってスキャナーでの読み取りも上々、でも形が複雑で処理に時間が・・・ 内輪の話は置いといて、赤も白も少しリッチなタイプに(イタリアから南仏に)なっていました。本名は、“プルミエ パ スール ラ リューン”AOCはコルビエール。推定の品種は、グルナッシュ・ブラン、ブールブーランでしょうか?色合いは、淡いゴールドカラー。香りは、フレッシュな洋梨や熟した白桃の香り、爽やかさよりも華やかさを感じます。味わいは、穏やかな酸味が豊かで、わずかに渋味と苦味、深みもあり程よく旨味とコクを感じます。魚貝のサラダよりもグリルした白身魚やグラタンのようなしっかりした味わいの料理に合いそうです。気軽にというよりもゆっくり味わって飲みたい白ワインでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

京都祇園祭宵山総集編

今回は、全ての山鉾を巡り集めた画像を総集編という形でお送りします。これを見れば、宵山の雰囲気を楽しんでいただけるのではないかと・・・ それでは、どうぞ!
(当日見た順番 巡行時の順番 山鉾名(画像へリンク) 参観案内書より引用の説明文)

十四日の宵山に訪れた山鉾

01 01 長刀鉾 鉾先に疫病邪悪をはらう長刀をつけている。
            この鉾は古来くじ取らずで必ず巡行の先頭を行き、
            生稚児の乗るのも現在この鉾のみである。

02 20 保昌山 平井保昌が、和泉式部のために紫宸殿の紅梅を
            手折ってくる姿をあらわしている。
            縁結びのお守りを授与。
10220

03 18 白楽天山 唐の詩人白楽天が、道林禅師に仏法の大意を
              問うたところ。前懸は十六世紀の毛綴である。

04 17 鶏鉾 中国尭の時代に天下がよく治まり
           訴訟用の太鼓も用がなく鶏が巣を作った故事による。
           見送りは、十六世紀ベルギー製作の毛綴で
           重要文化財。

05 13 菊水鉾 町内にあった菊水井戸にちなんで名付けられ
            鉾頭には金色の菊花をつける。
            昭和の鉾としての偉容を示している。

10513

06 08 占出山 神功皇后が、鮎を釣って戦勝の兆とした故事。
            前懸と胴懸は日本三景を描いた逸品。
            安産のお守り授与。

07 03 霰天神山 京都に大火があったとき、霰が降り猛火は
             消えたが、そのとき天神様を祀ったのが
             起こりである。火除けのお守り授与。

08 19 山伏山 ご神体の山伏は、昔、八坂の塔が傾いたとき、
            法力によってなおしたという
            浄蔵貴所の大峰入りの姿をあらわす。

09 08 橋弁慶山 弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う姿を
             あらわしている。これら人形には永禄六年の
             古い銘があり貴重である。

10 03 鯉山 中国の龍門の滝を上る鯉の勇姿をあらわしている。
           前懸、胴懸、水引、見送等は一六世紀の毛綴で
           重要文化財。

11030

11 27 浄妙山 三井寺の僧兵筒井浄妙と一来法師の奮戦の
            一瞬を見事な人形組でとらえている。
            鎧は重要文化財である。

12 28 黒主山 歌人大友黒主が桜の花をあおぎながめている
            姿である。御神体は寛政元年の作である。

13 32 役行者山 修験道の祖、役行者が一言主神を使って、
              葛城と大峰の間に石橋をかけたという
              伝承による。

14 26 鈴鹿山 伊勢の国鈴鹿山で、人々を苦しめた悪鬼を
            退治した鈴鹿権現を女人の姿であらわしている。
            胴懸は一八世紀中国清朝の作である。

十五日の宵山に訪れた山鉾

01 31 八幡山 八幡宮を山の上に勧請したもので、
            その小祠は江戸時代の天明年間製作になる
            総金箔の美麗なものである。

20131

02 25 北観音山 楊柳観音像と韋駄天像を安置する曳山。
              見送の紅地百子喜遊図は十七世紀中国
              明朝の優品。飾金具はいずれも豪華である。

03 29 南観音山 楊柳観音像と脇侍の善財童子像を祀る
             曳山で柳枝を付ける。
             新しい見送りは加山又造筆の龍王渡海図。
             他にペルシャ絹絨毯の貴重な旧前懸がある。

04 21 放下鉾 「天王座」に放下僧を祀る。鉾頭は、日、月、星が
            下界を照らす形をしている。

20421_2

05 02 郭巨山 郭巨が黄金の釜を掘りあて、
            母に孝養をつくしたという故事による。

06 04 蟷螂山 かまきりと御所車の車輪が動くなど山鉾として
            唯一のからくりがほどこされている。

20604

07 15 四条傘鉾 傘の上には御幣と若松を飾る。
              踊りは棒ふりなど子供八人が演じる。

08 16 芦刈山 妻と離れて難波の浦で芦を刈る老翁がやがて
            妻との再会をはたす夫婦和合の姿をあらわす。
            御神体の古衣装は天正銘の小袖で
            重要文化財指定。

09 14 伯牙山 琴の名人伯牙が友人鐘子期の死を聞いて、
            その琴の弦を断ったという故事。
            前懸は慶寿裂の逸品。

20914

10 12 木賊山 わが子を人にさらわれて一人で木賊を刈る
            翁をあらわす。御神体は元禄五年の墨書銘をもつ。

11 06 油天神山 油小路通にあり、朱塗りの社殿に天神像を
              安置しており、この名で呼ばれている。

12 11 太子山 聖徳太子が四天王寺建立に当り、自ら山中に入って
            良材を求めた聖徳太子を祀る。智恵のお守り授与。

宵山に訪れた山鉾

01 10 孟宗山 病身の母を養う孟宗が、雪の中で母の
            欲しがる筍を掘りあてた姿をあらわしている。

02 22 岩戸山 天照大神の岩戸隠れの神話で、天照大神、
            手力雄尊など三体のご神体を祀るが、
            伊弉諾の尊は屋根上に安置している。曳山である。

03 23 船鉾 鉾全体を船の形にしている。舳先には金色の鷁、
           船尾には飛龍文の舵をつける。
           鉾の上には神功皇后と三神像を祀る。
           安産のお守り授与。

04 07 綾傘鉾 大きな傘と棒ふりばやしの行列である。
            棒ふりばやしは赤熊をかぶり、棒を持った者が
            鉦、太鼓、笛に合わせて踊る。

30407

05 33 大船鉾 神功皇后の説話による凱旋の船鉾。
            今年より神面を唐櫃に奉安し、
            囃子を伴う「唐櫃巡行」として参加。

06 09 月鉾 鉾頭に新月をつけ、「天王座」には月読尊を祀る。
           前懸は一七世紀インド製の優品、軒桁、
           四本柱等の飾り金具はいずれも見事なものである。

07 05 函谷鉾 鉾の名は、中国の孟嘗君が家来の鶏の
            鳴き声によって函谷関を開けさせ脱出できた
            という故事による。
            前懸は一六世紀の毛綴で重要文化財。

30705

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

思い出

Photo京都祇園祭宵山編はいかがでしたでしょうか、ほんの少しでも宵山に行った気分になっていただけましたか?私にとってはとても感慨深く楽しい想い出になりました。でも猛暑の中を歩くのは修行のようなので、また行くかどうかは・・・
3日間一緒に歩いた集印帳、団扇、ブログの参考にしたガイドブックなどなど、特に気に入ったのは、船鉾に登る時の拝観券の半券(絵柄は、船鉾天井絵20枚中の“わた”、年変わりで20種)。どれも大切な思い出のピースを集めてみました。
次回は、祇園祭宵山編の山鉾総集編。その後はどうしようかなぁ・・・

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

定休日

Photo今日は定休日でお休みをいただいております。

毎日暑いですねぇ、銀さん大丈夫ですかぁ? おいらのような粋な江戸っ子は暑いなんて言わねぇぜぇ!そうでしたねぇ、“猫は土用に三日鼻熱し”ってことわざがあるくらいですからね。あたぼうよぉ!夏だというのに毛皮のコートを着ているんだぜぇ、ワイルドだろう?(本音:あちいよぉ・・・)

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

NV サンペレグリノ

Nvspellegrino_2京都祇園祭宵山編最終回 猛暑の中で祇園祭の山鉾を全部回るなんてとんでもない無謀な計画だと思っていましたが、実際に終わってみるととても有意義で感動にあふれた4日間でした。巡行は、帰り時間の都合で見ることができなくてとても残念・・・ 今まで毎年見る機会がありながらずっと見過ごしてきたことは、人生においてもとてももったいないことだったと後悔しています(子供の頃から祇園祭の奥深さを理解できるとは思いませんが・・・)。京都に生まれてきて本当に良かったと心から思える京都祇園祭の宵山でした。
今年も祇園祭の粽を授かってきました。去年は長刀鉾と月鉾、一年間ありがとうございました。今年は月鉾と郭巨山(山一番のくじを引き当てた郭巨山は初めて)、一年間お世話になります。玄関の上の粽を新しいものに取り換えるという、私にとって一年のけじめになる行事が無事終わりほっとしました。
もちろん色々な祇園祭のグッズも手に入れ、お土産に買った金平糖や生八つ橋も食べて、帰ってからも祇園祭の余韻に浸ることができました。

[いろいろ]に“”“お土産”の画像を掲載中です。

祇園祭は、気温も湿度も高い中、混雑の中を歩き回りかなり疲れます。そんな時には、何よりも良く冷えたスパークリング・ナチュラル・ミネラル・ウォーターが最高の御馳走です。高島屋京都店ではこんなものも常備してあってとっても嬉しい、しかも1000mlのサイズ!色合いは、無色透明、泡立ちは穏やかで結構長く続きます。香りは、二酸化炭素の酸を感じさせる香りを除けばほぼ無臭。味わいは、無味ではなく、わずかに石灰のような苦味を感じます。暑いところから帰ってきて、こんなスパークリング・ウォーターを飲むと、体の隅々まで爽やかさがいきわたりリフレッシュされますねぇ!

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

2002 アンリオ ロゼ

2002henriotrose京都祇園祭宵山編8 今回、すべての山鉾を見て感じて、日本の三大祭の頂点に立つ祇園祭って本当に凄いお祭りだと思いました。東京の三社祭のような躍動感も、岸和田のだんじり祭りのようなスピード感も、阿波踊りのような一体感もないけど、1000年を超える京都の町衆の想いが詰まった、美しさと優雅さと歴史を持つお祭りです。疫病を退散させるために始まり、時代とともに変化し、幾度とない焼失からも復興させて、文化財として調査に来た外国の調査団からは“直ちに中止して博物館に収めなさい”と言われるほどの美術品を惜しげもなく見せてくれます。守り伝えるだけでなく、中国やヨーロッパの文化まで取り込む、新し物好きで舶来物好きの京都人らしい、うまく調和させる能力にも驚きです。私にとっては子供の頃から当たり前の身近なお祭りでしたが、改めて祇園祭の雄大さに感動しました。to be continued

[いろいろ]に“お弁当”“京都駅”の画像を掲載中です。

アンリオのロゼ、2002年のミレジメ入り、シャルドネ80%ピノノワール20%で、シャルドネのブランドブランにピノノワールの赤ワインを20%加えたもの。前回のキュヴェ・デザンシャンテルールと同じく出来の良い年に丁寧に造られています。色合いは、輝く濃いめの山鶉の目の色で、泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、リザーヴワインの量が多いために品の良い熟成香があり、フランボワーズやミュールのような赤いベリー系の香り、オランジュのコンフィの香り。わずかにヴァニラの香りと腐葉土の香りも存在します。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味が混在、わずかに渋味と苦味、ほのかなドサージュの甘味も感じます。後味には力強い果実味が長く続きます。朝シャンには少し重いものの和食との相性は抜群なロゼ・シャンパーニュでした。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

1985 アンリオ キュヴェ デザンシャンテルール

1985cuveedesenchanteleurs京都祇園祭宵山編7 宵山 今年は鉾に登る機会があり(小学生以来)、船鉾と長刀鉾に登ってきました。二十人も乗ると身動きが取れない位の広さなのに、巡行の時には四十人前後が乗り込みお囃子を演奏します。色々な鉾に登った記憶がありますが、中の装飾品を見ようと思ったのは今回が初めて、見事な内装ですねぇ(子供の頃せっかく登ったのに、ちゃんと見ておけば良かったと反省・・・)。重要文化財級のタペストリーなど直に触れる機会は滅多にないので感動しました。to be continued

[いろいろ]に“長刀鉾”“船鉾”の画像を掲載中です。

アンリオのプレスティージュ・シャンパーニュ。シャルドネ57%ピノノワール43%で新樽100%使用。出来の良い年に丁寧に造られた逸品です。色合いは、輝くゴールドカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、品の良い熟成香が豊か、焦がしバターやブリオッシュ、アップルパイやアプリコットパイのような香り、ヴァニラの香りと腐葉土の香りも少し、ミネラルの香りにマリーゴールドのような香りも感じ取れます。味わいは、穏やかな酸味が支配的で、わずかに苦味と渋味、ほのかな甘味も感じます。後味には力強くありながら品の良い熟成香が長く続きます。

下にある“>>続きを読む”の先に、実際に見て歩いた時の山鉾の画像があります。宵山に行った気分でお楽しみください。集めた朱印も一緒にご覧くださいね!

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

続きを読む "1985 アンリオ キュヴェ デザンシャンテルール" »

2005 ニュイサンジョルジュ

2005nuitssaintgeorges京都祇園祭宵山編6 見晴らしがとっても良いフレンチレストランでのランチは、景色だけでなく居心地も良く、料理も美味しくいただきました。もちろんワインもいただいたのですが、そのワインが今回の京都での最も面白いエピソードの一つになりました。
ワインリストの中に珍しいニュイサンジョルジュの白を見つけたのでオーダー。若いソムリエがプレゼンテーションをしてその場で抜栓、ブションをタートヴァン状の器に乗せてテーブルに置きソムリエ・テイスティング。その時、ついブションの匂いを嗅ぐと久しぶりの当り!ブショネです。私は若いソムリエに大丈夫?って聞いたのですが、そのままサーヴィスが進みます。まぁ、ブションが健全でなくてもワインは大丈夫(厳密には差支えない程度のレベルで収まっている)の場合もまれにあるのでしばしの静観。グラスに注がれて香りを嗅ぐとやっぱり完璧にアウトのレベルのブショネでしたので、再び大丈夫?って聞いてみたらこれは樽の香りがしっかりあるので・・・とのこと。相棒が大丈夫と言っていることもあり、これ以上は言っても無駄で、場を壊す恐れもあると思いつつ、気にはなりながらもそのまま飲んでいました(もう少しブショネの度合いが進んでいたら展開は違っていたと思う)。飲みきるまであと3cmになったところで、先程のソムリエにこっそりとやっぱりブショネだと思うよと告げて下げてもらいエチケットを所望。デザートも進みコーヒーが出た頃、少し年配のシェフソムリエが登場、お客様のおっしゃるとおりでしたと平謝り、当然ワイン代は頂戴しませんとのこと。
今回の件の考察 最近の若いソムリエはブショネの経験が少なく判定が難しいことに起因しています。私にとっては強硬に押し切るだけの理由がなく(相棒が否定していないことと、ブショネのレベルが低度であること)、テイスティングしたソムリエが判定できず、シェフソムリエのフォローが良かった。結果、痛み分けで丸く収まった感じになりました。ソムリエとしてワインの勉強はとっても大切ですが、本来のソムリエの仕事としてはブショネの判別は最優先の能力です。レストランに立つ若いソムリエさん達、お客様に大丈夫?と言われて、ブショネであることを判別できず“これは樽の香りですね”と逃げるようではいけませんよ!
私としては、興味深い体験になったので文句はありません。おかげで久しぶりに気合が入った記事も書けたということで大団円。to be continued

[いろいろ]に“眺めの良いレストラン2”“眺めの良いレストラン3”の画像を掲載中です。

フランスのブルゴーニュ地方、ニュイサンジョルジュのクロ・デ・ラルロ・ブランを造る畑の中で、比較的若い樹から収穫した葡萄を使用したこのワイン。若さが前面に出てきますが完調であれば素晴らしいワインのはずです。色合いは、輝く淡いゴールドカラー、濁りは全く見えません。香りは、ブショネ特有の栗や胡桃の花の香りに黴の匂いを足したような香り、スワリングでそれを除くとライムやレモンの皮の香り、カサブランカの香り、樽のヴァニラの香りも感じ取れます。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味がしっかり、苦味とほのかな渋味も感じられ、若さがありながらも深さも感じます。後味は・・・やっぱりちょっと不快です。ブショネでなければ、チャーミングで華やかな白ワインだったと思います。

ブログランキングに参加中です。お気に召しましたら、是非ともクリックしてくださいね!

人気ブログランキングへ

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »