2000 ピエール ベルトラン
教えます!簡単レシピ3 簡単だけど素材を手に入れるのが難しいのをご紹介。京都の祇園祭と言えば別名を鱧祭と言う位に夏場には鱧を食べます。“鱧の落し”“白焼き”“蒲焼”“鱧の皮の煮こごり”“鱧と胡瓜の和え物”“鱧寿司”と食べ方いろいろでとっても美味しい魚ですが、唯一の欠点は小骨が多くてかたい事なんです。調理したもの以外はめったに見かけることはありません。まれにあっても結構高価なので手も出ません。
でも先日デパ地下で骨切りをした鱧を見つけました、しかもお買得になってる!さっそく買ってきて、鱧ご飯にすべく調理開始。まずは、ちゃんと一匹分の頭と骨が付いているので身と一緒に白焼にします。頭と骨がこんがり焼けたら、日本酒たっぷりでアルコールが抜けるくらいまで加熱して少し冷ましてお米を炊くときの出汁にします。お米を砥いで(暑い時期の吸水には少し氷を入れて40分位、その後水を切って冷蔵庫で1時間くらい休ませます)、頭と骨も一緒に出し汁を入れて、味醂、薄口しょうゆを加えて炊きあげます。その間に、鱧の身にも味醂を振りかけ照り焼き状にして短冊に切っておきます。ご飯が炊けたらすぐに短冊に切った鱧の身を入れて一緒に蒸らします。15分ほど蒸らしたら、頭と骨を除き、まんべんなく身が混ざるように混ぜて出来上がり!料亭の味には敵わないけど鱧を全部いただいた満足感がいっぱいでした。
ちなみに、残った鱧ご飯は翌日ばら寿司に!電子レンジで加熱した鱧ご飯に寿司酢を混ぜて、塩で揉んだ胡瓜の輪切りと甘酢に漬けた茗荷のみじん切りと三つ葉をを混ぜ込んで切海苔をかけて出来上がり。鱧の味が口いっぱいに広がりつつ、胡瓜と茗荷の爽やかさで大満足でした。
[いろいろ]に“鱧ご飯1”“鱧ご飯2”“鱧のばら寿司”の画像を掲載中です。
エペルネ近くに本拠地を構えるメゾンのピエール・ベルトラン。プルミエクリュながら良く熟したピノノワールに上質のシャルドネをアサンブラージュして造られたシャンパーニュ。ヴィンテージは2000年と良作年です。色合いは、濃いめのイエローカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、良く熟した林檎や桃の香り、焼きたてのブリオッシュの香り、ミネラルの香りも十分感じられます。味わいは、穏やかな酸味がしっかりとあり、わずかな甘味と渋味と苦味がほどよく感じられ、深さと奥行きを演出しています。余韻は、10年を超える熟成を感じさせながら複雑なニュアンスが長く続きます。夜更けに喉の渇きをいやすようなシチュエーションに最適かもしれません。穏やかな時と共に飲んでみたいシャンパーニュでした。
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tutatyan 様
炊き込みご飯もピラフも慣れると簡単ですよ!ピラフは、材料さえあれば1時間でご飯を食べることができます。焼き鳥で作れば簡単に和風チキンピラフになっちゃいます。後日登場予定のフライドチキンご飯は絶品でしたよ!
投稿: カオール | 2012年8月27日 (月) 06時36分
(^_^)/おはよーございます


簡単レシピ、楽しんでます、う~ん、美味しそう!
ただ、私は体質的に鱧が食べられないので残念なのですが(でも
美味しそう)、九条ねぎの衣笠丼とタコの炊き込みご飯は作って
みようと思います
鱧も、祇園祭が終わった頃からお値段手頃になってくるようで、
我が家では、その時分から食卓に姿を現します(私は食べませんが)
また、お手軽レシピを楽しみにしています(*^^)v
投稿: tutatyan | 2012年8月26日 (日) 06時25分