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2005 ニュイサンジョルジュ

2005nuitssaintgeorges京都祇園祭宵山編6 見晴らしがとっても良いフレンチレストランでのランチは、景色だけでなく居心地も良く、料理も美味しくいただきました。もちろんワインもいただいたのですが、そのワインが今回の京都での最も面白いエピソードの一つになりました。
ワインリストの中に珍しいニュイサンジョルジュの白を見つけたのでオーダー。若いソムリエがプレゼンテーションをしてその場で抜栓、ブションをタートヴァン状の器に乗せてテーブルに置きソムリエ・テイスティング。その時、ついブションの匂いを嗅ぐと久しぶりの当り!ブショネです。私は若いソムリエに大丈夫?って聞いたのですが、そのままサーヴィスが進みます。まぁ、ブションが健全でなくてもワインは大丈夫(厳密には差支えない程度のレベルで収まっている)の場合もまれにあるのでしばしの静観。グラスに注がれて香りを嗅ぐとやっぱり完璧にアウトのレベルのブショネでしたので、再び大丈夫?って聞いてみたらこれは樽の香りがしっかりあるので・・・とのこと。相棒が大丈夫と言っていることもあり、これ以上は言っても無駄で、場を壊す恐れもあると思いつつ、気にはなりながらもそのまま飲んでいました(もう少しブショネの度合いが進んでいたら展開は違っていたと思う)。飲みきるまであと3cmになったところで、先程のソムリエにこっそりとやっぱりブショネだと思うよと告げて下げてもらいエチケットを所望。デザートも進みコーヒーが出た頃、少し年配のシェフソムリエが登場、お客様のおっしゃるとおりでしたと平謝り、当然ワイン代は頂戴しませんとのこと。
今回の件の考察 最近の若いソムリエはブショネの経験が少なく判定が難しいことに起因しています。私にとっては強硬に押し切るだけの理由がなく(相棒が否定していないことと、ブショネのレベルが低度であること)、テイスティングしたソムリエが判定できず、シェフソムリエのフォローが良かった。結果、痛み分けで丸く収まった感じになりました。ソムリエとしてワインの勉強はとっても大切ですが、本来のソムリエの仕事としてはブショネの判別は最優先の能力です。レストランに立つ若いソムリエさん達、お客様に大丈夫?と言われて、ブショネであることを判別できず“これは樽の香りですね”と逃げるようではいけませんよ!
私としては、興味深い体験になったので文句はありません。おかげで久しぶりに気合が入った記事も書けたということで大団円。to be continued

[いろいろ]に“眺めの良いレストラン2”“眺めの良いレストラン3”の画像を掲載中です。

フランスのブルゴーニュ地方、ニュイサンジョルジュのクロ・デ・ラルロ・ブランを造る畑の中で、比較的若い樹から収穫した葡萄を使用したこのワイン。若さが前面に出てきますが完調であれば素晴らしいワインのはずです。色合いは、輝く淡いゴールドカラー、濁りは全く見えません。香りは、ブショネ特有の栗や胡桃の花の香りに黴の匂いを足したような香り、スワリングでそれを除くとライムやレモンの皮の香り、カサブランカの香り、樽のヴァニラの香りも感じ取れます。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味がしっかり、苦味とほのかな渋味も感じられ、若さがありながらも深さも感じます。後味は・・・やっぱりちょっと不快です。ブショネでなければ、チャーミングで華やかな白ワインだったと思います。

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コメント

kumiko 様
ブショネの経験はとても貴重ともいえます。軽いのも含めると20本に一本の割合だと言われますから(田崎真也談)、kumikoさんが今までお飲みになっている量だと世界一レベルがテイスティングするとブショネがあったのかもしれませんよ。某超有名なビオディナミの大家が造る高級白ワインは、私が開けた本数7本の内3本がブショネでした(内2本は、ちょっと頭に来たので本人に確認させた!)。高価なワイン、熟成したワインほど可能性が高いのが困りものです。あたらないことを祈りながらきょうも乾杯!ですね。

by910 様
ソムリエとしては、ソムリエだけに言えない時もあり、ソムリエだけに言わなくてはならない時だってあります。今回は、ソムリエだけに言わなくてはいけなかった事例です。自ら気が付き交換するのはとても勇気がいることですから、それなりに度胸も必要ですね。コルク栓が存在する限り、ソムリエにとっての最重要課題です。

こんばんは。

難しいですよね...ブショネ
明らかに逝っちゃっていれば問題有りませんが

最近の私はお任せする様にしており
お任せした以上、ソムリエさんが大丈夫
って思って提供された事を尊重してあげたい気もするし

それでは、今後の為にも成らないだろうとも思うしね~

プジョネですか、経験したことないけれど、難しいんでしょうね。
経験者ならではの記事に説得力がありました。
若いソムリエさんのますますの活躍を期待ですね。

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