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随分と涼しくなりましたね。涼しくなる前にと思っていた話題をひとつ。「全日本冷やし中華愛好会」(全冷中)って知ってますか?ジャズピアニストの山下洋輔が、冬に冷やし中華が食べられないのに憤慨して立ち上げた団体です。私はこの団体に参加したいくらいに冷やし中華が好きで、たまに冬でも自分で作って食べたりします。ところで、私もですが、西日本では関東や東北でいう“冷やし中華”も冷麺と言います。おかげで何か違和感がずっとありましたが、今回調べてみてようやく解決しました。西日本には、韓国風の冷麺という存在が認知されていなかったので、冷やした麺という意味の冷麺が広がったようです。なにはともあれ、最近美味しくなったコンビニエンスストアの麺類にも冷やし中華があり、具材量の少なさは別にして結構おいしいものが食べられます。私としては、年中冷麺(冷やし中華)が食べたいなぁ!
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シャンパーニュ地方で5代続く家族経営の小さなメゾン、土づくりにこだわった丁寧な造りが魅力です。セパージュは、ピノムニエが60%以上で重厚さを出しています。色合いは、淡いイエローカラーで、泡立ちは賑やかで長くは続きません。香りは、パンプルムースやシトロンの果汁の香り、カットした林檎の香り、ミネラルの香りも感じます。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が豊富で、ミネラルの苦味や渋味も感じます。華やかさがありつつ広がりや深みもありますが、全体的にはコンパクトにまとまった印象。軽めのフロマージュと手軽に楽しむのにちょうど良さそうなシャンパーニュでした。
見せます!私の晩御飯10 最近になってピラフを作ることが多くなり、慣れてきたので得意な料理の一つになりつつあります。米を砥ぐことなく、吸水時間も必要ないので作り始めてから食べられるまでの時間がとても短くて済むので、食べたいと思った時に作れる気軽さがあります。もう一つ、冷ご飯がある時は炒飯にするのも良いですね。比較的野菜を入れることが可能でバランスを取りやすくなります。どちらが良いですかねぇ?まとめて3食分できるピラフと残ったご飯でチャチャッとできる炒飯、甲乙つけがたいかもしれません。
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ボルドーの南マディラン地方のパシュラン・ドゥ・ヴィックビル、蜂蜜のように甘いワインを得意としている地方ですが、最近は甘いワインの需要が少なくて甘くないタイプの生産が増えています。品種は、あまりメジャーでない土着のアルフィアック100%。色合いは輝くイエローカラー。香りは、天然ゴムのような香り、熟したバナナの香り、ミネラルの香り、オランジュのマーマレードの香り。味わいは、穏やかな酸味がしっかりとあり、収斂性のある酸味も感じられる。甘味はほぼ感じることはできず、ボリューム感のある甘くないタイプのパシュラン・ド・ヴィック・ビル。後味には豊かな酸味が長く続きます。ファンの多い甘いワインも良いですが、少し重量感のあるしっかりした白ワインも飲みたくなりますね!
少し前の事、またもやピザを食べに、銀次親分が看板猫を務める“ギャラリーエフ”へ行きました。夕方の5時前にお店に着いた時は、店内が混雑状況でしたが、ティータイムからバータイムになる頃には皆さんアウトされて、女性ばかりの賑やかな雰囲気から静かに時間が流れる大人の雰囲気に変わりました。銀さんも一度退出した後、改めてのお目見えです。ビールとワインをいつものフード(野菜系サイドメニュー3種とアスパラチキンピザ、ドライカレーピザ、ミートソーススパゲッティ)と一緒に楽しみ、銀さんにも遊んでもらえて大満足でした。
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ギャラリーエフで販売中の、以前にもご紹介した“オレンジ・サファリ”“スキューバ・ガーデン”“トロント・スプラッシュ”のシリーズで、セイロンティーをベースにしたフレヴァリーティー。クランベリー、トマト、ブラックベリーの葉、オリーブの葉、銀杏の葉、サボテンの花、バラの花、白檀、ガラナの種等、あまり馴染みのない少し変わった素材が入っています。色合いは、わずかにピンク色の見える紅茶色。香りは、とても複雑、ドライハーブの香り、フルーツキャンディーのような香り、甘く華やかなニュアンス。味わいは、ほのかな甘味のある、華やかさと爽やかさがある香りの豊かなお茶です。このお茶は、水出しで渋みを抑えて抽出するのが最も魅力的です。二煎目には少し冷ました熱湯で淹れれば、香りは減っていますが美味しく楽しめますよ!
もうハロウィン?2後編 “白雪姫と鏡の女王”の映画を観る前のシェフ・ミッキーでの続きです。ホテルの館内は、ハロウィンの飾り付けはほとんど見られませんが、シェフ・ミッキー“ディズニー・ハロウィーン”ランチブッフェの料理はハロウィン真っ盛り!秋の味覚と共にカボチャを中心としたデザートなど味だけでなく目でも楽しませてくれました。
このシェフ・ミッキーの大きな魅力となっている特徴は、キャラクターが各テーブルを廻って握手をしたり写真を一緒に撮らせてくれること。今回はシェフ姿のミッキーを始め、ミニー、ドナルド、デイジーが登場!ディズニーの主要なキャラクターはさすがに人気がありますね。楽しさも満載で、お腹がいっぱいになったころには、あっという間に既定の90分になってしまいました。
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ジャケット買いイタリアワイン4 シェフ・ミッキーではワインも控えめだったので、今回はイタリアワインをご紹介します。この家族経営ワイナリーはガルダ湖の湖畔にあり、カ・ロヘーラ(狼たちの古小屋)という名前は、その昔、ガルダ湖畔に密売人が密輸した物品を隠した屋敷があり、それを狼が守ってくれたという伝説から付けられたそうです。セパージュは、トレッビアーノ・ディ・ルガナ100%。色合いは、輝く緑色をおびたイエローカラー。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、クールミントやスペアミントのようなフレッシュハーブの香り、わずかにミネラルの香りもあります。味わいは、爽やかな酸味が支配的で、果実味が豊かで華やかなニュアンス。後味にはほのかに苦味と渋味が続きます。エチケットのイメージとは違うフルーティーで爽やかな白ワインでした。
もうハロウィン?2前編 先日、映画の“白雪姫と鏡の女王”を封切したての上映2日目に観に行ってきました。昔可愛かったジュリア・ロバーツが今や悪役の鏡の女王役(こっちが主役)、黒い眉毛がとっても太いヒロインのリリー・コリンズもコケティッシュな魅力で可愛い白雪姫役、ドワーフや王子様もコメディっぽくて面白く見ることができました。エンディングは唐突にダンスシーン、さすがにインド人の監督だけあって、妙なダンスシーンでした。土曜日なのに、とっても空いていて・・・人気がないのかなぁ?
さかのぼること数日前、映画を見る前にランチを食べるお店を探していたところ、たまたまインターネットでシェフ・ミッキーのプライオリティシーティングの空き(しかもちょうどいい時間で)を発見!ハロウィンが始まったばかりのシェフ・ミッキーで、“ディズニー・ハロウィーン”ランチブッフェを楽しんできました。さすがに子供達に大人気のレストランですからね、他のレストランとは違って料理も老若男女に好まれるよう質的には少し物足りない感じですが、味はまぁまぁ、オープンから10分後のご案内だったので、まだデザートのケーキは手つかずのまま撮影できました!ディズニーアンバサダーホテルの館内は、ハロウィンとは無縁?レストランやショップ以外ではハロウィンの装飾がみられません。まぁ、その方が落ち着いていていいかな?to be continued
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このシェフ・ミッキーでは、ワインはありますが、1本単位での注文はできなくてグラスでの注文のみ。でも4杯くらい飲んだところで、無理を承知でエチケットをお願いしたら以外にもちゃんと剥がしたものをいただくことができました。しかも良く知っているロワールのワイナリー!マゼランズでいつぞやの限定期間中に毎日20~50本は飲まれたソーミュール・ロゼの白の方です。懐かしいなぁ・・・ 色合いは、輝く淡いイエローカラーで、泡立ちは賑やかですぐに大人しくなります。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、わずかにパン生地の香り、ミネラルの香りもしっかりとあります。味わいは、爽やかな酸味が支配的で穏やかな酸味も感じられます。重さはなく爽やかで軽やかなニュアンス、後味に苦味と渋味を感じます。軽めながらバランスの良い味わいにコストパフォーマンスが良い白のスパークリングワインでした。以前のロゼよりかは、少し軽めで、大人しいかな?
もうハロウィン?後編 先日久しぶりに行った東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのオチェーアノの続き。レストランのテラスから“ファンタズミック”を観賞した後、テーブルに戻ってディナーの再開です。インパクトのある前菜の後はそれほど派手な印象を受ける盛り付けではありませんが、テーマパークに組み込まれたレストランとしては上出来の味に仕上がっていました(でもハロウィンっぽさはあんまりなかったような気が・・・)。そういえば、いつだったかマゼランズのクリスマス・ディナーで、フランス産仔鳩のローストを出したことがありましたが、凄い人気で限定にしようかという話まで出たことを思い出しました。
帰りにミラコスタのロビーで一休み、このホテルのロビーの天井には8枚の画があり、それぞれに隠れミッキーがいると言われています。でも、7枚には確実にいますが後の1枚にはいるとかいないとか・・・ もし、行くことがありましたら探してみてください。そして、すべてに隠れミッキーがいたら、こっそり私に教えてくださいね!
“ディズニー・ハロウィーン”ディナーコース
マグロのタルタルとナスのカクテル仕立て
ワサビと洋梨の香り
キャビアを添えたマスカルポーネのパンケーキとベジタブルチップ
フォアグラのソテーを浮かべたトピナンブルーのブルーテ
松茸と手長海老のブリック包みと共に
帆立貝のムースを詰めた舌平目のロースト カボスの香り
マッシュルームのコンソメとフォームを添えて
特撰和牛フィレ肉のポワレ
ディジョンマスタードのムースリーヌ
ゴボウのコンフィと秋野菜と共に
黒ゴマとパンデピスを纏ったフランス産仔鳩胸肉のロースト
腿肉のグリル 小さなサラダを添えて
アーモンドプラリネで包んだキャラメルクリーム
無花果の赤ワインソルベ
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4年前には二人で3本飲んでいたのに、最近は2本目が残るようになってしまいました。ディズニーシー・ミラコスタでは、残ったワインを持ちかえらせてくれないので今回は1本半だけでおしまいにしました。というわけで、今回のテイスティングコメントは、最近飲んだアメリカ・ナパの白ワインです。色合いは、輝く緑色が残るイエローカラー。香りは、シトロンやパンプルムースの皮の香り、フレッシュなスペアミントやレモングラスの香り、ミネラルの香りもしっかりとあります。味わいは、爽やかな酸味が支配的で穏やかな酸味も感じられます。軽さはなく程々の重みがあり、苦味と渋味で引き締まった印象。バランスの良い味わいとコストパフォーマンスの良さが両立しているような白ワインでした。ちなみにワイナリーの名前のヴァレンタインは、ワイナリー設立の基礎となる会社を造った人の名前、だからハートのエチケットにしたんですね!
もうハロウィン?中編 先日久しぶりに東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのオチェーアノへ行ってきました。もちろん食事は“ディズニー・ハロウィーン”ディナーコースです。芸術的な盛り付けの前菜は、マグロとナスをカクテルのように仕上げ云々。実際の前菜は、その通りでまるでカーニバルの様、これだけ凝った盛り付けをオペレーションの中で造るのは大変なんだろうなぁと感心するくらいでした(その後はごく普通)。
2品目のスープが終わったところで、中座してメディテレーニアンハーバーで行われる“ファンタズミック”をレストランのテラスから観賞しました。運よく一番前で観賞することができたのでラッキー!ミッキーの魔法使いの弟子をモチーフにした、キャラクター総出演の夜のショー。ブラビッシーモに登場したプロメテオのようなドラゴンも登場して(以前よりパワーアップしている!)、花火やライトをうまく使いとっても賑やかです。映像の見せ方も新しくて、技術が進歩しているなぁと感心したり・・・久しぶりでしたがとっても楽しめました。to be continued
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現在のオチェーアノでは、メダルをもらうには、限られたワインの中から選ぶしかなくて楽しさ半減・・・無難なこのシャブリを選ぶ羽目になってしまいました。ちょっと納得いかないなぁ、私だったら強硬に反対するぞ!ルイラトゥールのシャブリが悪いわけではないけど、こんな時は無難なタイプをラインナップするからつまらない。で、無難ですがそれなりにレベルの高いシャブリです。色合いは、輝くイエローカラー。香りは、シトロンやパンプルムースの果汁の香り、フレッシュなミントやオレガノの香りやミネラルの香り、さすがにバランス良くまとまっています。味わいは、穏やかな酸味と爽やかな酸味が豊かで、ほのかな甘味に渋味と苦味もあります。軽やかでありながら、広がりと深さが感じられます。さすがに大手のネゴシアンのワインは、スタンダードに近いタイプでもうまくまとまっていて、料理と一緒に楽しむには十分の美味しさでした。
もうハロウィン?前編 先日久しぶりに東京ディズニーシー・ホテルミラコスタへ行ってきました。夏休みが終わったところなのにすでにハロウィンのイベントが始まっています。まずはメディテレーニアンハーバーからの眺め、水面に映るライトが幻想的です。今日も火を噴いているプロメテウス火山、いまだに未体験のS.S.コロンビア・ダイニングルームがあるS.S.コロンビア号、どれもとっても懐かしい・・・ ディズニーシーのエントランスの上も見たら、今回の目的地であるオチェーアノへ!今回はブッフェではなくコースなので奥の方の席へ案内されます。ブッフェではハロウィンの飾り付けがあり賑やかですが、コース料理のエリアは普段と変わらない感じで落ち着いていました。to be continued
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現在のオチェーアノでは(他もそうらしい)、限られたワインリストの中からワインを選ぶとワインの瓶にかけるメダルがもらえます。せっかくちゃんとしたワインリストがあるのに(確かあったはず?)選択の幅を狭めてしまうのはどうかと思います。価格的に区切りたいのであれば、5000円以上とかで区切ってほしいものです(私なら金額のことは書かずに色分けをして選んでもらえるようにするなぁ)。というわけで、少し高めのシャンパーニュのハーフから始めました。色合いは、淡いゴールドカラーで泡立ちは賑やかで長く続きます。香りは、切りたての林檎やアカシアの蜂蜜の香り、わずかにミネラルの香り、バランスの良い香りに好感が持てます。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が豊かで、わずかに渋味と苦味がアクセントになっています。重すぎず軽すぎず、アペリティフとして飲むのには欠点が見つからないシャンパーニュでした。
見せます!私の晩御飯9 私が得意な料理の一つに、魚を酒粕と白味噌を合わせたものに漬け込んで焼きものにする料理があります。京都の塩分が少ない白味噌と吟醸酒粕を等分で混ぜ魚を漬け込みます。魚は、金目鯛、鰤、鰆、鮭、太刀魚、鯛など身が厚めで脂がある魚が美味しそうです。今回は、デパ地下でお買得になっていた金目鯛を漬け込んで焼きました。コツは、漬けたまま一度冷凍すると漬かり過ぎずに保存ができ解凍時にちょうど良く旨味が浸透するようです。使った漬けダレは何度か使えるので、使わない時は冷凍しておけばしばらく時間が空いても使えます。もし、吟醸酒粕が手に入ったら是非やってみてください、とってもお勧めですよ!
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私が何度も通い、とっても気に入っていた福島県二本松市大七酒造、生酛造りの日本酒です。長期熟成させたものもあり美味しくいただいていました。その大七酒造の商品の中に生酛純米大吟醸の酒粕があります。見た目は、スーパーなどで売っている板状の酒粕でなく、ベージュ色のとろとろした三分粥のような感じの液状の酒粕。香りは、吟醸香が豊かで熟成した香りも感じます。味わいは、とても濃厚な旨味があり、アルコールのボリューム感もしっかりと残っています。直接食することはありませんが、これを使ったクッキーなどもなかなかの味に仕上がりました。
捨てられないものっていっぱいありますよね、困ったものです。ワインの瓶もそのうちの一つです。買うときは、とっても素敵でコレクションしたいなどと思うのですが、開けるのが惜しくなってなかなか開けられないとか、開けたら開けたで飾っておきたくて捨てられない・・・ シャンパーニュの瓶は特に美しいものが多くて、サインなどが入っていればなおさら困ります。でも、そんなシャンパーニュを愛してしまったのですから、困ったと言いながらも嬉しいんですけどね!
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最近手に入れた低価格のシャンパーニュの一つです。このシャンパーニュは、G.H.マーテル社のセカンドともいえる存在で、おそらくは若木やテスト用のものを使い醸造している物と思われます。色合いは、濃いめのゴールドカラーで泡立ちは賑やかですぐに大人しくなります。香りは、林檎の果汁の香り、アカシアの蜂蜜の香り、わずかにハーブとミネラルの香り、全体的にシンプルでフルーティーにまとまっている。味わいは、林檎を齧ったときの爽やかさと酸味と甘味を感じ、後味に苦味と旨味が残ります。こんな感じのシャンパーニュは、ウエルカムシャンパーニュに限ります!パーティーのアペリティフにフレーズやフランボワーズを入れて楽しむと引き立つようなシャンパーニュでした。
見せます!私の晩御飯8 私は基本的にはあまりお肉を食べませんから、必然的に肉料理も少なくなります。たまに食べたくなるとステーキを焼いたり、豚バラ肉を煮込んだりしています。野菜料理は繊細な、魚料理は丁寧な、肉料理は豪快なイメージを持っている私は、なるべく大きな塊のお肉を買ってきて調理したい気分になります。そのためか、失敗するのは大技を使う肉料理が多いようです。最近気に入って時々作るのは、サムギョプサルのような漬け込んだ豚バラ肉を焼くだけの簡単豚肉料理、グリルで焼くことで脂の大部分が落ちてしつこくなく、大胆に切り込みを入れることで柔らかく食べられます。味もバリエーション(生姜&醤油の和風味、紹興酒&豆板醤の中華味)を付ければ、飽きずに楽しめますね!
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価格破壊などと紹介されるシャンパーニュ達、メゾンが仕掛けるのか商社が仕掛けるのか?どこの国でも農業生産物は作る人の能力によって質の差が出てしまいます。耕作物である葡萄からできているワインも同じで、いくらテクニックがあっても葡萄の出来が悪いと良いワインにはなりません。当然価格にも関係していて、素晴らしいシャンパーニュが安く買えるはずがなく、お値打ち品と勧められてもがっかりしてしまうこともよくあることで・・・ セパージュは、ピノノワール40%、ピノムニエ30%、シャルドネ30%。色合いは、輝くイエローカラー、泡立ちは賑やかで大人しくなるのが早い。香りは、梨や桃の香り、蜂蜜の香り、ミネラルの香りもしっかり感じます。味わいは、控えめながら梨や林檎を混ぜたような果汁の甘味と酸味に旨味、ドミセックのような甘味が気になりますが(ネット上の説明文には極辛口とあったのですが・・・)、優しく穏やかなので女性に受けそうな味わいです。お手頃価格だったので、桃の果汁と合わせてベリーニなどはいかがでしょうか?
東京タワー再び3 ホテルでの夕涼みイベントを楽しんだ翌朝、朝と言えば、朝シャン(朝からシャンパーニュ)です。東京タワーに乾杯!なんて言いながら、朝の陽を浴びて輝く東京タワーを見ながら良く冷えたシャンパーニュを味わうのもまた乙なものです。気分も良くなったところで、いつもならルームサービスでの朝食ですが、今回は趣向を変えて朝のビュッフェへ行きました。理由の一つは、会場のレストランが泊まった部屋よりもまだ高い33階にあったからで、眺めの良い席での美味しい朝食にも大満足でした(でも泊まった31階の部屋位置も高さもあまり変わらなかったので、眺めは大差なかったですが・・・)。
お腹もいっぱいになって少し休んでチェックアウトした後は、リニューアルされてからまだ行っていなかったサンシャイン国際水族館改めサンシャイン水族館へ!高い位置に水路を設けてアシカを下から見ることができるサンシャインアクアリングが面白くてGood!でも館内のお魚の水槽は、夏休み最後の土曜日ということもあり激混みで、残念ながらほとんど見えませんでした。それでも久しぶりのサンシャイン水族館は、とっても楽しかった!
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ジャケット買いイタリアワイン3 ジャンメイヤー・エリゼー1989年、ジョセフィーヌ(ナポレオン皇帝の皇后)ときたらエリゼー(ジョセフィーヌが住んだ宮殿)なので、このペアをホテルで楽しみました。このエリゼーも瓶のデコレーションが素晴らしいのですが、エチケットは剥がせないタイプなので、替わりにこのイタリアの赤ワインのコメントを。今回はスーパータスカン(デュルカマーラ)のセカンドともいえるベルコーレ、セパージュはサンジョベーゼ80%メルロ20%。色合いは、とても濃い青みがかったガーネットカラー。香りは、フレッシュなミュールやミルティーユの濃厚な香り、わずかにピーマンやしし唐のような青っぽい香りとヴァニラの香り。味わいは、果実味が豊かでしっかりとした酸味と甘みにさえ感じる旨味もあり、シルキーなタンニンに苦味も加わり深みと広がりを持っています。余韻も長く感じ重みのある味わいでした。赤ワインは黒葡萄で造られていることを実感させてくれるような果実味を持つ赤ワインでした。
東京タワー再び2 ゆく夏を惜しんで、夕涼みイベントのあるホテルへお泊りした時のお話。31階バルコニー付の部屋で、素晴らしい東京タワーを間近に眺めながら、素晴らしいシャンパーニュを飲み、美味しいお鮨をいただくのは、ちょっと贅沢ですねぇ。 シャンパーニュは、ジョセフ・ペリエのジョセフィーヌ1998年。洋梨やブリオッシュの香りのする、穏やかで豊かな味わいの逸品、14色刷りの美しい柄が直接プリントされた瓶も美しくてとっても素敵なディナーでした。
今回このホテルに泊まった理由の一つ、夕涼みイベントが始まる時間に合わせて庭園内の会場へ、“ALWAYS 三丁目の夕日”のスタッフが造ったという、昭和30年代の街角のようなセットが置かれています。私の子供の頃はこんなだっけ?(郵便ポスト以外は、こんな光景を見た記憶はありませんが・・・ きっと東京タワーの付近ではこんな感じだったんでしょうねぇ) 線香花火をしたり、ヨーヨー釣りをしたり、団扇に絵をかいたりして、懐かしい昭和を満喫しました。to be continued
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ジャケット買いイタリアワイン2 ジョセフ・ペリエのジョセフィーヌ1998年、エチケットが剥がせないタイプなので、替わりにこのイタリアの白ワインのコメントを。未だにイタリア語が理解しがたく(かといってフランス語に堪能ではなく、ワイン用語位は理解できることもある程度)、ワインの名前だけでどんなワインか想像することは難しいのですが、このワインのようにポップなエチケットを見れば手に取ってしまいます。セパージュは、ペコリーノ100%(ジュケーレ・コン・イ・フィオーレとは、花と一緒に遊ぼうの意で、ペコリーノ種の花が可愛いことから名づけられたそうです)。色合いは、淡いイエローカラー、グラスに気泡が付くくらいの炭酸ガスを含有。香りは、白や黄色の花の華やかな香り、ミネラル香がしっかりとあり、ほのかに樽の香りも感じられる。味わいは、爽やかな酸味に穏やかな酸味が加わり、わずかに渋味と苦味を感じ、余韻も長め。エチケットの画のように、草原に小さな花が咲き乱れているようなニュアンスを受けるので、初夏によく冷やして外で味わってみると、最も美味しく飲めそうな気がします。
東京タワー再び1 夏もそろそろ終わりですね、ゆく夏を惜しんで(実際はまだ暑いのですが・・・)夕涼みイベントのあるホテルへお泊りに行ってきました。前回は梅の咲き始めた頃に泊まったホテルで、その時は28階でした(この時の模様はコチラ)。このホテルは芝公園内にあり、遮るものがなく間近に東京タワーが望めるのでとってもいい気分!特に泊まった部屋は31階でバルコニー付、バルコニーに出れば直に見渡せて、東京タワーだけでなく遠くにはスカイツリーもしっかりと見えます。推定百mを超える高さからの眺望は、軽度な高所恐怖症の私にも絶景かな!絶景かな!to be continued
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今回ホテルの部屋で飲んだ2本のシャンパーニュは、エチケットが剥がせないタイプなので、テイスティングコメントはありません。代わりに昨日の二十四節気“白露”にちなんで飲んだ新潟のお酒“純米酒 白露”のテイスティングコメントを。まだまだ暑いこの時期、良く冷えた日本酒も旨い!色合いは、極淡いイエローカラー。香りは、華やかな吟醸香がしっかりとあり、澄んだ湧水の香り(実際には無臭なのでそんなイメージ)、わずかにミネラルの香り。味わいは、新潟らしい端麗辛口ではあるものの、十分な甘味とほのかな酸味と苦味もあり、豊かな旨味が広がり余韻も長く感じます。バランスの良い味わいなので、八寸やお造りと一緒に味わうと良さそうです。白露というよりは甘露と言った方がピッタリかもしれません。
今日は二十四節気の第十五番の白露。「陰気やうやく重りて、露にごりて白色となれば也」(暦便覧)、大気が冷えてきて、露ができ始める頃と言ったところでしょうか・・・まだまだ、昼間は暑くても朝になると涼風が時々どこかから吹いて、薄などの葉に朝露が玉になり遊んでいるのを見ると穏やかな気分になれます。次は秋分、秋の七草が咲きそろう頃、お月様のご機嫌も気になりますね!
白露と言えば、“紫式部が嫌いだけど歌の才能はある”と言わしめた和泉式部のこんな歌が後拾遺集にあります。
白露も 夢もこの世も まぼろしも
たとへていへば 久しかりけり
“白露、夢、現世、幻 そんな儚いひとときでも、あなたとの出逢いのひとときよりは長く感じられます”とでも訳しましょうか。言葉は穏やかですが、遊びのない燃えるような想いが隠されています。こんな儚いものの代表のような白露をみて詠んだのでしょうか?平安時代の都人の感性は素晴らしいですね。
見せます!私の晩御飯7 美味しくて、手間がかからず、洗い物も少ない丼をよく作ります。2~3種類の材料を合わせることでできるのでお財布にも優しいです。以前にご紹介した衣笠丼だけでなく京都特有の丼、蒲鉾を木の葉に見立てた木の葉丼も懐かしいです。他にも日本中に色々な丼がありますね。衣笠丼の卵を使わないバージョンのきつね丼。揚げ玉と豆腐を雷が鳴るように炒めて作る雷丼。王道の親子丼。どれも美味しく、考えるだけでまた食べたくなります。
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以前にお会いしたことのある、とても素敵なマダムが当主のナタリー・ファルメ、笑顔が素敵で丁寧にサインをしてくださいました。女性が当主を務めるメゾンのシャンパーニュは、攻撃的なイメージがなく柔らかく穏やかなものが多いと思うのは私だけでしょうか?ヴィンテージ表示はないものの2009年のピノノワール50%とピノムニエ50%のブラン・ド・ノワールです。色合いは、濃いめのゴールドカラー。香りは、フランボワーズやミュールの果汁の香り、食パンの白い部分のようなパン酵母の香り、ミネラルの香りもしっかりと感じます。味わいは、穏やかな酸味が支配的、爽やかな酸味もわずかに感じられ、ほのかな苦味と渋味が広がりを見せています。チャーミングでありながら、奥行や深さもあるエレガントなシャンパーニュでした。
見せます!私の晩御飯6 皆さんにも、とびきり美味しいとか特別豪華とかでなくて、食べていて心が穏やかになり幸せな気持ちになれるご飯、そんな食べ物ってありますよね。他のシチュエーションなら、郷愁を感じるご飯なんかもそのカテゴリーに入るかもしれません。私を幸せにしてくれるご飯は、RF1のサラダとパンにワインがあれば・・・サラダは葉物系とポテト系は必須で3種類、パンは甘くなくてオリーブやハーブやチーズなどが入っている物を2~3種類、良く冷えたシャンパーニュか若い白ワイン。これだけで心が満たされて幸せな気持ちになれます。子供の頃にはなかったスタイルだし、母の味とは全く違うし、理由などは全く見当もつきませんが、私にとってはとっても幸せを感じられるんですよ。皆さんが幸せになれるのってどんな御飯ですか?
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フランスのロワールにある美しいお城のシュヴェルニー城、狩猟が盛んで120頭もの狩猟用に飼われているビーグル(ペット用と違ってメチャメチャに精悍な顔立ち)がいるそうな、食事時は大騒ぎで大変です。そんなお城のすぐそばの畑で造られている葡萄を使った白ワイン。ソーヴィニオンブラン80%シャルドネ20%のセパージュで、テラ・ヴィティス(自然派栽培)にて造られています。色合いは、濃いめのゴールドカラー。香りは、フレッシュ・ハーブの香り、シトロンなどの皮の香り、ミネラルの香りもしっかりと感じます。味わいは、爽やかな酸味が支配的でわずかに苦味があり、とても爽やかで軽やか。単調ではなく広がりもあるので快適な飲み心地、とてもチャーミングです。ランチにサンドイッチと共にいかがでしょう?暑いときは氷を入れて冷やして飲むのがお勧めです。
見せます!私の晩御飯5 私は伏見稲荷大社のすぐそばで生まれて、子供の頃はずっとお稲荷さんの境内で遊んでいたそうです。その影響なのか、はたまたお狐様に憑りつかれているのか子供の頃から“お稲荷さん”が大好きで自分で作ったり、買ったりしてよく食べます。京都ではほとんどが三角ですが、なぜだか関東へ来ると四角い形に変わりますね、どちらの形でも好きですよ。具材にしても意外と種類があったりして、五目、胡麻、山葵、蓮根などなどお店によって油揚げの味付けも違いますからどれを選んでも楽しいので、デパ地下の閉店間際で半額表示されたお稲荷さんなんか見たら全部の種類を買ってしまいます。翌日は一日三食お稲荷さんのお稲荷さんデーだったりして・・・飽きたりしませんよ!
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しっかりと熟成したブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタンです。43年前に収穫された葡萄で造られているんですよ!なんだか時の流れにロマンを感じますね。ワインのオークションで落札した逸品です。色合いは、濃いめのロゼカラーに近い茶色が主体になりつつあるルビーカラー。香りは、前日に雨が降った晩秋の松茸山の香り。ドライのミュールやフランボワーズの香り、玄武岩などの鉱物の香り、わずかにヴァニラの香り。味わいは、柔らかな口当たりの穏やかな酸味を主として、品の良い鰹出汁のような旨味をしっかりと感じます。ふくよかな味わいが長期にわたって上手く熟成したピノノワールの特徴を伝えています。なんだか品の良い色気を感じる赤ワインでした。
銀次親分ファンの皆様、大変お待たせいたしました!久しぶりにマンマの味のピザやスパゲッティが食べたくて“ギャラリー・エフ”へ行ってきました。白ワインと共に、いつもの野菜を使った前菜3種、ピザを2種、スパゲッティを1種たいらげて、ちょっといい気分に酔ってしまいました。食後に葡萄(皮が薄く種もないのでそのまま食べられる品種の秩父山ルビー)を一房いただいたりして・・・ そうそう、夏になり暑さが増すと幻の看板猫になってしまいそうな銀次親分とも遊んでもらったし、なごやかな夜に大満足でした。
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久しぶりに夏向きの美味しいワインに当たりました。知り合いのインポーターが輸入している白ワインで2010年はほぼ完売の大人気だそうです。色合いは輝く緑色をおびたイエローカラー。香りは、レモンやライムの皮の香り、わずかにミネラルの香りもしますが、とてもクリーンで澄んだ香り。味わいは、やはりとても爽やかな酸が豊かで、直接的な果実味を感じます。樹齢の高い樹の葡萄を使っているので、爽やかさが単調にならず、奥行や広がりも伝えてくれています。ソーヴィニオンブランでロワールと言えばサンセールですが、もっと溌剌とした若さと弾けるようなニュアンスを持つワインでした。
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