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2012年10月13日 (土)

1986 グランエシェゾー

1986grandsechezeaux先日、面白い記事を見つけました。フィンランドのオーランド諸島沖のバルト海で、170年前に沈んだ難破船が見つかり、積み荷の中に数本のビール瓶が見つかりました。その船に積まれていたビール瓶2本の中身を解析してたフィンランドの研究チームが、その瓶の中で酵母がまだ生きているのを発見したという話。これにより原料の比率なども分析できるはずなので、当時に近いビールを再現できるかもしれないそうで、上手くできたら面白いですね!ちなみに一緒に見つかったシャンパーニュはオークションにかけられ史上最高価格で落札されたそうです。シャンパーニュも当時の濾過技術だと酵母が残っていると思うのですが・・・ そんな研究はされていないんでしょうかねぇ?

ロマネコンティの話 その4  コンティ公爵は、この葡萄園のワインを全て自家用に切り替え、市場から引き上げてしまいました。以降このワインは、コンティ公宮殿でしか味わえない特別な酒となったのです。ロマネコンティの名はここで生まれたのでした。コンティ公爵が芸術文化の世界の最大のパトロンだったことも、このワインの名声を一層高める一因となったのでしょう。哲学者のルソー、百科全書のディドロ、劇作家ボーマルシェらがコンティ公宮殿に出入りしており、モーツァルトもパリを訪れた際に公爵家で演奏をしているのです。(データ等は1999年サントリーの世界のワインカタログより参照させていただきました)

ロマネコンティのワイン達の中では、エシェゾーに次いで手軽な価格で飲めるグランエシェゾーです(とは言っても五大シャトー並の出費は覚悟しないといけませんが・・・)。華やかさや複雑さよりも重厚なイメージで、噛まないと呑み込めない(ソムリエ達は重いワインの事をこんな風に表現します)ような味わい。それなりに熟成しているにもかかわらず、このパワフル感は、やっぱりDRCだね!と評価せざるを得ませんでした。

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