NV ゾエミ ド スーザ ディスタンゲ
“レストラン アイ”で行われた“ゾエミ・ド・スーザ”のメーカーズディナーもデセールが出る頃には22時を過ぎ・・・ 時の立つのは早いものですね。ゾエミ・ド・スーザのそれぞれのシャンパーニュはどれも、優しく繊細で女性的、でも、“現代を美しく生きる女性たちへ・・・”と謳ってありますが、これってやっぱりフランスの女性なんでしょうね、日本女性と違って前に出て主張するような強さも感じ取れました。
この日は、シェフの静井さんもシェフソムリエの石田博さん(鹿児島でワインのお仕事らしい)も不在でしたが、十分に楽しませていただきました。以前からディナーをすべてシャンパーニュで楽しむことを推奨していた私としては最高の経験!メーカーズディナーは、楽しいだけでなくワインを造っている人と直接話すことができてとても勉強になります。実際に料理とのマリアージュを考えながら、葡萄畑や醸造所の話を聞きながら、素晴らしい3時間を過ごすことができました。関わってくださった皆さんに感謝!
画像を[いろいろ]“ゾエミ ド スーザ メーカーズディナー5”に掲載中です!
“レストラン アイ”でのゾエミ・ド・スーザのメーカーズディナー、その5本目、今回唯一のロゼのディスタンゲ(気品)。「ワイン造りの理念は、丹念な畑仕事と丹念なワイン造りに徹すること」丁寧な仕事とあふれる情熱こそがこのシャンパーニュの基礎となっています。セパージュは、シャルドネ90%、ピノノワール10%。シャルドネは発酵と熟成共にステンレスタンク、ピノノワールは醗酵と熟成ともに樽。ヴァン・ド・レゼルヴ30%。熟成期間は20ヶ月でMCRのドサージュは7~8g/ℓ。アサンブラージュで使ったシャルドネ、ピノノワールは共に2009年産。色合いは、濃いめのオレンジ系ロゼカラーで泡立ちは穏やかで長く続きます。香りは、フランボワーズやブラッドオレンジの果汁の香り、少し火を入れた蜂蜜の香り、エキゾティックなドライハーブの香り、わずかにミネラルの香り、広がりと深さとを感じさせる香り。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味、ほのかな苦味と渋味があり、わずかにドサージュの甘味が奥行を感じさせます。エレガントで華やかな味わいでした。
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