NV ヴァンサン カレ
ある日、焼き鳥を焼いていた時に、串に刺して焼くと串の持つところが以上に熱くなり(時には燃えることも・・・)持てなくなり困ることもしばしば。それならば、串に刺さずに焼いて後から串に刺してもいいではないかと思いました。また、ある日、魚の一夜干しを食べていた時に、魚を干すと旨味が強くなるのなら肉も干したり味噌に漬け込むと美味しくなる?で、考えついたのが、鶏のレバーとハツの味噌漬け、鶏腿肉の一夜干し!鶏のレバーとハツは血抜きなどの下処理をした後に味噌(今回は田舎味噌と八丁味噌を合わせたものを使用)に漬けます。冷蔵庫で2日後の漬け上がりは、水分も出て少し締まった感じで色も濃くなっています。鶏腿肉の方は、洗って良く水分を拭き取ったら、保存袋に調味料(日本酒、醤油、砂糖、青い部分を潰した葱、薄切りの生姜とニンニク)と入れ一晩冷蔵庫で置いて味を付けます。翌日(湿度の低い晴れた日がベスト)に調味液を拭き取った鶏腿肉を丸一日干します。後は、両方ともロースターでこんがり焼いて、レバーとハツはそのまま串に刺して、腿肉は適当な大きさに切ってから串に刺せば焼き鳥?の完成です。これ、凄く美味しいですよ!最近考案した料理の中では最上級の出来でしたから、ぜひやってみてください、お勧めです。
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焼き鳥に合うワイン、今回は味噌漬けなのでリオハの赤ワインなどがとても合いそうですが、シャンパーニュならぜひロゼをどうぞ!ロゼ・シャンパーニュには赤ワインのニュアンスも含まれていて、味噌や醤油を使った料理とのマリアージュも良好です。色合いは、濃いめのオレンジ系ロゼカラーで、泡立ちは穏やかに続きます。香りは、ドライなオランジュやシトロンの香り、オレンジの薔薇の香り、ミネラルの香りにわずかに香木の香り。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が豊かで、わずかに渋味と苦味を感じ、ほのかな甘味もあります。果実味はあるものの広がりや深みは少なく、爽やかで華やかなニュアンスを主に感じます。余韻も中庸で酸味が残ります。ロゼでありながらあまり強く主張していないタイプのシャンパーニュでした。
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kumiko 様
焼き鳥は大好きです!ハツ、レバー、砂肝、ボン尻(尻尾の付け根)、やげん(胸の軟骨)、せせり(首肉)、が好きです。そこら辺を楽しんだ後でねぎまにしようかなぁと思うので行きつけないことの方が多いです。
ローヌのタヴェルロゼも焼き鳥にピッタリですから一度お試しになってください!
投稿: カオール | 2012年12月13日 (木) 00時43分
ロゼは最近飲まないけれど、焼き鳥にもあうんですね。試してみようかな。
ただ私はレバーもモツも苦手。もっぱら正肉とネギマとつくねです。
投稿: kumiko | 2012年12月12日 (水) 19時57分