1996 パヴィヨン ブラン ド シャトー マルゴー
先日美味しそうなリンゴをいただきました。品種は、紅い陽光、黄色い金星、緑の王林の三種、生で食べてもとっても美味しいリンゴです。でも、すぐには食べられなかったのでジャムにすることにしました。よく洗って、皮を剥いて、半分はすりおろし、半分は5mm位の銀杏切りにして、紅いリンゴの皮(色素が移ってほのかにピンク色に染まります)、と蜂蜜と砂糖を一緒に耐熱ガラスの鍋で煮ます。風味が飛ぶので金属製の鍋は避けてホーローかガラスの鍋の使用が理想です。中火から弱火で2時間ほど煮れば出来上がりです。正確にはジャムではなく煮リンゴと言った方がいいかもしれません。甘さを控えめにしたので、たっぷりとパンに乗せて楽しみました。このリンゴの生食とは違う食べ方、簡単なので一度試してみてください!
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白ワインも熟成すると良くなるワインがあります。ブルゴーニュのモンラッシェなどは造り手によってどんどん美味しくなっていきます。ボルドーの白も同じように熟成していきます。今回のワインはそんなワインです。色合いは、枯葉色が見えるイエローカラーで、澱は見られない。香りは、キャラメルの香り、ドライにしたオランジュやパンプルムースの香り、ミネラルの香り、わずかにアルミニウムなどの金属的な香り。味わいは、穏やかな酸味がしっかりとあり、わずかに渋味と樽の苦味が感じられます。後味にはキャラメルのような甘苦さが長く続きます。16年の熟成は感じられずにまだまだの熟成が期待できます。
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