NV ゾエミ ド スーザ ブリュット メルヴェイユ
第1回シャンパーニュセミナー その2 今回セミナーの講師として参加することになった“わだえみワインスクール”での、シャンパーニュ講座。テーマはNM(ネゴシアン・マニュピラン)とRM(レコルタン・マニピュラン)。テーマに沿った説明だけでなく、よりシャンパーニュを楽しんでいただくための知識になればと思っています。テーマとしては、自社畑で丁寧に造られた葡萄をより個性的な味わいで仕立てあげるRMに対して、何時、誰が、何処で開けても同じ味を楽しめるようにと安定した味を目指すNM。最近ではRMを珍重するような業界の空気がありますが、どちらが良いかの優越を付けるのではなく、そのTPOに合ったシャンパーニュを選ぶ時の指標の一つの様に思います。to be continued
シャンパーニュセミナー2 シャンパーニュセミナーは4種類のシャンパーニュを試飲していただきました。その第2のアイテム、ネゴシアン・マニュピランのゾエミ・ド・スーザ・ブリュット・メルヴェイユ。本家のド・スーザはRMで、新しく設立したメゾンはNMと今回のテーマにピッタリです。自社畑で造った葡萄だけで丁寧に高品質のシャンパーニュを造り出してきた本家、葡萄造りは契約した優秀な農家に任せてより安定したシャンパーニュを生み出そうとする新しいメゾン。一度じっくりその違いを確かめてみたいものです。色合いは、輝くイエローカラー、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、果実味が豊かで、オランジュのコンフィの香り、トロピカルフルーツの香り、ミネラルの香り、リザーヴワインの量からすると熟成感は控えめに感じます。味わいは、爽やかな酸味と穏やかな酸味が混在し、旨味もしっかりあり深みのある味わいです。後味には渋味や苦味もあり、まとまりのあるニュアンス。鶏肉を使ったサラダや少しだけクリームを入れたパスタなどとのマリアージュが良さそうです。このシャンパーニュも乾杯の時だけでなくディナーの前半通じて楽しめますね!
« ローヌギャング | トップページ | NV ヴェルノンブラン ド ブラン »
「Mousseux」カテゴリの記事
- 2012 ランスロ ピエンヌ マリー ランスロ(2020.12.10)
- 2013 アンリショーヴェ ミレジム キュヴェ ノワール(2020.12.09)
- 2013 アンリショーヴェ ミレジム キュヴェ ブランシュ(2020.12.08)
- NV メアリー スチュアート キュヴェ ド ラ レーヌ(2020.12.07)
- 2004 シャルルエドシック ブラン デ ミレネール(2020.02.21)
「Travail」カテゴリの記事
- 1980 リースリング(2013.05.22)
- NV クレマンダルザス(2013.05.21)
- ソムリエになる為に一度は覚えるはずの問題 その03(2013.05.17)
- 2010 ピノノワール(2013.05.16)
- ソムリエになる為に一度は覚えるはずの問題 その02(2013.05.14)
コメント