2010 ゲヴュルツトラミネール
第1回アルザスワインセミナー その4 “わだえみワインスクール”でのアルザスワインセミナー。アルザスで使われている品種は、リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ミュスカのグランクリュに表示できるセパージュの4品種に加え、ピノブラン、シルヴァネールに唯一黒葡萄のピノノワール、赤ワインの生産量は10%未満で白ワイン王国と言ったところです。特産のフォアグラやシュークルートだけでなく手軽に、ソーセージやフロマージュなどと合わせて楽しめば最高に美味しいアルザスワインです!to be continued
アルザスワインセミナー4 今回のアルザスワインセミナーは6種類のワインを試飲していただきました。4番目は、アルザスワインの中で最も好きな、香りがとても強いので有名なゲヴュルツトラミネールです。このままパフュームにしてもよさそうな甘くトロピカルな香りですが、これをオード・ヴィーにするとなぜか海苔の佃煮の香りになってしまいます・・・?どうしてなんでしょうね?色合いは、淡いイエローカラー。香りは、ゲヴュルツトラミネール特有の香りのライチやトロピカルフルーツの香り、白胡椒やコリアンダーの種子の香り、パンプルムースやオランジュのコンフィの香り。香りに複雑性があり、とても豊かな香りです。味わいは、とてもドライ、爽やかな酸味と穏やかな酸味があり、苦味と旨味が感じられます。後味は、苦味と果実味が長く続きます。合わせる料理は、フォアグラのテリーヌや魚貝のグラタン仕立て、フロマージュ全般とのマリアージュも良く、香りを愛でながら快適に楽しめます。このワインは、よく冷やしても、少し温度が上がっても十分に魅力的な白ワインです。
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