2010 ピノノワール
第1回アルザスワインセミナー その5 “わだえみワインスクール”でのアルザスワインセミナー。アルザス地方は、ストラスブールが首府のバ=ラン県と、今回のワインが造られているワイナリーがあるトゥルクハイムにほど近いコルマールを首府とするオー=ラン県に分かれています。その町並みは、ドイツによくあるような木骨を組み漆喰で固めた木骨造の家屋が多く、ちょっとメルヘンチックなかんじです。畜産が盛んで葡萄畑が広がる山間部の素敵な街というイメージのアルザスですが、実はフランスで最も工業化が進んだ地域、意外ですね!to be continued
アルザスワインセミナー5 今回のアルザスワインセミナーは6種類のワインを試飲していただきました。5番目は、アルザスワインの中で唯一栽培されている黒葡萄のピノノワールです。ブルゴーニュでは有名なこの品種もアルザスでは10%前後と偉大な白ワインの陰に隠れてしまっています。色合いは、明るいルビーカラー。香りは、フランボワーズやスリーズの香り、プレーンな紅茶の香り、わずかに乳酸菌飲料の香り。味わいは、穏やかな酸味が主体で爽やかな酸味も感じられます。渋味は控えめで、後味にはわずかに苦味があり樽のニュアンスも感じられます。軽やかでエレガント。合わせる料理は、アルザスの特産品でもある色々なスパイスを混ぜ込んだソーセージが引き立てあってよりおいしく感じられそうです。
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