NV 一乃舩入
2013年桜の京都編最終回 最後はやっぱり京都のお弁当!今回も辻留の春のお弁当、都をどりは見ることができなかったけどお弁当の蓋に登場です。中には桜の花びらなど春の味がぎっしり詰まっていました。
今回はお天気にも恵まれ少し遅い桜を堪能できました。お土産として、日本酒、ハーブティー、季節の和菓子などを購入。帰宅翌日にはホテルの朝市から新鮮でおいしい野菜も届き、筍もいっぱい楽しめ、帰ってからもしばらくは京都の楽しかった思い出に浸っていました。いつもながら大満足の京都でした。
京都でお酒と言えば日本酒、メジャーな伏見だけでなく洛中にも多くの造り酒屋がありましたが、今では残り少ない蔵元のお酒をお土産にしました。高瀬川は江戸初期の1611年頃に豪商の角倉了以が開いた運河。高瀬舟の荷物をあげおろしする船溜まりを舩入りといい、川の起点の木屋町二条が“一乃舩入”(九カ所あった船溜まりの内、現存するのはここだけ)で、今回泊まった京都ホテルオークラのすぐ北にあります。高瀬川の船曳きが描かれた画がエチケットになっています。中には洛中最古の蔵元“松井酒造”の京都ホテルオークラオリジナル無濾過生原酒が入っています。色合いは輝きのある淡いイエローカラー。香りは、吟醸香が主体で、切った瓜のような瑞々しい香りもあります。味わいは、最初に柔らかな甘味があり、引き締まった酸味とわずかな苦味、ふくらみと奥行きも充分あり、芳醇と言っていい味わいです。少し重みがありますが、バランスが取れているので淡い味付けが多い繊細な京料理にぴったりに思いました。
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