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2013年ハロウィンTDS編3 ハロウィンの飾り付けをされた東京ディズニーシーの中にあるマゼランズ、今回は、マゼランズのメインゲートの前に係留されている大型船のガリオンの名前の付いたマゼランズのスペシャルコースと新世界という名のニューワールド(プリフィックス)をオーダーしました。今回の“ガリオン”は、北アフリカをテーマにして、スパイスをたくさん使ったメニューです。北アフリカ料理と言えば、モロッコのクスクスやタジンやタンジア、チュニジア料理の羊や玉子を使った料理がありますが、どれもないのはなぜ?まぁ、オペレーションや親しみやすさからスパイシーという点だけに絞ったのでしょうね。でも、さすがにTDSのフラッグシップのレストランですから十分に美味しくいただきました。to be continued
東京ディズニーシーのマゼランズのワインリストは、なかなかバランスよくヨーロッパの各国のワインを取り揃えています(自画自賛?)。これだけの色々なワインを楽しめるのはワイン好きには嬉しいものです。
マゼランズのコース料理と一緒に楽しんだのは、ネゴシアンマニュピランのピペエドシック、女優マリリンモンローが「毎晩寝る前にシャネルNo.5をつけ、毎朝ピペエドシックの1杯で目覚める」“Before going to bed I am certainly smothered "Chanel No.5",and being a morning with glass of champagne Piper-Heidsieck”と言ったとか・・・ 色合いは、輝きのあるゴールドカラーで泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、完熟したフレッシュのパンプルムースやシトロンの香り、京都のすぐきのような少し熟成したリザーヴワインの香り、わずかにヴァニラや醗酵バターのような香りもあります。味わいは、穏やかな酸味が支配的、わずかに苦味を感じ、ドサージュのほのかな甘味も魅力的です。後味は、熟成したニュアンスが長く続き、料理の味を引き立てるかのようです。朝シャン用としては少し重いような気もしますが、アンニュイな雰囲気を残しながらの目覚めには良いかもしれませんねぇ。
2013年ハロウィンTDS編2 ハロウィンの飾り付けをされた東京ディズニーシー、その中にありながら何故か私が昔ソムリエをしていたマゼランズは、いつもと変わらない落ち着いた雰囲気のまま、確か以前はハロウィンの特別メニューがあったような気がしますが・・・ それはともかく、TDSの中で最もクオリティが高いこのマゼランズでディナーです。最初にシャンパーニュをオーダーして、コースはニューワールドとガリオン。ワインリストは相変わらず見慣れたワインがほとんど、一新できないものですかねぇ?付いてくれたキャストさんはレベルが高くて感心感心、パンが温かくなっていたのも進歩です。私がいた頃のキャストさんには会えなかったけど懐かしい気分でディナーを楽しめました。to be continued
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先日行われた今年度のソムリエ資格認定試験、ソムリエはデカンタージュの実技があります。想定された赤ワインをデカンタージュしてサービスするというもので、今年は2006年シャトー・ポンテカネだったそうです。
で、実際に受験者がデカンタージュを行ったのがこのワイン(受験した生徒さんにいただきました)。世界ソムリエ協会会長田崎真也さんがオーナーのインポーターが輸入しているボルドーの赤ワイン。色合いは、輝きのあるガーネットカラー。香りは、完熟したフレッシュのスリーズやグロゼイユ等の香りがしっかりとあり、サパン等のメントール系の香り、ヴァニラやカカオのような樽の香りもかんじます。味わいは、果実味が豊かで、穏やかな酸味が支配的、柔らかな渋味が(一度デカンタージュしているから?)苦味だけでなくほのかな甘味。後味は、コーヒーの様な苦味が長め。ボリューム感は控えめながらバランスが良く好感が持てる赤ワインでした。澱はないので、トランスバージュした方がよりふくよかさを楽しめるかもしれません。
ソムリエは、お店でお客様がお飲みになったワインをテイスティングする機会があります。時々、多めにいただいた場合などはしっかりとデータを取る為にも味わって勉強させていただいています。今回はそんなシャンパーニュです。
ビオディナミで天然酵母を使用した、自然に任せて作られたシャンパーニュ。ピノムニエ60%、ピノノワール25%、シャルドネ15%で、このドサージュをしていないものの他にドサージュをしたものもラインナップに加えています。色合いは、輝く淡いゴールドカラーで泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、パンプルムースやシトロンのコンフィの香り、ミネラルの香り、わずかにブリオッシュの香りもします。味わいは、しっかりした穏やかな酸味が支配的で、ほのかな甘味と苦味にわずかな渋味。後味は、酸味と苦味が長め。バランスが良く落ち着いた華やかさを感じさせる優しい味わいのシャンパーニュでした。
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明日は、ソムリエ資格認定試験の二次試験。私と一緒に勉強した人たちの中で3名が一次試験を突破し、二次試験に挑みます。ソムリエの資格を狙う人は、テイスティングを数種類とデキャンタージュの実技があります。落ち着いて試験を受けて合格してほしいと思います。私が資格を取ってからすでに14年、資格を持ったソムリエが増え続けていますが、今年も1000人以上増えるんだろうなぁ・・・
今回は、試験のテイスティングに登場するはずがないシャブリのグランクリュ、その中でもレ・プリューズとヴォーデジールの間、ロンデ・パキが単独所有(モノポール)、醸造は、アルベール・ビショーが担当するムートンヌです。試験にも登場したことがある重要なシャブリ地区の最上級の白ワインの一つです。色合いは、輝くゴールドカラー。香りは、パンプルムースや黄桃のような香り、木樽発酵のヴァニラのかおり、マロラクティック醗酵の乳酸菌飲料のような香り、もちろんシャブリの特徴の火打石の香りもあります。味わいは、柔らかな酸味が豊か、しっかりとした甘味を伴うコク、わずかに胡桃の薄皮のような渋味と苦味がアクセントになり広がりと深さをもたらしています。さすがにシャブリの最高峰の一つに数えられるだけあって、香りや味のボリューム感が高レベルで存在する素晴らしい白ワインでした。
初めて?前売り券を買って、初日の一番最初の回に映画を観に行きました!アニメーションで何度かTV放送され、アニメーション映画にもなった“キャプテン・ハーロック”! 今回は、フルCGでの大作になって甦りました。内容は全宇宙を敵に回した宇宙海賊のキャプテン・ハーロックが宇宙を救うという話、壮大なスケールの中で戦う男のカッコよさが感動的! 難を言えば、知っている俳優の声優としての起用は本人の顔が浮かんできて、あまり好きになれません。まぁ、その点を除けば、新しい方向性を示したこの映画はお気に入りの一本になりそうです!(でも、やっぱり、主題歌は♪宇宙の海は俺の海・・・ かな?)
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