2000 ドゥラモット ブランドブラン
京都の“くりた”で京料理と一緒に楽しんだシャンパーニュ。20世紀の100年間で34ヴィンテージが造られただけというこだわりを持っているサロン、その造られなかった年の葡萄は、兄弟会社ともいえるドゥラモットのヴィンテージとして、サロンの醸造チームが造っているそうです。そのためドゥラモットの品質も高く人気があるようです。
2000年はサロンが造られなかった年、当然その年の葡萄はドゥラモットとしてリリースされることになりました。なんだか飲む前からワクワクしてきますね!色合いは、少し濃いめのゴールドカラー、泡立ちは穏やかに長く続きます。香りは、さすがにミネラル香がしっかり、10年以上の熟成で穏やかな熟成香、アプリコットや黄桃のコンフィのようなフルーツの香り、香りのレベルが高く芳醇です。味わいは、果実味が豊かで、わずかに苦味と渋味があり絶妙なドサージュの甘味も感じます。熟成感とミネラル感とフルーツ感にまとまりがありとても奥行の広さを感じます。わずかな差でサロンになれなかったこのドゥラモットはお買い得でしょうね!京料理の出汁の味を壊さず、とても良好なマリアージュを示してくれた、とっても美味しいシャンパーニュでした。
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